~DanceとSakeを愛する者のメモ~      Dance studio R
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ことしに入って、ぼちぼちと読みはじめていた
プリーモ・レーヴィ「予期せぬ時に」
本の装丁がとても美しく
手に入れたものの
内容は本の重さを上回るほどの重量級
アウシュヴィッツ強制収容所から
奇跡的に生還した
イタリア人作家さんの遺書であった



強制収容所は1940〜1945年にソ連軍によって
解放されるまで凄惨な場所であった

90%がユダヤ人、
約90%の命が失われた
そこから生還出来たものは約50,000人

その中のひとり

1943年に捕まり、44年に収容されて45年に解放
その後、ソ連を転々とした後に帰国

ここまで書いておきながら何だが
いざ、蓋を開けてみると

1943年2月からはじまる詩は
『あっけらかん』とさえ感じるような表現で
美しい文体

詩の一節に
「石油の虹色の膜」を見つける

そうだ!そうだ!忘れていた
子どもの頃に見たキラキラした虹色を
何色がすきかと、稀に聞かれるが
そうそう、こういう色がすきなんだ
手の届かない虹色

先日、日本の某テレビ局が
はじめて、アウシュヴィッツ強制収容所の
未公開エリアを撮影したと言う話題で
この本を思い出した訳だが

〜人は死んだら星になる〜

みんな星✨になっていることだろう
ことを願ってやまない
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