~DanceとSakeを愛する者のメモ~
Dance studio R
魅力的な公演を上演してきた
彩の国さいたま
中止が発表された、イスラエル・ガルバンとカーンの公演は非常に残念ではあるが
以降も興味深いプログラムが予定されている。
プロデューサーの 佐藤まいみ さんのインタビュー記事が素敵な写真付きでUPされている
この10年の歩みと2016年~2017年度ラインアップを語る
http://www.ballet-factory.com/takahashi/new/035.html
ballet factory
佐藤まいみさんは1980年代にフランスでダンスの制作に携わり、帰国後横浜市開港130周年記念「ヨコハマ・アート・ウェーブ’89」アーティスティック・ディレクターに就任。以後、神奈川国際舞台芸術フェスティバルプロデューサー(神奈川芸術文化財団)、「フランスダンス’03」フェスティバル代表プロデューサー、「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」ディレクター(2012年&2015年)などの要職を歴任されてきました。2005年にフランス文化勲章オフィシェ受章。現在は彩の国さいたま芸術劇場プロデューサーとしてダンス公演のプロデュースに当たられています。
彩の国さいたま
中止が発表された、イスラエル・ガルバンとカーンの公演は非常に残念ではあるが
以降も興味深いプログラムが予定されている。
プロデューサーの 佐藤まいみ さんのインタビュー記事が素敵な写真付きでUPされている
この10年の歩みと2016年~2017年度ラインアップを語る
http://www.ballet-factory.com/takahashi/new/035.html
ballet factory
佐藤まいみさんは1980年代にフランスでダンスの制作に携わり、帰国後横浜市開港130周年記念「ヨコハマ・アート・ウェーブ’89」アーティスティック・ディレクターに就任。以後、神奈川国際舞台芸術フェスティバルプロデューサー(神奈川芸術文化財団)、「フランスダンス’03」フェスティバル代表プロデューサー、「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」ディレクター(2012年&2015年)などの要職を歴任されてきました。2005年にフランス文化勲章オフィシェ受章。現在は彩の国さいたま芸術劇場プロデューサーとしてダンス公演のプロデュースに当たられています。
2016.3.7公開
出演:土屋太鳳
振付:辻本知彦
プロデューサー:秋山直樹
監督:小山巧
撮影:谷詩文
照明:藤田昌樹
ヘアメイク:新宮利彦(Surge Creators)
スタイリスト:早川すみれ
衣装協力:チャコット
MV再生回数24億回、グラミー賞2度のノミネート歴、全米チャート1位獲得の実績を誇り、最新アルバム『ディス・イズ・アクティング』は全世界50カ国以上のiTunesチャートで1位を記録し、主要9カ国のアルバム・チャートでトップ10入りを果たすなど、今最も注目されている“顔なき”シンガー・ソングライター=シーア。最新アルバムより、女優・土屋太鳳が出演する「アライヴ」の日本版ミュージック・ビデオが公開!
情熱大陸で見た時の印象とはかなり違う感じ
振り付けが、辻本知彦さんであることにも注目
M1 コンタクト コンテンポラリーダンス・フェスティバル
2015年は11/26~12/12にかけて行われました。
2010年にT.H.E Dance Companyを率いる振付家クイック・スィブンのイニシアチブによって設立されたシンガポールの国際ダンスフェスティバル。ダンス作品を見るだけではなく、感じ、行い、考えることを指針としている。約30のテクニック・クラス、ワークショップ、そして国際シーンで活躍するアーティストによる公演が行われる。
http://the-contact.org/shows/
Video有り
クイック・スィ・ブン
シンガポールにおけるコンテポラリーダンスの普及をリードしてきた
2007年にスペインからシンガポールに帰国
私が帰国した当時、シンガポールではまだ「コンテンポラリーダンスは難しくて、理解できなくて、楽しめない」という反応が大半でした。その印象を変えるには、カンパニーの活動だけでは十分ではなかった。こうした状況はシンガポールだけのことではなく、近隣の東南アジア全体でもっと国際的な視野からコンテンポラリーダンスについて考え、教育する機会をつくることが必要だと思いました。ですから、初めから“国際フェスティバル”をイメージしてM1 CONTACTを立ち上げました。素晴らしいアーティストに出会うと、人は情熱的になり、他人にも伝えたくなりますから。と同時に、私は常に「ここから何を学ぶことができるか」を自問自答しています。
ですよねーですよねー
現在でも「コンテンポラリーダンスは難しくて、理解できなくて、楽しめない」というような言葉を耳にします。
ターゲットマーケティングのように、どこに向けて発信するか発信側が明確なビジョンを持つことも必要かもしれません。
2015年は11/26~12/12にかけて行われました。
2010年にT.H.E Dance Companyを率いる振付家クイック・スィブンのイニシアチブによって設立されたシンガポールの国際ダンスフェスティバル。ダンス作品を見るだけではなく、感じ、行い、考えることを指針としている。約30のテクニック・クラス、ワークショップ、そして国際シーンで活躍するアーティストによる公演が行われる。
http://the-contact.org/shows/
Video有り
クイック・スィ・ブン
シンガポールにおけるコンテポラリーダンスの普及をリードしてきた
2007年にスペインからシンガポールに帰国
私が帰国した当時、シンガポールではまだ「コンテンポラリーダンスは難しくて、理解できなくて、楽しめない」という反応が大半でした。その印象を変えるには、カンパニーの活動だけでは十分ではなかった。こうした状況はシンガポールだけのことではなく、近隣の東南アジア全体でもっと国際的な視野からコンテンポラリーダンスについて考え、教育する機会をつくることが必要だと思いました。ですから、初めから“国際フェスティバル”をイメージしてM1 CONTACTを立ち上げました。素晴らしいアーティストに出会うと、人は情熱的になり、他人にも伝えたくなりますから。と同時に、私は常に「ここから何を学ぶことができるか」を自問自答しています。
ですよねーですよねー
現在でも「コンテンポラリーダンスは難しくて、理解できなくて、楽しめない」というような言葉を耳にします。
ターゲットマーケティングのように、どこに向けて発信するか発信側が明確なビジョンを持つことも必要かもしれません。
「人はなぜ、踊るのか」
『VOGUE JAPAN』3月号に特集記事が載っていたので購入してみた!
http://www.vogue.co.jp/lifestyle/interview/2016-02-09#moveto
本誌になかった、インタビュー記事をWeb上に発見
今、世界が注目するユニット、AyaBambiの原点。
マドンナとともに世界ツアーを巡り、その合間のわずかな帰国タイミングには、大晦日の紅白歌合戦で椎名林檎のクールなパフォーマンスを支える。今、まさに世界を股にかけて活躍するパフォーマンスユニット、AyaBambi。「他の人がやっていないこと、自分たちが好きなこと」その二つを追求してきた結果に、今の二人の“あり方”があるという。ダンスという枠を超えて、表現を続ける二人の核にあるものとは?
—手の動きが大半を占めるきれのある表現が特徴ですが、そのスタイルはどのようにして生み出されたのですか?
アメリカで4年間さまざまなダンスを学んだのですが、たくさんのルールに従い、決められた衣装で踊らなければならないことに少しずつ息苦しさを感じ始めてしまいました。ファッションやメイクも好きなので、汗だくになってそれが台無しになってしまうのもいやだったし、ヒールも履きたかった。それで何か違うことをやりたいと思ったんです。手のポーズをメインに、自分たちの身体を通して表現したらおもしろいな、と感じることをやっています。それが “ダンス”と呼べるのかどうかはわからないのですが。
—“ダンス”ではない?
“どのジャンルのダンスなのですか?”とよく聞かれるのですが、どれにも当てはまらない。ダンスに限らず、なぜ皆表現をカテゴライズしたがるのでしょうか。やりたいことをやっているだけなんです。
—なぜ身体で表現をするのでしょうか?
自分が好きなものを表現しやすいのが身体を動かすことだったんです。ことばが一番伝わりやすいとは思いますが、最初に目に入るのは見た目です。
—どういうものが表現のインスピレーション源になるのですか?
映画はよく見ますね。作品の内容というよりも、登場人物の動作や表情が気になります。あとは、マネキンなど、動かないものを見るのが好きです。セクシーだと思います。人間味が溢れる、オーガニックなイメージのものは嫌いですね。
AyaBambi、マドンナを語る。
—お二人の出会いは?
Ayaがあるオーディションで1人だけ気になったのがBambiだったんです。個性的な雰囲気で印象に残りました。
—役割分担はあるのですか?
Ayaが振り付けをするのですが、Bambiが振りに加えてAyaが関心を持ったことなどもちゃんと覚えていて、ふとした時に思い出させてくれます。2人の感覚が合っているので意見がぶつかることもありません。1人よりも2人でやる方が楽しいです。
—2月に来日するマドンナのワールドツアー「Rebel Heart Tour」への出演が話題ですが、マドンナに対してはどういう印象をお持ちですか。
ダンスをやっているマドンナの娘さんがインターネットで私たちの動画を見つけて彼女に推薦してくれたのですが、自分がいいと思ったら余計なことは考えず、迷いがないんです。声をかけていただいてうれしく思っています。新しいことをやってみようという意志が強い方なのですごく好きです。振りも一生懸命練習するんですよ。
—今後の夢は?
このまま2人で人がやっていないようなおもしろいことができたら、と思います。自分たちが好きだ、と思ったことを忘れないようにしたい。
『VOGUE JAPAN』3月号に特集記事が載っていたので購入してみた!
http://www.vogue.co.jp/lifestyle/interview/2016-02-09#moveto
本誌になかった、インタビュー記事をWeb上に発見
今、世界が注目するユニット、AyaBambiの原点。
マドンナとともに世界ツアーを巡り、その合間のわずかな帰国タイミングには、大晦日の紅白歌合戦で椎名林檎のクールなパフォーマンスを支える。今、まさに世界を股にかけて活躍するパフォーマンスユニット、AyaBambi。「他の人がやっていないこと、自分たちが好きなこと」その二つを追求してきた結果に、今の二人の“あり方”があるという。ダンスという枠を超えて、表現を続ける二人の核にあるものとは?
—手の動きが大半を占めるきれのある表現が特徴ですが、そのスタイルはどのようにして生み出されたのですか?
アメリカで4年間さまざまなダンスを学んだのですが、たくさんのルールに従い、決められた衣装で踊らなければならないことに少しずつ息苦しさを感じ始めてしまいました。ファッションやメイクも好きなので、汗だくになってそれが台無しになってしまうのもいやだったし、ヒールも履きたかった。それで何か違うことをやりたいと思ったんです。手のポーズをメインに、自分たちの身体を通して表現したらおもしろいな、と感じることをやっています。それが “ダンス”と呼べるのかどうかはわからないのですが。
—“ダンス”ではない?
“どのジャンルのダンスなのですか?”とよく聞かれるのですが、どれにも当てはまらない。ダンスに限らず、なぜ皆表現をカテゴライズしたがるのでしょうか。やりたいことをやっているだけなんです。
—なぜ身体で表現をするのでしょうか?
自分が好きなものを表現しやすいのが身体を動かすことだったんです。ことばが一番伝わりやすいとは思いますが、最初に目に入るのは見た目です。
—どういうものが表現のインスピレーション源になるのですか?
映画はよく見ますね。作品の内容というよりも、登場人物の動作や表情が気になります。あとは、マネキンなど、動かないものを見るのが好きです。セクシーだと思います。人間味が溢れる、オーガニックなイメージのものは嫌いですね。
AyaBambi、マドンナを語る。
—お二人の出会いは?
Ayaがあるオーディションで1人だけ気になったのがBambiだったんです。個性的な雰囲気で印象に残りました。
—役割分担はあるのですか?
Ayaが振り付けをするのですが、Bambiが振りに加えてAyaが関心を持ったことなどもちゃんと覚えていて、ふとした時に思い出させてくれます。2人の感覚が合っているので意見がぶつかることもありません。1人よりも2人でやる方が楽しいです。
—2月に来日するマドンナのワールドツアー「Rebel Heart Tour」への出演が話題ですが、マドンナに対してはどういう印象をお持ちですか。
ダンスをやっているマドンナの娘さんがインターネットで私たちの動画を見つけて彼女に推薦してくれたのですが、自分がいいと思ったら余計なことは考えず、迷いがないんです。声をかけていただいてうれしく思っています。新しいことをやってみようという意志が強い方なのですごく好きです。振りも一生懸命練習するんですよ。
—今後の夢は?
このまま2人で人がやっていないようなおもしろいことができたら、と思います。自分たちが好きだ、と思ったことを忘れないようにしたい。
1月30日、31日に上野の東京文化会館で開催される『ON-MYAKU 2016 -see/do/be tone-』は、一風変わった試みだ。振付家・コンテンポラリーダンサーの白井剛の呼びかけによって始まった本企画は、ピアニストの中川賢一とライゾマティクス所属のプログラマー堀井哲史を迎えて「音の視覚化」を追求している。スティーヴ・ライヒやヤニス・クセナキスといった現代音楽の名曲を演目に並べ、それらを演奏する中川の、例えば脳波を測定した映像に呼応するように白井がダンスをする――。それをクラシック音楽の殿堂とも呼ばれる歴史的な会場で行おうというのだから、三名が作り出そうとしているのは、ダンスと音楽と映像が絡み合う、2016年の前衛芸術と言えるかもしれない。
2016年1月30日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
2016年1月31日(日)OPEN 14:30 / START 15:00
会場:東京都 上野 東京文化会館 小ホール
構成・振付・ダンス:白井剛
音楽構成・ピアノ:中川賢一
映像演出:堀井哲史(ライゾマティクス リサーチ)
料金:
一般 S席4,500円 A席3,500円
友の会会員 S席4,000円 A席3,000円
学生 S席3,500円 A席2,500円
65歳以上・ハンディキャップ S席4,000円
http://kimonodancem.wix.com/kimonodance#!artist/c2414
染織着物アーティストの榎本多賀とコンテンポラリーバレエダンサー苫野美亜の共同作品「もののあはれ」を上野の森美術館・京都国立博物館にて開催
染織着物アーティストの榎本多賀とダンサーの苫野美亜が共同で創り上げる舞台作品「もののあはれ」を2月に上野の森美術館にて、
3月には京都国際舞台芸術祭のフリンジ企画として京都国立博物館庭園にて上演致します。
山海塾舞踏手の松岡大、チェリストの坂本弘道を迎え、日本的感性「もののあはれ」を着物×ダンスという表現で意欲的に追求する作品。
《東京公演》
日時: 2016年2月27日(土) ①11:00 ②13:00 ③15:00
2月28日(日) ①11:00 ②13:00
※開場は各開演時間の30分前 ※上演時間約60分
会場: 上野の森美術館ギャラリー 地図Click
〒110-000 東京都台東区上野公園 1-2
JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
入場料: 前売り2,500円/当日3,000円
染織着物アーティストの榎本多賀とコンテンポラリーバレエダンサー苫野美亜の共同作品「もののあはれ」を上野の森美術館・京都国立博物館にて開催
染織着物アーティストの榎本多賀とダンサーの苫野美亜が共同で創り上げる舞台作品「もののあはれ」を2月に上野の森美術館にて、
3月には京都国際舞台芸術祭のフリンジ企画として京都国立博物館庭園にて上演致します。
山海塾舞踏手の松岡大、チェリストの坂本弘道を迎え、日本的感性「もののあはれ」を着物×ダンスという表現で意欲的に追求する作品。
《東京公演》
日時: 2016年2月27日(土) ①11:00 ②13:00 ③15:00
2月28日(日) ①11:00 ②13:00
※開場は各開演時間の30分前 ※上演時間約60分
会場: 上野の森美術館ギャラリー 地図Click
〒110-000 東京都台東区上野公園 1-2
JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
入場料: 前売り2,500円/当日3,000円
全裸で白鳥の湖を踊るバレエダンサー
全裸だけど、見えそうで見えない・・・小型無人飛行機ドローンが右往左往
BUYMA(日本にいながら日本未入荷,海外限定モデルなど世界中の商品を購入できる 海外ファッション通販No1サイト)のCMです
なぜ人は、白鳥の湖で遊ぶのか・・・世界共通??
全裸だけど、見えそうで見えない・・・小型無人飛行機ドローンが右往左往
BUYMA(日本にいながら日本未入荷,海外限定モデルなど世界中の商品を購入できる 海外ファッション通販No1サイト)のCMです
なぜ人は、白鳥の湖で遊ぶのか・・・世界共通??
タネツ・プラハ
Tanec Praha
http://www.tanecpraha.cz
プラハで最も有名なダンス&フィジカルシアターのポネツ・シアター(Ponec Theatre)を運営し、毎年6~7月には国際フェスティバルを開催。また、国内の若手振付家の発掘を目的としたチェコ・ダンス・プラットフォーム(Czech Dance Platform)を開催するなど、チェコのコンテンポラリーを牽引するタネツ・プラハ(Tanec Praha)のディレクター、イヴォーナ・クロイツマノーヴァにインタビュー。
聞き手:岩城京子[ジャーナリスト]
──1989年11月のビロード革命で共産党体制が崩壊し、チェコは民主化への道を歩み始めます。同年夏にプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルの主催者であるCity Agency PKS(プラハ市文化センター)が、そのプログラムに初めてダンスを組み込むことを決定したばかりでした。この年が、チェコのコンテンポラリーダンスの節目になったように思います。
そのとおりです。革命以前、チェコのコンテンポラリーダンスはすべて地下活動として行われていたため、プロの芸術表現とはみなされていませんでした。私自身が在籍していたカンパニーも、週6日もマーサ・グラハム・テクニックのレッスンを行っていたにもかかわらず、プロの集団とは認識されていませんでした。その他、イサドラ・ダンカンやホセ・リモーンのテクニックを訓練するカンパニーもありましたが、やはりアマチュアの集まりだと思われていました。当時のチェコで芸術としてみなされていたダンスは、ロシアの伝統を受け継ぐバレエか、あるいは伝統的な民族舞踊のみ。“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていたのです。けれど89年を境に、この保守性が変わっていきました。
チェコにコンテンポラリーダンスを真っ先に紹介したのは振付家のイリ・キリアンです。プラハ生まれの彼は、プラハ市文化センターを説得し、自身が主宰するネザーランド・ダンス・シアターのジュニア・カンパニー(NDT2)を、89年のプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルに送り込みました。そのキリアンの公演に心を打たれた私は、これこそチェコの新世代のダンスだと思いました。そして翌90年から、ミュージック・アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツでダンス史とドラマツルギーを学ぶかたわら、同フェスティバルの広報担当として仕事を始めたのです。ただ当時、母国のメディアにコンテンポラリーダンスを売り込むのは至難の業でした。「それってディスコ・ダンスとどう違うの?」と聞かれて困ったこともあります(笑)。コンテンポラリーダンスに対しての知識が皆無に等しかったんです。
──タネツ・プラハ・フェスティバルには「International Festival of Contemporary Dance and Movement Theatre(国際コンテンポラリーダンス&ムーヴメント・シアター・フェスティバル)という副題が付いています。なぜあえて「ムーヴメント・シアター」という言葉を付け加えたのでしょうか。
信じられないでしょうが、プラハ市内には100を超える劇場があります。そのほとんどの劇場では、演劇の古典演目が繰り返し上演されています。ムーヴメント・シアターという単語をフェスティバル名に加えることで、私はこうした保守的な演劇界に新たな視野を与えたいと思いました。つまり、戯曲がなくても、台詞がなくても、「シアター」は成立するという当たり前の意見を伝えたかった。こうした意見は、1995年にロイド・ニューソン率いるDV8がタネツ・プラハ・フェスティバルに初登場して『エンター・アキレス』を上演した後から急速に広まっていきました。DV8の公演を目の当たりにして、プラハの観客はダンスもシアターの一部であるという事実をハッキリと認識したのです。あのときは興奮しました。DV8を見るために、有名な劇場俳優から映画監督までチケットを求めてきたんですから! 間違いなくロイド・ニューソンは、プラハのコンテンポラリーダンス界に影響を与えた振付家のひとりです。彼の作品を介して、プラハの観客はダンスが単なるムーヴメントの訓練じゃないということを知りました。
──28年に及ぶタネツ・プラハ・フェスティバルの歴史から、他に転機となった公演をいくつか挙げていただけますか。
フェスティバル設立当初は、素晴らしいレパートリーを誇るジュネーブ・バレエ団を幾度となく招聘し、彼らの舞台を介して一流振付家の作品を紹介していました。中でもオハッド・ナハリンの作品はいつもプラハの観客に熱烈に受け入れられました。オハッドが率いるバットシェバ・ダンス・カンパニーの若手によるバットシェバ・アンサンブルを99年と2004年にプラハに招聘していますが、どちらも大成功を収めています。今年になってようやくメイン・カンパニーの『LAST WORK』をここで上演できて、本当に嬉しく思います。他に転機となった公演としては、共に1993年に上演されたマギー・マランによる『May B』とビル T.ジョーンズ&アーニー・ゼーン・カンパニーによる『D-Man in the Water』でしょうね。サミュエル・ベケットの作品に着想したマランの公演は観客の半分は寝ていましたが(笑)、残り半分は熱心に舞台を見ていました。ビル T.の公演も、ダンサーが全員全裸という当時のプラハの観客にとっては挑戦的な内容であったにも関わらず、きちんと作品の芸術性が受け入れられたように思います。この頃から、私は観客が育ってきている手応えを実感するようになりました。
──タネツ・プラハ・フェスティバルではアンジェラン・プレルジョカージュからセビアン・グローバー、ジョセフ・ナジからミハイル・バリシニコフに至るまで、幅広いアーティストを招聘しています。プログラミング方針を教えてください。
第1に作品のクオリティが高いことです。個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度があります。その証拠にダンスの専門家が10人集まり議論をしたら、間違いなくその10人はクオリティの高さに関して同意するはずです。第2に作品の意図をプラハの観客が受け入れられるかどうかです。ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。そのためフェスティバルの最初の数年間は、実験的な作品を招聘することを控えました。第3はなるべく身体的強度の高い作品を招聘すること。私自身、ダンスを学んでいたこともあり、どれだけコンテンポラリーダンスの身体言語を習得するのが長くて苦労の多い道のりかを知っています。だからこそ素晴らしい身体表現を獲得したダンサーを目にするのは、私にとってこの上ない喜びなんです。でも近年は、身体性がそこまで強くない、コンセプチュアルな作品もプログラムするようにしています。ここ10年は、既に述べた指針に加えて「多様性」という観点も重視しているからです。
performing arts Network Japanより
http://performingarts.jp/J/pre_interview/1509/1.html
“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていた。
個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度がある。
ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。
実に興味深いことです。
ロイド・ニューソン DV8は好きなカンパニーだ。まるで無声映画を見ているかのような作品群。
躍動感溢れる身体表現は見ていて爽快な気分になる。
コンテンポラリーダンスにおいての絶対的価値基準とは・・・
最終的には、個人的好き嫌いに回帰するのではなかろうか。
Owen PallettのPVに登場するのは、
New York City balletのダンサー
カテゴリー分けする必要があるのなら、コンテンポラリーダンスに分類されるのでしょうか。
ダンスをやっていない方からの紹介でした。
分かっちゃあいるけど、
見る側からすると、ダンスのクオリティにはテクニカル要素が必要不可欠なのか。
Tanec Praha
http://www.tanecpraha.cz
プラハで最も有名なダンス&フィジカルシアターのポネツ・シアター(Ponec Theatre)を運営し、毎年6~7月には国際フェスティバルを開催。また、国内の若手振付家の発掘を目的としたチェコ・ダンス・プラットフォーム(Czech Dance Platform)を開催するなど、チェコのコンテンポラリーを牽引するタネツ・プラハ(Tanec Praha)のディレクター、イヴォーナ・クロイツマノーヴァにインタビュー。
聞き手:岩城京子[ジャーナリスト]
──1989年11月のビロード革命で共産党体制が崩壊し、チェコは民主化への道を歩み始めます。同年夏にプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルの主催者であるCity Agency PKS(プラハ市文化センター)が、そのプログラムに初めてダンスを組み込むことを決定したばかりでした。この年が、チェコのコンテンポラリーダンスの節目になったように思います。
そのとおりです。革命以前、チェコのコンテンポラリーダンスはすべて地下活動として行われていたため、プロの芸術表現とはみなされていませんでした。私自身が在籍していたカンパニーも、週6日もマーサ・グラハム・テクニックのレッスンを行っていたにもかかわらず、プロの集団とは認識されていませんでした。その他、イサドラ・ダンカンやホセ・リモーンのテクニックを訓練するカンパニーもありましたが、やはりアマチュアの集まりだと思われていました。当時のチェコで芸術としてみなされていたダンスは、ロシアの伝統を受け継ぐバレエか、あるいは伝統的な民族舞踊のみ。“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていたのです。けれど89年を境に、この保守性が変わっていきました。
チェコにコンテンポラリーダンスを真っ先に紹介したのは振付家のイリ・キリアンです。プラハ生まれの彼は、プラハ市文化センターを説得し、自身が主宰するネザーランド・ダンス・シアターのジュニア・カンパニー(NDT2)を、89年のプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルに送り込みました。そのキリアンの公演に心を打たれた私は、これこそチェコの新世代のダンスだと思いました。そして翌90年から、ミュージック・アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツでダンス史とドラマツルギーを学ぶかたわら、同フェスティバルの広報担当として仕事を始めたのです。ただ当時、母国のメディアにコンテンポラリーダンスを売り込むのは至難の業でした。「それってディスコ・ダンスとどう違うの?」と聞かれて困ったこともあります(笑)。コンテンポラリーダンスに対しての知識が皆無に等しかったんです。
──タネツ・プラハ・フェスティバルには「International Festival of Contemporary Dance and Movement Theatre(国際コンテンポラリーダンス&ムーヴメント・シアター・フェスティバル)という副題が付いています。なぜあえて「ムーヴメント・シアター」という言葉を付け加えたのでしょうか。
信じられないでしょうが、プラハ市内には100を超える劇場があります。そのほとんどの劇場では、演劇の古典演目が繰り返し上演されています。ムーヴメント・シアターという単語をフェスティバル名に加えることで、私はこうした保守的な演劇界に新たな視野を与えたいと思いました。つまり、戯曲がなくても、台詞がなくても、「シアター」は成立するという当たり前の意見を伝えたかった。こうした意見は、1995年にロイド・ニューソン率いるDV8がタネツ・プラハ・フェスティバルに初登場して『エンター・アキレス』を上演した後から急速に広まっていきました。DV8の公演を目の当たりにして、プラハの観客はダンスもシアターの一部であるという事実をハッキリと認識したのです。あのときは興奮しました。DV8を見るために、有名な劇場俳優から映画監督までチケットを求めてきたんですから! 間違いなくロイド・ニューソンは、プラハのコンテンポラリーダンス界に影響を与えた振付家のひとりです。彼の作品を介して、プラハの観客はダンスが単なるムーヴメントの訓練じゃないということを知りました。
──28年に及ぶタネツ・プラハ・フェスティバルの歴史から、他に転機となった公演をいくつか挙げていただけますか。
フェスティバル設立当初は、素晴らしいレパートリーを誇るジュネーブ・バレエ団を幾度となく招聘し、彼らの舞台を介して一流振付家の作品を紹介していました。中でもオハッド・ナハリンの作品はいつもプラハの観客に熱烈に受け入れられました。オハッドが率いるバットシェバ・ダンス・カンパニーの若手によるバットシェバ・アンサンブルを99年と2004年にプラハに招聘していますが、どちらも大成功を収めています。今年になってようやくメイン・カンパニーの『LAST WORK』をここで上演できて、本当に嬉しく思います。他に転機となった公演としては、共に1993年に上演されたマギー・マランによる『May B』とビル T.ジョーンズ&アーニー・ゼーン・カンパニーによる『D-Man in the Water』でしょうね。サミュエル・ベケットの作品に着想したマランの公演は観客の半分は寝ていましたが(笑)、残り半分は熱心に舞台を見ていました。ビル T.の公演も、ダンサーが全員全裸という当時のプラハの観客にとっては挑戦的な内容であったにも関わらず、きちんと作品の芸術性が受け入れられたように思います。この頃から、私は観客が育ってきている手応えを実感するようになりました。
──タネツ・プラハ・フェスティバルではアンジェラン・プレルジョカージュからセビアン・グローバー、ジョセフ・ナジからミハイル・バリシニコフに至るまで、幅広いアーティストを招聘しています。プログラミング方針を教えてください。
第1に作品のクオリティが高いことです。個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度があります。その証拠にダンスの専門家が10人集まり議論をしたら、間違いなくその10人はクオリティの高さに関して同意するはずです。第2に作品の意図をプラハの観客が受け入れられるかどうかです。ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。そのためフェスティバルの最初の数年間は、実験的な作品を招聘することを控えました。第3はなるべく身体的強度の高い作品を招聘すること。私自身、ダンスを学んでいたこともあり、どれだけコンテンポラリーダンスの身体言語を習得するのが長くて苦労の多い道のりかを知っています。だからこそ素晴らしい身体表現を獲得したダンサーを目にするのは、私にとってこの上ない喜びなんです。でも近年は、身体性がそこまで強くない、コンセプチュアルな作品もプログラムするようにしています。ここ10年は、既に述べた指針に加えて「多様性」という観点も重視しているからです。
performing arts Network Japanより
http://performingarts.jp/J/pre_interview/1509/1.html
“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていた。
個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度がある。
ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。
実に興味深いことです。
ロイド・ニューソン DV8は好きなカンパニーだ。まるで無声映画を見ているかのような作品群。
躍動感溢れる身体表現は見ていて爽快な気分になる。
コンテンポラリーダンスにおいての絶対的価値基準とは・・・
最終的には、個人的好き嫌いに回帰するのではなかろうか。
Owen PallettのPVに登場するのは、
New York City balletのダンサー
カテゴリー分けする必要があるのなら、コンテンポラリーダンスに分類されるのでしょうか。
ダンスをやっていない方からの紹介でした。
分かっちゃあいるけど、
見る側からすると、ダンスのクオリティにはテクニカル要素が必要不可欠なのか。
年明け早々、
素敵です!!
公式http://kawaguchitakao.com
日程 2016年1月15日~2016年1月17日
時間 15日(金)19:30
16日(土)19:30
17日(日)15:00
*開場は開演の30分前
料金 前売り:3500円
学生:2500円(ハイウッドのみ取り扱い)
当日:4000円
コンセプト:ジョナサン M. ホール
構成・演出:川口隆夫、ジョナサン M. ホール
ドラマトゥルグ・アートディレクション:飯名尚人
振付・美術:川口隆夫
音楽:恩田晃
映像:今泉浩一
衣装:北村教子
川口隆夫さんといえば、タムタイプ 個人的には[メモランダム]が好きです!
素敵です!!
公式http://kawaguchitakao.com
日程 2016年1月15日~2016年1月17日
時間 15日(金)19:30
16日(土)19:30
17日(日)15:00
*開場は開演の30分前
料金 前売り:3500円
学生:2500円(ハイウッドのみ取り扱い)
当日:4000円
コンセプト:ジョナサン M. ホール
構成・演出:川口隆夫、ジョナサン M. ホール
ドラマトゥルグ・アートディレクション:飯名尚人
振付・美術:川口隆夫
音楽:恩田晃
映像:今泉浩一
衣装:北村教子
川口隆夫さんといえば、タムタイプ 個人的には[メモランダム]が好きです!
コンテンツてんこ盛りGoogle Cultural Instituteは体験済みでしょうか?
https://www.google.com/culturalinstitute/home?hl=ja
時間がいくらあっても足りないので、年末年始お時間のあるときに、ガッツリ・ガップリお楽しみください!
Google Mapsのストリートビューに装備されているズーム機能を応用した技術により、舞台映像の中に入り込むことも可だけでなく、美術館の中をバーチャルで歩き回る体験も可能となっています。
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時間がいくらあっても足りないので、年末年始お時間のあるときに、ガッツリ・ガップリお楽しみください!
Google Mapsのストリートビューに装備されているズーム機能を応用した技術により、舞台映像の中に入り込むことも可だけでなく、美術館の中をバーチャルで歩き回る体験も可能となっています。
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