~DanceとSakeを愛する者のメモ~
Dance studio R
http://kimonodancem.wix.com/kimonodance#!artist/c2414
染織着物アーティストの榎本多賀とコンテンポラリーバレエダンサー苫野美亜の共同作品「もののあはれ」を上野の森美術館・京都国立博物館にて開催
染織着物アーティストの榎本多賀とダンサーの苫野美亜が共同で創り上げる舞台作品「もののあはれ」を2月に上野の森美術館にて、
3月には京都国際舞台芸術祭のフリンジ企画として京都国立博物館庭園にて上演致します。
山海塾舞踏手の松岡大、チェリストの坂本弘道を迎え、日本的感性「もののあはれ」を着物×ダンスという表現で意欲的に追求する作品。
《東京公演》
日時: 2016年2月27日(土) ①11:00 ②13:00 ③15:00
2月28日(日) ①11:00 ②13:00
※開場は各開演時間の30分前 ※上演時間約60分
会場: 上野の森美術館ギャラリー 地図Click
〒110-000 東京都台東区上野公園 1-2
JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
入場料: 前売り2,500円/当日3,000円
染織着物アーティストの榎本多賀とコンテンポラリーバレエダンサー苫野美亜の共同作品「もののあはれ」を上野の森美術館・京都国立博物館にて開催
染織着物アーティストの榎本多賀とダンサーの苫野美亜が共同で創り上げる舞台作品「もののあはれ」を2月に上野の森美術館にて、
3月には京都国際舞台芸術祭のフリンジ企画として京都国立博物館庭園にて上演致します。
山海塾舞踏手の松岡大、チェリストの坂本弘道を迎え、日本的感性「もののあはれ」を着物×ダンスという表現で意欲的に追求する作品。
《東京公演》
日時: 2016年2月27日(土) ①11:00 ②13:00 ③15:00
2月28日(日) ①11:00 ②13:00
※開場は各開演時間の30分前 ※上演時間約60分
会場: 上野の森美術館ギャラリー 地図Click
〒110-000 東京都台東区上野公園 1-2
JR 上野駅 公園口より徒歩3分
東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
入場料: 前売り2,500円/当日3,000円
全裸で白鳥の湖を踊るバレエダンサー
全裸だけど、見えそうで見えない・・・小型無人飛行機ドローンが右往左往
BUYMA(日本にいながら日本未入荷,海外限定モデルなど世界中の商品を購入できる 海外ファッション通販No1サイト)のCMです
なぜ人は、白鳥の湖で遊ぶのか・・・世界共通??
全裸だけど、見えそうで見えない・・・小型無人飛行機ドローンが右往左往
BUYMA(日本にいながら日本未入荷,海外限定モデルなど世界中の商品を購入できる 海外ファッション通販No1サイト)のCMです
なぜ人は、白鳥の湖で遊ぶのか・・・世界共通??
タネツ・プラハ
Tanec Praha
http://www.tanecpraha.cz
プラハで最も有名なダンス&フィジカルシアターのポネツ・シアター(Ponec Theatre)を運営し、毎年6~7月には国際フェスティバルを開催。また、国内の若手振付家の発掘を目的としたチェコ・ダンス・プラットフォーム(Czech Dance Platform)を開催するなど、チェコのコンテンポラリーを牽引するタネツ・プラハ(Tanec Praha)のディレクター、イヴォーナ・クロイツマノーヴァにインタビュー。
聞き手:岩城京子[ジャーナリスト]
──1989年11月のビロード革命で共産党体制が崩壊し、チェコは民主化への道を歩み始めます。同年夏にプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルの主催者であるCity Agency PKS(プラハ市文化センター)が、そのプログラムに初めてダンスを組み込むことを決定したばかりでした。この年が、チェコのコンテンポラリーダンスの節目になったように思います。
そのとおりです。革命以前、チェコのコンテンポラリーダンスはすべて地下活動として行われていたため、プロの芸術表現とはみなされていませんでした。私自身が在籍していたカンパニーも、週6日もマーサ・グラハム・テクニックのレッスンを行っていたにもかかわらず、プロの集団とは認識されていませんでした。その他、イサドラ・ダンカンやホセ・リモーンのテクニックを訓練するカンパニーもありましたが、やはりアマチュアの集まりだと思われていました。当時のチェコで芸術としてみなされていたダンスは、ロシアの伝統を受け継ぐバレエか、あるいは伝統的な民族舞踊のみ。“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていたのです。けれど89年を境に、この保守性が変わっていきました。
チェコにコンテンポラリーダンスを真っ先に紹介したのは振付家のイリ・キリアンです。プラハ生まれの彼は、プラハ市文化センターを説得し、自身が主宰するネザーランド・ダンス・シアターのジュニア・カンパニー(NDT2)を、89年のプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルに送り込みました。そのキリアンの公演に心を打たれた私は、これこそチェコの新世代のダンスだと思いました。そして翌90年から、ミュージック・アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツでダンス史とドラマツルギーを学ぶかたわら、同フェスティバルの広報担当として仕事を始めたのです。ただ当時、母国のメディアにコンテンポラリーダンスを売り込むのは至難の業でした。「それってディスコ・ダンスとどう違うの?」と聞かれて困ったこともあります(笑)。コンテンポラリーダンスに対しての知識が皆無に等しかったんです。
──タネツ・プラハ・フェスティバルには「International Festival of Contemporary Dance and Movement Theatre(国際コンテンポラリーダンス&ムーヴメント・シアター・フェスティバル)という副題が付いています。なぜあえて「ムーヴメント・シアター」という言葉を付け加えたのでしょうか。
信じられないでしょうが、プラハ市内には100を超える劇場があります。そのほとんどの劇場では、演劇の古典演目が繰り返し上演されています。ムーヴメント・シアターという単語をフェスティバル名に加えることで、私はこうした保守的な演劇界に新たな視野を与えたいと思いました。つまり、戯曲がなくても、台詞がなくても、「シアター」は成立するという当たり前の意見を伝えたかった。こうした意見は、1995年にロイド・ニューソン率いるDV8がタネツ・プラハ・フェスティバルに初登場して『エンター・アキレス』を上演した後から急速に広まっていきました。DV8の公演を目の当たりにして、プラハの観客はダンスもシアターの一部であるという事実をハッキリと認識したのです。あのときは興奮しました。DV8を見るために、有名な劇場俳優から映画監督までチケットを求めてきたんですから! 間違いなくロイド・ニューソンは、プラハのコンテンポラリーダンス界に影響を与えた振付家のひとりです。彼の作品を介して、プラハの観客はダンスが単なるムーヴメントの訓練じゃないということを知りました。
──28年に及ぶタネツ・プラハ・フェスティバルの歴史から、他に転機となった公演をいくつか挙げていただけますか。
フェスティバル設立当初は、素晴らしいレパートリーを誇るジュネーブ・バレエ団を幾度となく招聘し、彼らの舞台を介して一流振付家の作品を紹介していました。中でもオハッド・ナハリンの作品はいつもプラハの観客に熱烈に受け入れられました。オハッドが率いるバットシェバ・ダンス・カンパニーの若手によるバットシェバ・アンサンブルを99年と2004年にプラハに招聘していますが、どちらも大成功を収めています。今年になってようやくメイン・カンパニーの『LAST WORK』をここで上演できて、本当に嬉しく思います。他に転機となった公演としては、共に1993年に上演されたマギー・マランによる『May B』とビル T.ジョーンズ&アーニー・ゼーン・カンパニーによる『D-Man in the Water』でしょうね。サミュエル・ベケットの作品に着想したマランの公演は観客の半分は寝ていましたが(笑)、残り半分は熱心に舞台を見ていました。ビル T.の公演も、ダンサーが全員全裸という当時のプラハの観客にとっては挑戦的な内容であったにも関わらず、きちんと作品の芸術性が受け入れられたように思います。この頃から、私は観客が育ってきている手応えを実感するようになりました。
──タネツ・プラハ・フェスティバルではアンジェラン・プレルジョカージュからセビアン・グローバー、ジョセフ・ナジからミハイル・バリシニコフに至るまで、幅広いアーティストを招聘しています。プログラミング方針を教えてください。
第1に作品のクオリティが高いことです。個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度があります。その証拠にダンスの専門家が10人集まり議論をしたら、間違いなくその10人はクオリティの高さに関して同意するはずです。第2に作品の意図をプラハの観客が受け入れられるかどうかです。ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。そのためフェスティバルの最初の数年間は、実験的な作品を招聘することを控えました。第3はなるべく身体的強度の高い作品を招聘すること。私自身、ダンスを学んでいたこともあり、どれだけコンテンポラリーダンスの身体言語を習得するのが長くて苦労の多い道のりかを知っています。だからこそ素晴らしい身体表現を獲得したダンサーを目にするのは、私にとってこの上ない喜びなんです。でも近年は、身体性がそこまで強くない、コンセプチュアルな作品もプログラムするようにしています。ここ10年は、既に述べた指針に加えて「多様性」という観点も重視しているからです。
performing arts Network Japanより
http://performingarts.jp/J/pre_interview/1509/1.html
“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていた。
個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度がある。
ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。
実に興味深いことです。
ロイド・ニューソン DV8は好きなカンパニーだ。まるで無声映画を見ているかのような作品群。
躍動感溢れる身体表現は見ていて爽快な気分になる。
コンテンポラリーダンスにおいての絶対的価値基準とは・・・
最終的には、個人的好き嫌いに回帰するのではなかろうか。
Owen PallettのPVに登場するのは、
New York City balletのダンサー
カテゴリー分けする必要があるのなら、コンテンポラリーダンスに分類されるのでしょうか。
ダンスをやっていない方からの紹介でした。
分かっちゃあいるけど、
見る側からすると、ダンスのクオリティにはテクニカル要素が必要不可欠なのか。
Tanec Praha
http://www.tanecpraha.cz
プラハで最も有名なダンス&フィジカルシアターのポネツ・シアター(Ponec Theatre)を運営し、毎年6~7月には国際フェスティバルを開催。また、国内の若手振付家の発掘を目的としたチェコ・ダンス・プラットフォーム(Czech Dance Platform)を開催するなど、チェコのコンテンポラリーを牽引するタネツ・プラハ(Tanec Praha)のディレクター、イヴォーナ・クロイツマノーヴァにインタビュー。
聞き手:岩城京子[ジャーナリスト]
──1989年11月のビロード革命で共産党体制が崩壊し、チェコは民主化への道を歩み始めます。同年夏にプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルの主催者であるCity Agency PKS(プラハ市文化センター)が、そのプログラムに初めてダンスを組み込むことを決定したばかりでした。この年が、チェコのコンテンポラリーダンスの節目になったように思います。
そのとおりです。革命以前、チェコのコンテンポラリーダンスはすべて地下活動として行われていたため、プロの芸術表現とはみなされていませんでした。私自身が在籍していたカンパニーも、週6日もマーサ・グラハム・テクニックのレッスンを行っていたにもかかわらず、プロの集団とは認識されていませんでした。その他、イサドラ・ダンカンやホセ・リモーンのテクニックを訓練するカンパニーもありましたが、やはりアマチュアの集まりだと思われていました。当時のチェコで芸術としてみなされていたダンスは、ロシアの伝統を受け継ぐバレエか、あるいは伝統的な民族舞踊のみ。“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていたのです。けれど89年を境に、この保守性が変わっていきました。
チェコにコンテンポラリーダンスを真っ先に紹介したのは振付家のイリ・キリアンです。プラハ生まれの彼は、プラハ市文化センターを説得し、自身が主宰するネザーランド・ダンス・シアターのジュニア・カンパニー(NDT2)を、89年のプラハ・サマー・カルチャー・フェスティバルに送り込みました。そのキリアンの公演に心を打たれた私は、これこそチェコの新世代のダンスだと思いました。そして翌90年から、ミュージック・アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツでダンス史とドラマツルギーを学ぶかたわら、同フェスティバルの広報担当として仕事を始めたのです。ただ当時、母国のメディアにコンテンポラリーダンスを売り込むのは至難の業でした。「それってディスコ・ダンスとどう違うの?」と聞かれて困ったこともあります(笑)。コンテンポラリーダンスに対しての知識が皆無に等しかったんです。
──タネツ・プラハ・フェスティバルには「International Festival of Contemporary Dance and Movement Theatre(国際コンテンポラリーダンス&ムーヴメント・シアター・フェスティバル)という副題が付いています。なぜあえて「ムーヴメント・シアター」という言葉を付け加えたのでしょうか。
信じられないでしょうが、プラハ市内には100を超える劇場があります。そのほとんどの劇場では、演劇の古典演目が繰り返し上演されています。ムーヴメント・シアターという単語をフェスティバル名に加えることで、私はこうした保守的な演劇界に新たな視野を与えたいと思いました。つまり、戯曲がなくても、台詞がなくても、「シアター」は成立するという当たり前の意見を伝えたかった。こうした意見は、1995年にロイド・ニューソン率いるDV8がタネツ・プラハ・フェスティバルに初登場して『エンター・アキレス』を上演した後から急速に広まっていきました。DV8の公演を目の当たりにして、プラハの観客はダンスもシアターの一部であるという事実をハッキリと認識したのです。あのときは興奮しました。DV8を見るために、有名な劇場俳優から映画監督までチケットを求めてきたんですから! 間違いなくロイド・ニューソンは、プラハのコンテンポラリーダンス界に影響を与えた振付家のひとりです。彼の作品を介して、プラハの観客はダンスが単なるムーヴメントの訓練じゃないということを知りました。
──28年に及ぶタネツ・プラハ・フェスティバルの歴史から、他に転機となった公演をいくつか挙げていただけますか。
フェスティバル設立当初は、素晴らしいレパートリーを誇るジュネーブ・バレエ団を幾度となく招聘し、彼らの舞台を介して一流振付家の作品を紹介していました。中でもオハッド・ナハリンの作品はいつもプラハの観客に熱烈に受け入れられました。オハッドが率いるバットシェバ・ダンス・カンパニーの若手によるバットシェバ・アンサンブルを99年と2004年にプラハに招聘していますが、どちらも大成功を収めています。今年になってようやくメイン・カンパニーの『LAST WORK』をここで上演できて、本当に嬉しく思います。他に転機となった公演としては、共に1993年に上演されたマギー・マランによる『May B』とビル T.ジョーンズ&アーニー・ゼーン・カンパニーによる『D-Man in the Water』でしょうね。サミュエル・ベケットの作品に着想したマランの公演は観客の半分は寝ていましたが(笑)、残り半分は熱心に舞台を見ていました。ビル T.の公演も、ダンサーが全員全裸という当時のプラハの観客にとっては挑戦的な内容であったにも関わらず、きちんと作品の芸術性が受け入れられたように思います。この頃から、私は観客が育ってきている手応えを実感するようになりました。
──タネツ・プラハ・フェスティバルではアンジェラン・プレルジョカージュからセビアン・グローバー、ジョセフ・ナジからミハイル・バリシニコフに至るまで、幅広いアーティストを招聘しています。プログラミング方針を教えてください。
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performing arts Network Japanより
http://performingarts.jp/J/pre_interview/1509/1.html
“個”を表現の出発点にしたコンテンポラリーダンスは、作る側にも見る側にも、自由な思考を押し広げるスペースを与えてしまうため危険な表現だとみなされていた。
個人的な好き嫌いはあるにせよ、ダンスのクオリティには絶対的な尺度がある。
ダンスは観客にとって諸刃の刃で、一瞬にして虜にすることもできれば、一瞬にして興味を失わせることもできる。
実に興味深いことです。
ロイド・ニューソン DV8は好きなカンパニーだ。まるで無声映画を見ているかのような作品群。
躍動感溢れる身体表現は見ていて爽快な気分になる。
コンテンポラリーダンスにおいての絶対的価値基準とは・・・
最終的には、個人的好き嫌いに回帰するのではなかろうか。
Owen PallettのPVに登場するのは、
New York City balletのダンサー
カテゴリー分けする必要があるのなら、コンテンポラリーダンスに分類されるのでしょうか。
ダンスをやっていない方からの紹介でした。
分かっちゃあいるけど、
見る側からすると、ダンスのクオリティにはテクニカル要素が必要不可欠なのか。
年明け早々、
素敵です!!
公式http://kawaguchitakao.com
日程 2016年1月15日~2016年1月17日
時間 15日(金)19:30
16日(土)19:30
17日(日)15:00
*開場は開演の30分前
料金 前売り:3500円
学生:2500円(ハイウッドのみ取り扱い)
当日:4000円
コンセプト:ジョナサン M. ホール
構成・演出:川口隆夫、ジョナサン M. ホール
ドラマトゥルグ・アートディレクション:飯名尚人
振付・美術:川口隆夫
音楽:恩田晃
映像:今泉浩一
衣装:北村教子
川口隆夫さんといえば、タムタイプ 個人的には[メモランダム]が好きです!
素敵です!!
公式http://kawaguchitakao.com
日程 2016年1月15日~2016年1月17日
時間 15日(金)19:30
16日(土)19:30
17日(日)15:00
*開場は開演の30分前
料金 前売り:3500円
学生:2500円(ハイウッドのみ取り扱い)
当日:4000円
コンセプト:ジョナサン M. ホール
構成・演出:川口隆夫、ジョナサン M. ホール
ドラマトゥルグ・アートディレクション:飯名尚人
振付・美術:川口隆夫
音楽:恩田晃
映像:今泉浩一
衣装:北村教子
川口隆夫さんといえば、タムタイプ 個人的には[メモランダム]が好きです!
コンテンツてんこ盛りGoogle Cultural Instituteは体験済みでしょうか?
https://www.google.com/culturalinstitute/home?hl=ja
時間がいくらあっても足りないので、年末年始お時間のあるときに、ガッツリ・ガップリお楽しみください!
Google Mapsのストリートビューに装備されているズーム機能を応用した技術により、舞台映像の中に入り込むことも可だけでなく、美術館の中をバーチャルで歩き回る体験も可能となっています。
https://www.google.com/culturalinstitute/home?hl=ja
時間がいくらあっても足りないので、年末年始お時間のあるときに、ガッツリ・ガップリお楽しみください!
Google Mapsのストリートビューに装備されているズーム機能を応用した技術により、舞台映像の中に入り込むことも可だけでなく、美術館の中をバーチャルで歩き回る体験も可能となっています。
通、からだと言った場合、体・身体に変換されるが
器官としての体・心を伴う身体
心を伴う身体は更に、物理的身体と観念的身体へと二分される
心が単なる器官としての脳ではなく
魂だとするならば
身体と魂の関係性は非常に興味
深いものである
期間:2015年12月4日[金]-13日[日]
会場:森下スタジオ A
公式HP http://bodyartslabo.com/wwfes2015/festival
主催:ボディ・アーツ・ラボラトリー
助成:公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金、
日米友好基金「日米芸術家交換プログラム・フェローシップ」(ジュリアン・バーネット)
テーマ「不可視の身体」について
人は目に見えるのものではなく、
目に見えないもので、より繋がっている
例えば、イタコは死者と話す。その時の死者の身体は一体どのようなものだろうと想像してみる。それは、観念だけの存在なのか? また、身体を完全な物質と仮定したとき、物質として分解した果ての身体は感情を放出するのか? 亡くなった祖先と自分のつながりはこの身体に宿っているのか? など。見えない身体、メディアとしての身体に向かおうとする姿勢は、新たな、無数の発見を予感させる。それは、身体を透過してあらゆるものとつながる感覚に近いのかもしれない。「人は目に見えるのものではなく、目に見えないもので、より繋がっている」(詩人、ノヴァーリス)とするならは、媒介となる身体の役割とは一体何なのか。身体のあらゆるヴィジョンと可能性を巡る対話とプログラム。
器官としての体・心を伴う身体
心を伴う身体は更に、物理的身体と観念的身体へと二分される
心が単なる器官としての脳ではなく
魂だとするならば
身体と魂の関係性は非常に興味
深いものである
期間:2015年12月4日[金]-13日[日]
会場:森下スタジオ A
公式HP http://bodyartslabo.com/wwfes2015/festival
主催:ボディ・アーツ・ラボラトリー
助成:公益財団法人セゾン文化財団、芸術文化振興基金、
日米友好基金「日米芸術家交換プログラム・フェローシップ」(ジュリアン・バーネット)
テーマ「不可視の身体」について
人は目に見えるのものではなく、
目に見えないもので、より繋がっている
例えば、イタコは死者と話す。その時の死者の身体は一体どのようなものだろうと想像してみる。それは、観念だけの存在なのか? また、身体を完全な物質と仮定したとき、物質として分解した果ての身体は感情を放出するのか? 亡くなった祖先と自分のつながりはこの身体に宿っているのか? など。見えない身体、メディアとしての身体に向かおうとする姿勢は、新たな、無数の発見を予感させる。それは、身体を透過してあらゆるものとつながる感覚に近いのかもしれない。「人は目に見えるのものではなく、目に見えないもので、より繋がっている」(詩人、ノヴァーリス)とするならは、媒介となる身体の役割とは一体何なのか。身体のあらゆるヴィジョンと可能性を巡る対話とプログラム。
ライゾマ×ELEVENPLAYの体験型ダンス公演、AR空間と現実が交錯
公式サイト
http://www.rzm-research.com/border/
1回に10人限定!体験ステージ!
観客はバーチャルリアリティーを映し出すヘッドセットを装着し、今年度の『グッドデザイン大賞』を受賞したパーソナルモビリティ・WHILLに乗って鑑賞。
上演中は観客が乗ったWHILLが自動生成のプログラムによってステージ上を個別に動き回り、ヘッドセットにはELEVENPLAYのダンサーがステージで展開する実写の動きと、AR技術を駆使して作り出されたバーチャル空間でのダンサーの動きが重なり合って展開されるという。音楽とサウンドプログラムはevalaが担当。体験者以外はステージの外から自由に歩き回って公演を鑑賞することもできる。なお同公演は今回初演を迎えた後、2016年に山口・山口情報芸術センター[YCAM]での滞在制作によって大幅にアップデートされる予定だ。
各回限定10人の体験チケットは11月18日18:00まで先行予約を受付中。
一般発売は11月21日10:00からスタートする。
鑑賞のみのチケットは当日会場で販売される。
全24公演
会場:東京都 表参道 スパイラルホール
ステージディレクション・振付:MIKIKO
クリエイティブディレクション・テクニカルディレクション:真鍋大度(Rhizomatiks Research)
テクニカルディレクション・ハードウェアエンジニアリング:石橋素(Rhizomatiks Research)
音楽・サウンドプログラム:evala
出演:ELEVENPLAY
料金:体験+鑑賞 一般4,500円 学生3,000円
鑑賞500円(当日券のみ)
公式サイト
http://www.rzm-research.com/border/
1回に10人限定!体験ステージ!
観客はバーチャルリアリティーを映し出すヘッドセットを装着し、今年度の『グッドデザイン大賞』を受賞したパーソナルモビリティ・WHILLに乗って鑑賞。
上演中は観客が乗ったWHILLが自動生成のプログラムによってステージ上を個別に動き回り、ヘッドセットにはELEVENPLAYのダンサーがステージで展開する実写の動きと、AR技術を駆使して作り出されたバーチャル空間でのダンサーの動きが重なり合って展開されるという。音楽とサウンドプログラムはevalaが担当。体験者以外はステージの外から自由に歩き回って公演を鑑賞することもできる。なお同公演は今回初演を迎えた後、2016年に山口・山口情報芸術センター[YCAM]での滞在制作によって大幅にアップデートされる予定だ。
各回限定10人の体験チケットは11月18日18:00まで先行予約を受付中。
一般発売は11月21日10:00からスタートする。
鑑賞のみのチケットは当日会場で販売される。
全24公演
会場:東京都 表参道 スパイラルホール
ステージディレクション・振付:MIKIKO
クリエイティブディレクション・テクニカルディレクション:真鍋大度(Rhizomatiks Research)
テクニカルディレクション・ハードウェアエンジニアリング:石橋素(Rhizomatiks Research)
音楽・サウンドプログラム:evala
出演:ELEVENPLAY
料金:体験+鑑賞 一般4,500円 学生3,000円
鑑賞500円(当日券のみ)
NHKブレイクにて先月放送
スルー File.38 “唯一無二”になる
―ダンサー・大前光市―
放送内容(NHKより)
舞台ダンサーや講師、振り付け師として活躍している大前さんは、プロのダンサーとなってこれからという22歳のとき、事故で左足を失い義足となりました。絶望のふちにあった大前さんの転機となったのは、勇気を出し義足をはずして踊ったこと。自分にしかできないダンスがあると目覚めたのです。そして今、大前さんは、自分の踊りを認めてくる仲間たちと出会い、互いの体の「個性」を生かした、新しいダンスの創作に挑もうとしています。
残された体を最大限に活かし、「この体」でなければできない踊りを極めようとする大前さんのブレイクスルーに迫ります。
大前光市さんの公演は今月10日に終了いたしました。
オーディションを受ける前日、23歳の時に、酔っ払い運転の自動車に轢かれて左脚を失いました。脚を失って絶望の淵にいた大前さんでしたが、4か月後には再び踊ることを目指します。踊ることができるようになるために、初心者に交じってのバレエだけでなく、武術など様々なものを学びます。素晴らしい師匠との出会い、仲間たち(Alphabet)との出会いもあって、大前さんは再び前を向いて、自分にしかできないダンスを求めて精進を続けているようです。
Alphabet
http://www.alphact.jp/about/
スルー File.38 “唯一無二”になる
―ダンサー・大前光市―
放送内容(NHKより)
舞台ダンサーや講師、振り付け師として活躍している大前さんは、プロのダンサーとなってこれからという22歳のとき、事故で左足を失い義足となりました。絶望のふちにあった大前さんの転機となったのは、勇気を出し義足をはずして踊ったこと。自分にしかできないダンスがあると目覚めたのです。そして今、大前さんは、自分の踊りを認めてくる仲間たちと出会い、互いの体の「個性」を生かした、新しいダンスの創作に挑もうとしています。
残された体を最大限に活かし、「この体」でなければできない踊りを極めようとする大前さんのブレイクスルーに迫ります。
大前光市さんの公演は今月10日に終了いたしました。
オーディションを受ける前日、23歳の時に、酔っ払い運転の自動車に轢かれて左脚を失いました。脚を失って絶望の淵にいた大前さんでしたが、4か月後には再び踊ることを目指します。踊ることができるようになるために、初心者に交じってのバレエだけでなく、武術など様々なものを学びます。素晴らしい師匠との出会い、仲間たち(Alphabet)との出会いもあって、大前さんは再び前を向いて、自分にしかできないダンスを求めて精進を続けているようです。
Alphabet
http://www.alphact.jp/about/
Heymann Brothers Films&kNow Productions Shalom からメールが届きました!
Free screening in Israel to our beloved supporters
Posted by Heymann Brothers Films&kNow Productions
Shalom to all our dear supporters,
We are overjoyed to tell you that finally – the film is ready and is in cinemas in Israel.
here you can watch and read 2 beautiful articles about the film:
↓14minほどの、映像が観れます〜
http://www.mako.co.il/news-israel/entertainment-q4_2015/Article-328f8e65bdcb051004.htm
↓ログインするためにはサインアップが必要です!
http://www.haaretz.com/israel-news/culture/.premium-1.683813
All of you who are in Israel at the moment – we invite you all to a special free-of-charge screening of MR. GAGA in Lev cinema in Dizengoff Center in TLV next Wednesday November 18th at 17:00.
One ticket to each supporter.
Please confirm your arrival here: info@heymannfilms.com
Not later than November 16th (Monday) please.
the screening will also be open to other guests who wish to buy tickets.
To buy tickets please visit: http://www.lev.co.il/movies/10737
If you are not in Israel – we will invite you to the screening of the film next to where you live.
Few weeks ago, the international premiere was held at the BFI Festival in London, where the responses were very warm and sympathetic, and next month we are screening the film at the IDFA documentary film festival in Amsterdam, and as the opening film of the Florence documentary festival – Festival dei Popoli. If you’re in Amsterdam between November 19-22 or in Florence between November 27-30, please we will be so happy to see you in one of those screenings.
As we clearly stated during our Kickstarter campaign, at the present we are unable to send you a link or a DVD of the film, because we are not allowed to send the film to anyone while it is still in its cinema distribution stage. We know that this is disappointing for many of you, but unfortunately, our hands are tied. If we send the film out now (which is what we would love to do), no distribution company would be willing to sign with us, and that would be extremely detrimental to the film. For this reason, we were very clear about it during the campaign. We promise that as soon as we legally can send a link or a DVD – we will do so immediately.
We will continue to keep you informed about screenings at festivals all over the world, and would be very pleased to see you at any one of them.
We hugely appreciate your help, without which we would not have been able to reach this exhilarating stage, and we are positive that as soon as you can see the film – you will be very proud that you helped make it happen.
As we mentioned, the film is being commercially released at the Lev Cinemas in Israel and we would love to see you at one of the screenings.
Please keep in touch! We will happily answer any question you may have. Thank you once again for your kind support, with love,
Tomer, Barak, and the Mr. Gaga family
わからないから
面白い!!
CINRA.netよりコンテンポラリーダンス入門
インタビュー記事行ってみよう〜
『もっと流行ってもいい。
想像を超えるコンテンポラリーダンス入門』
インタビュー・テキスト:萩原雄太
PROFILE
長谷川達也(はせがわ たつや)
DAZZLE主宰・ダンサー・演出家。SMAP、V6、Mr.Children、ケツメイシ、TRF、BoA、東方神起などのライブ出演・振付の他、振付日本一を決めるLegendTokyo、TheatriKA‘lコンテストのW優勝。また、国内演劇祭での最優秀作品賞、若手演出家優秀賞を始め、海外では韓国:アジア演劇祭、ルーマニア:シビウ国際演劇祭の他、中東最大のファジル国際演劇祭からの招聘、4部門ノミネート、2部門において受賞。本年3月には歌舞伎界の立女形にして人間国宝である坂東玉三郎氏演出舞台『バラーレ』(東京・赤坂ACTシアター)にDAZZLEとして主演。振付も担当。現在は来年秋に予定しているDAZZLE結成20周年舞台公演に向け鋭意制作中。11月7日(土)に東京・東銀座にある東劇にて「DVD『二重ノ裁ク者』発売記念プレミアム上映会」が開催決定。イープラスにてチケット発売中。
川村美紀子(かわむら みきこ)
1990年生まれ、16歳からダンスを始める。日本女子体育大学(舞踊学専攻)卒業。2011年より本格的に作品を発表し、2012年初演の『へびの心臓』は、国内外で上演を重ねている。その活動は、劇場にとどまらず、屋外やライブイベントでのパフォーマンス、映像制作、弾き語りライブ、自作品の音楽制作、レース編みなど、表現活動を多彩に展開。2014年『インナーマミー』初演、トヨタコレオグラフィーアワード 2014「次代を担う振付家賞」及び「オーディエンス賞」、横浜ダンスコレクション EX 2015「審査員賞」及び「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞。
本山敬一(もとやま けいいち)
1977年倉敷生まれ。SIX所属。クリエイティブディレクター。"A Fusion of Technology with Humanity"をテーマに、メディアを問わず人の心に残る体験をつくる。代表作にPokémon GOのトレーラ―、amazarashiのMV『季節は次々死んでいく』、Nexus 7のCM、Google Chrome 初音ミクなど。カンヌをはじめとした国内外のアワードで受賞多数。
http://sixinc.jp/#work/
学校のトイレで女子高生が狂ったように激しいダンスを見せる。amazarashiの2ndシングル”スピードと摩擦”のMVで振付を手がけたのは、今、コンテンポラリーダンス界で大きな注目を集めるダンサー・川村美紀子だった。amazarashiの楽曲が持つ暴力的なまでのパワーと、焦燥感を象徴する激しい振付で鮮烈な印象を残したMVは、ネットでも大きな話題となった。
ところで、「コンテンポラリーダンス」とは何なのだろうか? 「コンテンポラリー=現代の」という言葉から見れば、今話題の川村美紀子の振付・ダンスは、まさに「コンテンポラリー」と言える。しかし、どのようなダンスが「コンテンポラリーダンス」なのか? と聞かれれば、説明は難しい。
今年、横浜で開催されたダンスフェスティバル『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015』でも、バレエやストリートダンスの公演とともに、カナダのダンスカンパニー、カンパニー・マリー・シュイナールや、森山未來による『JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治「駈込み訴え」より』、パリオペラ座でも活躍する勅使川原三郎の『ミズトイノリ - water angel』など、コンテンポラリーダンスと呼ばれるさまざまな作品がプログラムされた。
そんなコンテンポラリーダンスに、どうして人々は魅了されるのだろうか?
そこで、今回は川村美紀子とともに、「ストリートダンスとコンテンポラリーダンスの融合」を掲げるDAZZLEの長谷川達也、amazarashiのMVで川村を起用したクリエイティブディレクターの本山敬一に、コンテンポラリーダンスの魅力についてたっぷりと語ってもらった。
……すごい。今の話、私も「コンテンポラリーダンス」がよくわかっていなかったので、とてもためになります。(川村)
―今日は「コンテンポラリーダンス」をテーマとした鼎談ということで集まっていただきました。ただ、一言で「コンテンポラリーダンス」といっても、定義や解釈がまちまちで、「これがそうだ!」ということが言えないジャンルですよね。
長谷川:僕自身も、コンテンポラリーダンスってそもそも何かわからない部分があります。ダンスのジャンルには頓着がないのですが、もともとヒップホップが好きでダンスを始めて、ジャズダンスのよさや、さまざまなダンスのよさを取り入れながら踊ってきました。そんなときに、誰かから「コンテンポラリーダンサーですよね?」って言われたんです。「ストリートダンサー」という自負はあったんですが、「コンテンポラリー」と言われたのは初めて。それで「コンテンポラリーダンスって何だろう?」と思って調べたのが、このジャンルとの出会いですね。
―実際に調べてみて、「コンテンポラリーダンサー」と言われたことには納得できましたか?
長谷川:あるイベントで舞踊家・振付家の杏奈さんと意気投合して、一緒に作品を作ることになったんですが、ワークショップに参加し、ストリートダンスとは異なった方法でダンスが作られていくのを見て、コンテンポラリーダンスと言われたことがようやくつかめたような気がしました。ストリートダンスには、ある程度決まったステップがあり、それを組み合わせてダンスにする。けれど、コンテンポラリーの場合には「存在していない身体の動き」を組み合わせることでダンスにしていきます。ダンスに対する捉え方、発想の方法が、より自由なんです。そんなコンテンポラリーの自由な部分と、僕がジャンルに頓着せずに踊っていたこととの共通点を感じましたね。
川村:……すごい。今の話、私も「コンテンポラリーダンス」がよくわかっていなかったので、とてもためになります。録音してスピードラーニングの教材にしたいです……。
一同:(笑)。
長谷川:川村さんもストリートダンスをやっていたんですよね。
川村:クラブに行って、わーって踊っていました。今はいろいろな優しい人が「おいでおいで」って、コンテンポラリーダンスの世界に招いてくれているような感じです。
―川村さんは『トヨタコレオグラフィーアワード』や、『横浜ダンスコレクションEX 2015』といった、コンテンポラリーダンスの賞を数々獲得していますが、自分ではコンテンポラリーダンスを踊っている自覚はない?
川村:そうですね……。もともとは「ヤスダ」に通って、ダンスを教えてもらっていたんです。
―「ヤスダ」って何ですか?
長谷川:ストリートダンス界で知らない人はいない、新宿にある損保ジャパン日本興亜本社ビル(旧・安田火災海上本社ビル)の通称です。1Fの大きなガラスが鏡のように映るので、いろんなダンサーが練習で集まっていたんです。
―なるほど(笑)。ストリートダンスから、いつの間にかコンテンポラリーダンスに越境してしまっていた川村さんにとって、コンテンポラリーダンスの魅力ってなんなのでしょうか?
川村:うーん……、「コンテンポラリーダンスの魅力」というテーマをもらって考えていたんですが、それを話すこと自体が、すでにコンテンポラリーではないと思います。だって「現在」って言ったら、すでに過去のことになってしまいますよね。「コンテンポラリー」って呼ばれること自体が、すでに過去の扱いのような気がする……。
―「コンテンポラリー」は、辞書通りには「現代の」という意味ですが、川村さんは、まさに「今、この瞬間」に作りだすイメージを持っているということですね。では、踊る立場ではなく、観る立場である本山さんはいかがでしょうか?
本山:2005年頃から観始めました。もともとは中原昌也のようなノイズミュージックが好きで、彼が「BABY-Q」(関西出身のダンサー・東野祥子が主宰するカンパニー)のサウンドを手がけていたのがきっかけです。それ以前も、映画に出てくる暗黒舞踏のようなものは観ていましたが、ちゃんとお金を払って公演に足を運んだのはそれが最初ですね。
―ダンスのどのような部分におもしろさを見出したのでしょうか?
本山:現代音楽やノイズミュージックって、一聴すると音楽に聴こえないものが多い。けれども、60分間どわーっと聴いていると、1秒くらいだけ音楽に聴こえる瞬間があるんです。その「1秒の強度」のほうが、ポップで耳触りのいい音楽を聴いているときよりも「おお!」と感動するんです。聴いているときはぶっちゃけ「はやく帰りたい……」と思っているんですが(笑)、後々まで記憶や体験として残るのは耳触りのいい音楽ではなく、ノイズの中の1秒なんです。同様に、コンテンポラリーダンスを観ていても、なんだかよくわからない動きをしていることがほとんどなのに、めちゃくちゃかっこいい瞬間があります。それは、解釈する側の問題なのかもしれないけど、踊りに見えないものが踊りに見える瞬間みたいなのが、すごくかっこいいなって思って観ています。
川村さんの「動き」があまりにもすごいので、撮影の最後に「一発踊ってください」とお願いしたところ、「裸で踊っていいですか?」と。(本山)
―本山さんが監督されたamazarashiのMV“スピードと摩擦”は、川村さんがトイレの中で激しく踊るダンスを振り付けて大きな話題となりました。どのような経緯から、川村さんへのオファーが実現したのでしょうか?
本山:“スピードと摩擦”は、「焦燥感」がテーマだとamazarashiの秋田さんに説明されて。歌詞が捉えづらい曲なので、焦燥感だけは残したいと考えました。学校という他者の視線があふれる中で、唯一孤独になれるトイレという空間で、女子高生が「自分だけが足りない、置いていかれてるんじゃないか……」「アーッ!」って暴れることで、焦燥感を表現できるかな、と。動きはなるべくカオスで強度あるものがいいと思い、コンテンポラリーダンスで今一番やばい人を探してたら、川村さんに辿り着きました。
―たしかに川村さんのダンスは、スピードがものすごく速いですし、細かい痙攣のような動きが入っていたり、焦燥感をイメージする部分もありますね。
本山:当初は川村さんは振付だけで、出演する予定はなかったんです。女子高生ではないので(笑)。ただ、現場で目にした川村さんの「動き」があまりにもすごいので、撮影の最後に「一発踊ってください」とお願いしたところ、「裸で踊っていいですか?」と(笑)。一応、世に出すかもだったので「ダメです」と言って、急遽衣装を購入してきてもらいました。
川村:朝5時にドンキホーテを駆けずり回ったんですよ。
本山:で、帰ってきたら、全身網タイツで頭に花輪を着けていたんです。それで「最後なのでトイレを壊してもらっていいです」と、一発撮り。すさまじいオーラを放つ踊りでした。それまで40時間くらい撮影を続けていたので現場も疲れきっていたんですが、川村さんが踊りはじめた途端、スタッフみんなもあっけに取られ、最後は「最高の現場だったよね!」と、元気に帰って行きました(笑)。
―(笑)。それで本編にも使われることになったんですね。
本山:ただ「ダンサーのすごさ」って、映像には残らない部分もあります。例えば、川村さんが踊る前にストレッチをしているときも、背中から「ゴォォォー」と、生命力のようなエネルギーが出ているのを明らかに感じるのですが、そういうのはさすがに映像には映らないんですよね。
コンテンポラリーダンスに、いかに興味を持ってもらえるかについてはいつも考えていますが、観ないとわからない部分がどうしてもある。(長谷川)
―ここ数年、義務教育にもストリートダンスが加わり、ダンス教室が盛り上がりを見せています。またそれとともに『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA』のような、さまざまなダンスをボ
ーダレスで取り上げるイベントが増えるなど、ダンスを踊ることも観ることもかつてより身近になっています。表現者として、あるいは観客として、これからコンテンポラリーダンスをもっとおもしろくしたり、シーンを活性化していくためにはどのようなことが必要だと思いますか?
長谷川:コンテンポラリーダンスを観に来てもらうのはなかなか難しいですよね。いかにして興味を持ってもらえるかについてはいつも考えていますが、観ないとわからない部分がどうしてもある。ただ、『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA』のように、いろんなダンスを観られるイベントが増えているのは表現者としても素敵なことだと感じています。ダンスがどんどん身近なものになってきているので、そこからさらにいろいろな作品を観てほしいです。その中で、きっと好きなモノに出会えたり、新しい発見や衝撃を見つけられるのではないでしょうか。
川村:でも日々の生活の中で、人々が「これいいな」って、何かを大切に思える感情を自覚できる環境が増えていかないと、コンテンポラリーダンスも広がらないんじゃないかと思います。いくら「ダンスやってるよ」「おもしろいよ」「観に来てよ」と言っても、ダンスをおもしろいと思える気持ちが持てない生活をしていたら意味がないと思うんです。
―つまり、劇場に足を運ぶ以前の生活から、ゆとりを持てなければならない、と。
川村:いくら「絵を買ってくれ」って言っても、絵を飾るような環境になかったら買わないのと同じです。
―本山さんはいかがでしょうか?
本山:ロベール・ブレッソン(1901~1999年)というフランスの映画監督は、著書『シネマトグラフ覚書―映画監督のノート』(筑摩書房)で、「人は動くものを見るのが大好きだ」と語っています。僕には1歳半の子どもがいるんですが、やっぱり踊りとか動くものを見ているのが大好きなんです。人には「運動量の大きいものを見たい」っていう本能があるんでしょう。
―「ダンスを見たい」という欲求は、本能に根ざした行為なんですね。
公演は終了いたしましたがフィガロやパンより
"OL"!? アーティスト川村美紀子新作
『まぼろしの夜明け』東京公演に向けて、インタビュー
■ 見えない力に導かれる身体
あっという間に注目の人となり、数々の賞を受賞した川村。海外公演も多く、来年は在日フランス大使館のスカラシップで、半年間フランスで研修を行う。クラブで遊びながらダンスの練習をする大学生だったデビュー当時から見ると、環境も状況もがらりと変わった。
「客層も広がり、大人社会とかかわることが増え......戸惑いはしますが、目の前のことを精いっぱいやるしかないですね、今の私には」
この頃、身体の感覚が急速に変わっているのを感じる、と川村は言う。
「身体を自分の意思でコントロールして動かそうとすると、身体の中、特に関節が内側から鈍くて重くてキレの悪い鉈みたいなもので、くーーーっとえぐられるような感じがするんです。なんか、油が切れかかっているロボットみたいな感じ。無感情の中でギシギシ身体の部分をバラバラに動かしている。だからやめよう、と思ったんです」
先月行われたソロ公演『春の祭典』ではほぼ全裸に近いスタイルで、四方を客席に囲まれた小さな舞台に立った。ストラビンスキーの音楽が川村の身体から溢れ出て、天に吸い上げられていくように私には見えた。まさに捧げもの、"巫女"の身体を見る思いだった。
「自分の意思でコントロールするというよりは、身体が音楽を吸収して勝手に動くのに任せた部分が多かった。あらかじめ振付の流れは作ってありましたが細部はその時の空気が創りだしていたと言っていいと思います」
金沢での合宿生活では、生活習慣やものの考え方に至るまでひとりひとりが違うものを持っているということを改めて肌で感じた。そんなことも"コントロールするのではなく自然の流れを尊重する"という思考にシフトするきっかけになっているという。
「自然の流れの中で、限界までその人の存在感を際立たせていく、際立った存在感同士のぶつかりあいが、ダンスと言う表現になればいい、そう思っています」
他者との闘いは、裏を返せば自分との闘いでもある。注目や期待など、自らを縛り付ける何かから緩やかに解放されるために今、川村美紀子は自分との闘いを余儀なくされているのかも知れない。
■ 私の肩書は"OL"です
「私は自分をダンサーとは名乗りません」
と川村は言う。ダンサーとは、踊らない人が付けた呼び名なのだと。......そうかもしれない、踊りという表現スキルに対して観客となる私たちが勝手にそうカテゴライズしているだけで、実は私たちがダンサーと呼んでいる人たちの中には"踊ることを職業にすることが目的"である人と"自分の表現手段としてたまたま身体を使っている人"がいる。そして、川村は圧倒的に後者である。あんなに高い身体性を持つのに? と思われる方も多いとは思うが、彼女は作曲・歌・詩・文章・絵画・書(紫水、という屋号も持っている)、めちゃくちゃ幅広いジャンルから表現を行っている。そんな自分のことを笑いながら、
「私はOLです、って言ってます。Orgasms Lady」
と川村。あらゆる局面に感度の鋭さを発揮する彼女にぴったりの表現かもしれない。
面白い!!
CINRA.netよりコンテンポラリーダンス入門
インタビュー記事行ってみよう〜
『もっと流行ってもいい。
想像を超えるコンテンポラリーダンス入門』
インタビュー・テキスト:萩原雄太
PROFILE
長谷川達也(はせがわ たつや)
DAZZLE主宰・ダンサー・演出家。SMAP、V6、Mr.Children、ケツメイシ、TRF、BoA、東方神起などのライブ出演・振付の他、振付日本一を決めるLegendTokyo、TheatriKA‘lコンテストのW優勝。また、国内演劇祭での最優秀作品賞、若手演出家優秀賞を始め、海外では韓国:アジア演劇祭、ルーマニア:シビウ国際演劇祭の他、中東最大のファジル国際演劇祭からの招聘、4部門ノミネート、2部門において受賞。本年3月には歌舞伎界の立女形にして人間国宝である坂東玉三郎氏演出舞台『バラーレ』(東京・赤坂ACTシアター)にDAZZLEとして主演。振付も担当。現在は来年秋に予定しているDAZZLE結成20周年舞台公演に向け鋭意制作中。11月7日(土)に東京・東銀座にある東劇にて「DVD『二重ノ裁ク者』発売記念プレミアム上映会」が開催決定。イープラスにてチケット発売中。
川村美紀子(かわむら みきこ)
1990年生まれ、16歳からダンスを始める。日本女子体育大学(舞踊学専攻)卒業。2011年より本格的に作品を発表し、2012年初演の『へびの心臓』は、国内外で上演を重ねている。その活動は、劇場にとどまらず、屋外やライブイベントでのパフォーマンス、映像制作、弾き語りライブ、自作品の音楽制作、レース編みなど、表現活動を多彩に展開。2014年『インナーマミー』初演、トヨタコレオグラフィーアワード 2014「次代を担う振付家賞」及び「オーディエンス賞」、横浜ダンスコレクション EX 2015「審査員賞」及び「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞。
本山敬一(もとやま けいいち)
1977年倉敷生まれ。SIX所属。クリエイティブディレクター。"A Fusion of Technology with Humanity"をテーマに、メディアを問わず人の心に残る体験をつくる。代表作にPokémon GOのトレーラ―、amazarashiのMV『季節は次々死んでいく』、Nexus 7のCM、Google Chrome 初音ミクなど。カンヌをはじめとした国内外のアワードで受賞多数。
http://sixinc.jp/#work/
学校のトイレで女子高生が狂ったように激しいダンスを見せる。amazarashiの2ndシングル”スピードと摩擦”のMVで振付を手がけたのは、今、コンテンポラリーダンス界で大きな注目を集めるダンサー・川村美紀子だった。amazarashiの楽曲が持つ暴力的なまでのパワーと、焦燥感を象徴する激しい振付で鮮烈な印象を残したMVは、ネットでも大きな話題となった。
ところで、「コンテンポラリーダンス」とは何なのだろうか? 「コンテンポラリー=現代の」という言葉から見れば、今話題の川村美紀子の振付・ダンスは、まさに「コンテンポラリー」と言える。しかし、どのようなダンスが「コンテンポラリーダンス」なのか? と聞かれれば、説明は難しい。
今年、横浜で開催されたダンスフェスティバル『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015』でも、バレエやストリートダンスの公演とともに、カナダのダンスカンパニー、カンパニー・マリー・シュイナールや、森山未來による『JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治「駈込み訴え」より』、パリオペラ座でも活躍する勅使川原三郎の『ミズトイノリ - water angel』など、コンテンポラリーダンスと呼ばれるさまざまな作品がプログラムされた。
そんなコンテンポラリーダンスに、どうして人々は魅了されるのだろうか?
そこで、今回は川村美紀子とともに、「ストリートダンスとコンテンポラリーダンスの融合」を掲げるDAZZLEの長谷川達也、amazarashiのMVで川村を起用したクリエイティブディレクターの本山敬一に、コンテンポラリーダンスの魅力についてたっぷりと語ってもらった。
……すごい。今の話、私も「コンテンポラリーダンス」がよくわかっていなかったので、とてもためになります。(川村)
―今日は「コンテンポラリーダンス」をテーマとした鼎談ということで集まっていただきました。ただ、一言で「コンテンポラリーダンス」といっても、定義や解釈がまちまちで、「これがそうだ!」ということが言えないジャンルですよね。
長谷川:僕自身も、コンテンポラリーダンスってそもそも何かわからない部分があります。ダンスのジャンルには頓着がないのですが、もともとヒップホップが好きでダンスを始めて、ジャズダンスのよさや、さまざまなダンスのよさを取り入れながら踊ってきました。そんなときに、誰かから「コンテンポラリーダンサーですよね?」って言われたんです。「ストリートダンサー」という自負はあったんですが、「コンテンポラリー」と言われたのは初めて。それで「コンテンポラリーダンスって何だろう?」と思って調べたのが、このジャンルとの出会いですね。
―実際に調べてみて、「コンテンポラリーダンサー」と言われたことには納得できましたか?
長谷川:あるイベントで舞踊家・振付家の杏奈さんと意気投合して、一緒に作品を作ることになったんですが、ワークショップに参加し、ストリートダンスとは異なった方法でダンスが作られていくのを見て、コンテンポラリーダンスと言われたことがようやくつかめたような気がしました。ストリートダンスには、ある程度決まったステップがあり、それを組み合わせてダンスにする。けれど、コンテンポラリーの場合には「存在していない身体の動き」を組み合わせることでダンスにしていきます。ダンスに対する捉え方、発想の方法が、より自由なんです。そんなコンテンポラリーの自由な部分と、僕がジャンルに頓着せずに踊っていたこととの共通点を感じましたね。
川村:……すごい。今の話、私も「コンテンポラリーダンス」がよくわかっていなかったので、とてもためになります。録音してスピードラーニングの教材にしたいです……。
一同:(笑)。
長谷川:川村さんもストリートダンスをやっていたんですよね。
川村:クラブに行って、わーって踊っていました。今はいろいろな優しい人が「おいでおいで」って、コンテンポラリーダンスの世界に招いてくれているような感じです。
―川村さんは『トヨタコレオグラフィーアワード』や、『横浜ダンスコレクションEX 2015』といった、コンテンポラリーダンスの賞を数々獲得していますが、自分ではコンテンポラリーダンスを踊っている自覚はない?
川村:そうですね……。もともとは「ヤスダ」に通って、ダンスを教えてもらっていたんです。
―「ヤスダ」って何ですか?
長谷川:ストリートダンス界で知らない人はいない、新宿にある損保ジャパン日本興亜本社ビル(旧・安田火災海上本社ビル)の通称です。1Fの大きなガラスが鏡のように映るので、いろんなダンサーが練習で集まっていたんです。
―なるほど(笑)。ストリートダンスから、いつの間にかコンテンポラリーダンスに越境してしまっていた川村さんにとって、コンテンポラリーダンスの魅力ってなんなのでしょうか?
川村:うーん……、「コンテンポラリーダンスの魅力」というテーマをもらって考えていたんですが、それを話すこと自体が、すでにコンテンポラリーではないと思います。だって「現在」って言ったら、すでに過去のことになってしまいますよね。「コンテンポラリー」って呼ばれること自体が、すでに過去の扱いのような気がする……。
―「コンテンポラリー」は、辞書通りには「現代の」という意味ですが、川村さんは、まさに「今、この瞬間」に作りだすイメージを持っているということですね。では、踊る立場ではなく、観る立場である本山さんはいかがでしょうか?
本山:2005年頃から観始めました。もともとは中原昌也のようなノイズミュージックが好きで、彼が「BABY-Q」(関西出身のダンサー・東野祥子が主宰するカンパニー)のサウンドを手がけていたのがきっかけです。それ以前も、映画に出てくる暗黒舞踏のようなものは観ていましたが、ちゃんとお金を払って公演に足を運んだのはそれが最初ですね。
―ダンスのどのような部分におもしろさを見出したのでしょうか?
本山:現代音楽やノイズミュージックって、一聴すると音楽に聴こえないものが多い。けれども、60分間どわーっと聴いていると、1秒くらいだけ音楽に聴こえる瞬間があるんです。その「1秒の強度」のほうが、ポップで耳触りのいい音楽を聴いているときよりも「おお!」と感動するんです。聴いているときはぶっちゃけ「はやく帰りたい……」と思っているんですが(笑)、後々まで記憶や体験として残るのは耳触りのいい音楽ではなく、ノイズの中の1秒なんです。同様に、コンテンポラリーダンスを観ていても、なんだかよくわからない動きをしていることがほとんどなのに、めちゃくちゃかっこいい瞬間があります。それは、解釈する側の問題なのかもしれないけど、踊りに見えないものが踊りに見える瞬間みたいなのが、すごくかっこいいなって思って観ています。
川村さんの「動き」があまりにもすごいので、撮影の最後に「一発踊ってください」とお願いしたところ、「裸で踊っていいですか?」と。(本山)
―本山さんが監督されたamazarashiのMV“スピードと摩擦”は、川村さんがトイレの中で激しく踊るダンスを振り付けて大きな話題となりました。どのような経緯から、川村さんへのオファーが実現したのでしょうか?
本山:“スピードと摩擦”は、「焦燥感」がテーマだとamazarashiの秋田さんに説明されて。歌詞が捉えづらい曲なので、焦燥感だけは残したいと考えました。学校という他者の視線があふれる中で、唯一孤独になれるトイレという空間で、女子高生が「自分だけが足りない、置いていかれてるんじゃないか……」「アーッ!」って暴れることで、焦燥感を表現できるかな、と。動きはなるべくカオスで強度あるものがいいと思い、コンテンポラリーダンスで今一番やばい人を探してたら、川村さんに辿り着きました。
―たしかに川村さんのダンスは、スピードがものすごく速いですし、細かい痙攣のような動きが入っていたり、焦燥感をイメージする部分もありますね。
本山:当初は川村さんは振付だけで、出演する予定はなかったんです。女子高生ではないので(笑)。ただ、現場で目にした川村さんの「動き」があまりにもすごいので、撮影の最後に「一発踊ってください」とお願いしたところ、「裸で踊っていいですか?」と(笑)。一応、世に出すかもだったので「ダメです」と言って、急遽衣装を購入してきてもらいました。
川村:朝5時にドンキホーテを駆けずり回ったんですよ。
本山:で、帰ってきたら、全身網タイツで頭に花輪を着けていたんです。それで「最後なのでトイレを壊してもらっていいです」と、一発撮り。すさまじいオーラを放つ踊りでした。それまで40時間くらい撮影を続けていたので現場も疲れきっていたんですが、川村さんが踊りはじめた途端、スタッフみんなもあっけに取られ、最後は「最高の現場だったよね!」と、元気に帰って行きました(笑)。
―(笑)。それで本編にも使われることになったんですね。
本山:ただ「ダンサーのすごさ」って、映像には残らない部分もあります。例えば、川村さんが踊る前にストレッチをしているときも、背中から「ゴォォォー」と、生命力のようなエネルギーが出ているのを明らかに感じるのですが、そういうのはさすがに映像には映らないんですよね。
コンテンポラリーダンスに、いかに興味を持ってもらえるかについてはいつも考えていますが、観ないとわからない部分がどうしてもある。(長谷川)
―ここ数年、義務教育にもストリートダンスが加わり、ダンス教室が盛り上がりを見せています。またそれとともに『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA』のような、さまざまなダンスをボ
ーダレスで取り上げるイベントが増えるなど、ダンスを踊ることも観ることもかつてより身近になっています。表現者として、あるいは観客として、これからコンテンポラリーダンスをもっとおもしろくしたり、シーンを活性化していくためにはどのようなことが必要だと思いますか?
長谷川:コンテンポラリーダンスを観に来てもらうのはなかなか難しいですよね。いかにして興味を持ってもらえるかについてはいつも考えていますが、観ないとわからない部分がどうしてもある。ただ、『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA』のように、いろんなダンスを観られるイベントが増えているのは表現者としても素敵なことだと感じています。ダンスがどんどん身近なものになってきているので、そこからさらにいろいろな作品を観てほしいです。その中で、きっと好きなモノに出会えたり、新しい発見や衝撃を見つけられるのではないでしょうか。
川村:でも日々の生活の中で、人々が「これいいな」って、何かを大切に思える感情を自覚できる環境が増えていかないと、コンテンポラリーダンスも広がらないんじゃないかと思います。いくら「ダンスやってるよ」「おもしろいよ」「観に来てよ」と言っても、ダンスをおもしろいと思える気持ちが持てない生活をしていたら意味がないと思うんです。
―つまり、劇場に足を運ぶ以前の生活から、ゆとりを持てなければならない、と。
川村:いくら「絵を買ってくれ」って言っても、絵を飾るような環境になかったら買わないのと同じです。
―本山さんはいかがでしょうか?
本山:ロベール・ブレッソン(1901~1999年)というフランスの映画監督は、著書『シネマトグラフ覚書―映画監督のノート』(筑摩書房)で、「人は動くものを見るのが大好きだ」と語っています。僕には1歳半の子どもがいるんですが、やっぱり踊りとか動くものを見ているのが大好きなんです。人には「運動量の大きいものを見たい」っていう本能があるんでしょう。
―「ダンスを見たい」という欲求は、本能に根ざした行為なんですね。
公演は終了いたしましたがフィガロやパンより
"OL"!? アーティスト川村美紀子新作
『まぼろしの夜明け』東京公演に向けて、インタビュー
■ 見えない力に導かれる身体
あっという間に注目の人となり、数々の賞を受賞した川村。海外公演も多く、来年は在日フランス大使館のスカラシップで、半年間フランスで研修を行う。クラブで遊びながらダンスの練習をする大学生だったデビュー当時から見ると、環境も状況もがらりと変わった。
「客層も広がり、大人社会とかかわることが増え......戸惑いはしますが、目の前のことを精いっぱいやるしかないですね、今の私には」
この頃、身体の感覚が急速に変わっているのを感じる、と川村は言う。
「身体を自分の意思でコントロールして動かそうとすると、身体の中、特に関節が内側から鈍くて重くてキレの悪い鉈みたいなもので、くーーーっとえぐられるような感じがするんです。なんか、油が切れかかっているロボットみたいな感じ。無感情の中でギシギシ身体の部分をバラバラに動かしている。だからやめよう、と思ったんです」
先月行われたソロ公演『春の祭典』ではほぼ全裸に近いスタイルで、四方を客席に囲まれた小さな舞台に立った。ストラビンスキーの音楽が川村の身体から溢れ出て、天に吸い上げられていくように私には見えた。まさに捧げもの、"巫女"の身体を見る思いだった。
「自分の意思でコントロールするというよりは、身体が音楽を吸収して勝手に動くのに任せた部分が多かった。あらかじめ振付の流れは作ってありましたが細部はその時の空気が創りだしていたと言っていいと思います」
金沢での合宿生活では、生活習慣やものの考え方に至るまでひとりひとりが違うものを持っているということを改めて肌で感じた。そんなことも"コントロールするのではなく自然の流れを尊重する"という思考にシフトするきっかけになっているという。
「自然の流れの中で、限界までその人の存在感を際立たせていく、際立った存在感同士のぶつかりあいが、ダンスと言う表現になればいい、そう思っています」
他者との闘いは、裏を返せば自分との闘いでもある。注目や期待など、自らを縛り付ける何かから緩やかに解放されるために今、川村美紀子は自分との闘いを余儀なくされているのかも知れない。
■ 私の肩書は"OL"です
「私は自分をダンサーとは名乗りません」
と川村は言う。ダンサーとは、踊らない人が付けた呼び名なのだと。......そうかもしれない、踊りという表現スキルに対して観客となる私たちが勝手にそうカテゴライズしているだけで、実は私たちがダンサーと呼んでいる人たちの中には"踊ることを職業にすることが目的"である人と"自分の表現手段としてたまたま身体を使っている人"がいる。そして、川村は圧倒的に後者である。あんなに高い身体性を持つのに? と思われる方も多いとは思うが、彼女は作曲・歌・詩・文章・絵画・書(紫水、という屋号も持っている)、めちゃくちゃ幅広いジャンルから表現を行っている。そんな自分のことを笑いながら、
「私はOLです、って言ってます。Orgasms Lady」
と川村。あらゆる局面に感度の鋭さを発揮する彼女にぴったりの表現かもしれない。
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