~DanceとSakeを愛する者のメモ~      Dance studio R
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年末と言えば・・・
【第九】だったはずが・・・

12月22日の放送をすっかり見逃してしまった!!ので、まとめてみました。



創立50周年を迎える東京バレエ団が50周年記念シリーズ第7弾として、モーリス・ベジャールが創作したベートーヴェンの『第九交響曲』。
兄弟カンパニーであるモーリス・ベジャール・バレエ団と共演するだけでなく、世界的マエストロ、ズービン・メータ指揮によるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏を担当。
総数80人余りのダンサーにオーケストラ、ソロ歌手、合唱団を加えた総勢350人に及ぶ大規模なスケール、豪華陣容で贈る。往来のバレエ公演の枠を超えた鳥肌必至の壮大なスペクタクル!!









「第九交響曲」は、50年前の1964年、煌めくような才能とパワーを漲らせていた当時37歳の振付家モーリス・ベジャールがベートーヴェンの人間賛歌「第九交響曲」に敢然と挑み、歴史的な成功を収めた作品です。
自らが率いる20世紀バレエ団によって初演したのはブリュッセルの王立サーカス。若き日のベジャールはオペラハウスの観客数をはるかに凌ぐ大観衆を想定した会場で、本作をより多種多彩な人々を巻き込む“祭典”の場にと意図したのです。
実際、この作品は以降も、パリのパレ・デ・スポール、ブリュッセルのフォレスト・ナショナル、モスクワのクレムリン宮殿など、あえて大人数を収容できる会場を選んで上演され、さらにはヴェネチアのサン・マルコ広場、ヴェローナ闘技場、メキシコ・オリンピック・スタジアムなど野外の歴史的祭典の場にも移って、一部のバレエ・音楽ファンにとどまらない幅広い観客を魅了してきました。



通常のバレエ公演では舞台前のピットに配置されるオーケストラが、ここでは舞台奥にしつらえられた階段に合唱団を伴って上がり、その前面でダンサーたちが躍動的な踊りを繰り広げます。
ベジャールは4つの楽章にそれぞれ“地”“火”“水”“風”を象徴させ、舞台に神秘学的な宇宙絵図を展開します。
それぞれは実力の拮抗したソリストと群舞によって踊られ、第4楽章の最後には彼らが一堂に会して、興奮が頂点に達したところで“歓喜の歌”へ、そして熱狂的なファランドールへとなだれ込んでいきます。
80人という出演ダンサーの数も大規模ですが、個性と実力が伯仲したソリスト陣とそれ自体が強靱さをもつ群舞に至るまで、何層もの踊り手の厚みがあってこそ上演できるのがこの「第九交響曲」です。
舞踊と音楽がまるごと観客の現前に立ち現れ、すべてが一体となって、人類の遺産ともいうべき楽聖ベートーヴェンの傑作を奏でる。これは従来のバレエ公演やコンサートの興奮を何十倍も凌ぐ壮大なスペクタクルです。


公益財団法人日本舞台芸術振興会より

東京バレエ団/モーリス・ベジャール・バレエ団
振付指導:ジル・ロマン(モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督)、ピョートル・ナルデリ
指揮:ズービン・メータ 演奏:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
独唱:クリスティン・ルイス(ソプラノ)、藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)、ペーター・スヴェンソン(テノール)、アレクサンダー・ヴィノグラードフ(バス)
合唱指揮:栗山文昭
合唱:栗友会合唱団
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