~DanceとSakeを愛する者のメモ~      Dance studio R
2026-091 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 08 next 10
8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18 

より

東京ゲゲゲイが面白い!!
tokyogegegay.com/
先週のインタビュー記事

Artist Interview
2015.10.20
dance
MIKEY of Tokyo Gegegay The quest for absolute release
抑圧からの解放を目指す 東京ゲゲゲイの牧 宗孝(MIKEY)



バトルやコンテストなどテクニックを競い合うのではなく、ストリートダンスによる新しい舞台表現の創造を目指した取り組みが注目されている。そのパイオニアが、奇天烈メンタルワールドと称し、見る者を抑圧から解放する演劇的な作品を発表している「東京ゲゲゲイ」だ。そのリーダーが、きゃりーぱみゅぱみゅの振付で知られるMAIKOと組んだ「東京☆キッズ」、子どもたちなども参加した「Vanilla Grotesque」で、独特の美意識に彩られたショーを発表してきたカリスマ・ダンサー、振付家、演出家の牧宗孝(MIKEY)である。国際交流基金アジアセンターの「DANCE DANCE ASIA」にも参加している牧宗孝にその思いを聞いた。
聞き手:石井達朗[舞踊評論家]
■

──どういうきっかけでダンスを始めたのですか。 子どもの頃、今のダンスにつながるような体験が何かありますか。
 もともとすごい目立ちたがり屋だったんです。とにかく人前で何かをするのが好きで、歌ったり踊ったりしていました。お正月、親戚が集まっている時に子どもが何かやると、お捻り(チップ)をもらえるでしょ。5、6歳の頃だと思うけど、お母さんのワンピースを着て、中森明菜や中山美穂の曲で歌って踊ったのが、私が最初につくったショーです。それが私にとって大切な年1回のイベントになりました。
 後、日本舞踊を少しだけやりました。すごく小さい頃、母親に「踊りやりたい!」と言ったらしく、たまたま近所で教えている方がいて習いに行っていました。それよりすごくのめり込んだのがお囃子で、10年ぐらいやっていました。私が住んでいた立川のお祭りは山車の上に乗ってお囃子、ひょっとこや狐のお面をかぶった踊りをやるんですが、凄く気持ちよかった。
 見てもらって、お捻りもらって、多分ショーガールになりたかったんだと思います(笑)。

──いろいろなダンスジャンルがありますが、その中でストリートダンスに惹かれたのはなぜですか。
 ストリートダンスを意識するようになったのは中学生の頃だったと思います。立川には米軍基地があったので、その頃には黒人が経営するヒップホップのお店ができはじめました。ただそういうお店に通ってそこでダンスをするのはいわゆるヤンキーと呼ばれる不良のお遊びみたいな風潮があって。かっこいいなと憧れてはいたけど、踏み入れることができなかった。
 海外の音楽を聴き始めたのもその頃だったから、マイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンの真似をして、家でこっそりヒップホップを踊ったりしていました。お母さんのスカーフを巻いて、メイクして(笑)。今思えばその頃から憧れているアーティストは女性だったんですよね。4、5才の時にはスカーフを巻いて踊っても別にどうってことないけど、思春期になるとやっぱりこれって変態的なことかもしれないという気持ちが芽生えて。ラジカセとヘッドフォンを持って屋上に行って、星空を見ながら人知れず踊ったりしてましたねえ(笑)。
 こうやって振り返っていると、いろんなことを思い出して恥ずかしくなってくるけど。子どもの頃、本当に些細な身近なことだけど、私が言い返せなかったことや反論できなかったことを、東京ゲゲゲイのダンスに込めて表現、発散するというのはあるかもしれません。

──家族からはどのように受け止められていたのでしょう。
 両親は『ウチの息子ちょっと変わってるよなぁ』みたいな感じでしたね。唯一、フラダンスをやっていたお祖母ちゃんだけは、『あんたはこういうの好きだからねぇ』って感じで、私のやりたいことに対して凄くサポートしてくれました。だから、お祖母ちゃん子ですよね。
 
──ストリートダンスを誰かに学んだことはありますか。
 実は一度歌手を目指して、19歳の時にあるレコード会社に所属していたことがあります。それまでは歌も踊りも我流だったので、ボイストレーニングとダンスレッスンを受けさせられました。でも、スタジオで基礎からレッスンするというのは何て退屈なんだと。ああしろこうしろって言われるのが嫌だったし、半年で辞めちゃいました(笑)。
 それで20歳になり、ひとりでクラブに行ける歳になって、ただただダンスミュージックを聞きたくて、ダンサーのショーを見たくて、クラブに通うようになりました。そこでヒップホップを踊るようになり、ストリートでも踊り始めました。その頃は、まだ自分がゲイだとカミングアウトしてなかったので、友達と練習している時にもダボダボの服を着て男っぽい振付で。でも本当はこういうのをやりたいんじゃない!って、4年ぐらい悶々としていました。

──それで2005年に「東京☆キッズ」を立ち上げます。
 MAIKOと出会ったのがきっかけです。彼女はゲイカルチャーやボンテージファッションがすごく好きで、そのエキセントリックなセンスに心を打たれて一緒にやりたいと思いました。そうすれば自分をもっと解放できるんじゃないかって。実際、彼女といろいろ作品づくりをする中でどんどん感性が開放されていったんです。それで自分がゲイだとカミングアウトしたら、もうやりたいことが何でもできるような感じになって(笑)、ショーが段々奇抜になっていった。初期のメンバーは5人だったけど、「ついていけないよ」って抜ける子がでて、彼らが「s**t kingz」をつくったんです。
 東京☆キッズは7年ぐらいやって、最後はMAIKOと二人になりましたが、最終的に全部自分でつくりたくなった。子どもの頃からダンススタジオで教えていた子たちのスキルも上がって結構良いダンサーになってきたので、一緒に「東京ゲゲゲイ」を結成しました。彼らは私の好き勝手、わがまま聞いてくれる道連れ。できませんと1回も言われたことがない(笑)。今、MAIKOはきゃりーぱみゅぱみゅの振付などで活躍しています。

──ダンスではいわゆる師匠はいなくて、MIKEYのさまざまな経験から独自の世界観をつくっていったということですが、音楽とか他のジャンルのアーティストで憧れた人はいなかったのですか。
 それはいますね。うまく言えないですが、マイケル・ジャクソンとはシンクロしてるなと思います。ネバーランドとか、彼のあのファンタジーへの思いとか、『わかるぞ!マイケル』って感じで(笑)。勝手にシンクロしちゃうんです。

──東京ゲゲゲイについてお聞きします。衣装、設定、振付とMIKEYの美意識、遊戯的な感覚が満載です。たとえば記念すべき第1作の「東京ゲゲゲイ女学院の誓い」は、セーラー服を着て、清く正しく美しくという女学院をパロディーにしたようなラディカルなダンスを繰り広げます。女学院シリーズは東京ゲゲゲイ定番になっています。専らテクニックを競うストリートダンスに演劇性を持ち込み、ある種の物語的なイメージがあるのが、MIKEYの振付の特徴のひとつになっています。
 私の振付はそれぞれのジャンルを極めている純度の高いダンサーからすると、めちゃめちゃ邪道。それぞれの常識をことごとく壊し、色々なエッセンスを取り入れて混ぜちゃってるから。ゲゲゲイ女学院では、最初のナレーションで「常に汚れ、ふしだらに、醜く、果てしなき芸の道を歩むことを誓います」と宣言していて、私を縛っていた常識やルールをダンスで壊していく快感があります。まあ、芸はカタカナの「ゲイ」かもしれないけど(笑)。

──特に上半身の動きが凄くて、表現力が尋常じゃない。手や首、顔の表情が豊かで、他のストリート系にはないスタイルです。
 ストリート系はどちらかというと足ですけど、ゲゲゲイはやっぱり手なんだと思います。ストリートダンスを始めた頃、レッスンに行った時にある先生から、身体のエネルギーは循環していて足を踏んだことで連動して手が動く。君の場合は下半身が全部死んでるって言われて、じゃあそのまま殺そうって決めた(笑)。山車に乗ってお囃子で踊るとき、移動中ガタガタするから足のステップなんてできないでしょ。だから、基本仁王立ちで立っていないと踊れない。そういう意味では下半身が上半身を支えているのかもしれないですけど。

──今年5月、日本のトップ・ストリートダンサーが一堂に会した舞台作品「*ASTERISK(アスタリスク)」をMIKEYが総合演出しました。『女神の光』というタイトルで、ストーリーラインとビジュアルが上手く融合した素晴らしい作品でした。これはどういう発想から生まれのですか。
 映画『フラッシュ・ダンス』や『ショーガール』のようにダンスがベースになっているストーリーをつくろうと思いました。それと、キッズダンサーがすごく増えている今の時代だったら、やっぱりいろいろあるステージママの存在はずせないから、登場させようと(笑)。実はタイトルの女神は、宇多田ヒカルがお母さんの藤圭子への複雑な思いを込めてつくった『嵐の女神』からもらいました。母親を女神に例えるのはありかなと思って。二人へのオマージュでもあります。

──大勢のトップダンサーがキャスティングされていたので、さぞかし創作プロセスは大変だったのではないでしょうか。
 このプロジェクトが決まった時点で、キャスティングにはこだわりたいと思いました。それで、私と繋がりのある先輩や友達に声をかけてもらったので、出演者54名のほとんどが知り合いです。最初に何となく軸になるストーリーをみんなで共有して、シーンのプロットがある程度出来たところで、プロの作曲家をパートナーにして先に音楽をガンガンつくっていきました。音楽を志していたときには作詞作曲もしていたので、そのシーンでは誰が踊るのか、そのダンサーが好きな音楽はどんなものかを動画でリサーチして、そのダンサーがより輝くようにするにはどういう音楽が良いかをプログラムしていきました。
 振付は何十ものシーンを20ユニットに分けてつくり、各ユニットにごとに稽古をする。それで、私は各ユニットがパーツをつくっているスタジオを移動しながら振付するからめちゃくちゃ大変でした。最後にそれらのシーンをパズルのようにはめていきました。1カ月前から全体リハーサルを始めましたが、なかなか全員揃わなくて。だから出演者たちは通しになってはじめて全体像がわかったんじゃないでしょうか。この企画だけに、7カ月間没頭しました。

──作品を見たら、それぐらいの時間と労力をかけたことがよくわかります。MIKEYの舞台は、空間のビジュアル感覚と時間感覚のつかみ方がすごくうまいと感じます。
 作品をつくる上で“絵”は大切にしています。最初にこういう衣裳で、ここにダンサーがいて、この音がきっかけで絵がこう展開するなど、ダンスの構成やフォーメーションをビジュアルとして捉えています。自分の世界観をトータルに舞台で表現していきたいと、最初から思っていました。『女神の光』は、ある意味夢が叶ったというか、これまでやってきたことの集大成だと思います。

──個人的には、出演していた女性2人の高校生ユニット「LUCIFER」がすごく気に入りました。ああいう人たちが日本にいるなんてビックリしました。
 すごく嬉しいです。彼女たちは17歳くらいで、スキルを競うバトルやコンテストでずっと踊っていた。私は初めて彼女たちのダンスを見た時に、あの若さでここまで踊れる子がいるんだったら、自分は別にダンスしなくていいや、と思ったくらい衝撃でした。若いフレッシュな才能を入れたくてLUCIFERに出演してもらいました。

──この企画はパルコの中西幸子さんがプロデューサーですが、中西さんとの出会いは?
 私が台湾にいる時に、中西さんが訪ねてきてオファーされました。中西さんは私が2012年まで主宰していたダンスカンパニー「Vanilla Grotesque」の『護美屋敷(ごみやしき)』を見てくださっていて。その時の衣裳は全部廃品で、何千個もの空き缶のプルタブをへアンピンで繋いだり、ティッシュでつくったお花を全身に飾って「マイ・フェアレディ」みたいなドレスにしたり(笑)。予算が無かったから想像力を駆使した結果ですが、これはドラッグクイーンの世界で言う“チープゴージャス”だとゲイの先輩に教えてもらいました。
 中西さんはその頃から一緒にやりませんかと誘ってくださっていたそうですが、記憶にないんですよね。2014年の「*ASTERISK」公演にVanilla Grotesqueとして出演した時、稽古場で中西さんが居残ってゴミを片付けていた姿が亡くなったお祖母ちゃんのイメージと重なって。お祖母ちゃんが言うんだったら、ということでお受けしました(笑)。

──2015年は国際交流基金アジアセンターの新しい事業「DANCE DANCE ASIA(DDA)」が本格的に始まりました。ストリートダンスをキーワードに活動するダンスグループ/ダンサーの東南アジア域内の交流と共同制作を支援するプロジェクトで、今年、日本から12団体が東南アジア5カ国に派遣されました。MIKEYはどこに行きましたか。
 マニラとバンコクです。どちらも初めてでしたが、裸足で食べ物をちょうだいと言ってくる子どもたちがいて。この貧富の差はカルチャーショックでした。私はとにかく子どもが好きで、マニラでは路地裏みたいな所にみんなで行って、子どもたちと遊びました。ダンスの振付を教えたら、みんなノリノリでやってくれてすごく歓迎された気がしました。

──マニラやバンコクでの反応はいかがでしたか。
 先入観抜きで、ショーに対して本当に素直に湧いてくれて、ストレートに伝わっている感じがやっていて面白かった。東京だと、出てきただけで「ヤバーイ」とか。『まだ何もやってないのに、板付きだけで何がヤバイんだ』って思うんですけど(笑)。
 マニラではできなかったのですが、バンコクでは子どもたちと一緒にステージに立ちたいと思って中西さんにお願いしました。クロントイというタイで一番大きいスラム街の子どもたち30人ぐらいと練習して。交流基金の方に、もしかすると途中で帰っちゃうとか、次の練習に来ないこともありえますよと言われたけど、みんな毎日来てくれました。むしろ早く集まって自主練習したり、何人かは将来ダンサーになるのが夢になったと言う子もいて、良かったなと思っています。ちなみにDDA東京公演ではフィリピン生まれのハーフの子がダンサーとして参加します。身体能力が凄いですよ。

──近年、ストリートダンスのいろいろな協会ができたり、ストリートダンス(現代的なリズムダンス)を含むダンスが小中学校で義務教育化されるなど、環境が大きく変わっています。こうした環境の変化をどのように感じていますか。
 ダンススタジオの数が増えて、ダンスを習いたいという子どもたちも増えています。私もスタジオレッスンをしていた時期がありますが、生徒に自分の振付を簡単にできるように変換して伝える作業をしていると、自分がだんだん単純化していく感覚があり、最終的に自分が考えていた振付とは別物になっている。それが凄く嫌で、やらなくなりました。単発でワークショップをやることはありますが、それもみんなで振付をシェアしましょうという感じで、私の振付を変えてもいいし、みんなでパーティみたいに盛り上がればいいという感じでやっています。おにぎり屋さんでバイトしながらショーに出ていた時期もありますが、今ではインターネットで映像を見て、海外からオファーが来ますし、環境は変わったと思います。
 この前、中高生のダンス部の全国大会にゲスト参加したのですが、ダンスをやっている子がみんな良い子なんです。爽やかに、フレッシュに、「イェー!」って感じで。中には違うタイプの子もいるんでしょうけど。子どもたちの世界は学校か家庭か、みたいな感じで凄く狭い。でもダンスをすることで、コミュニティが広がって、大人になったら色んな人がいるよという、彼らにとってそういう存在になれたらいいなと思います。ダンスが学校教育の必修になったことについては懐疑的ですが、でも、好きになる子は追求するだろうし、本当のことを知りたいと思うはずだから、その窓口がちょっと広がったとすれば良かったんじゃないかと思っています。

──最後に、今後の活動で考えていることはありますか。
 来年はゲゲゲイとして何か面白いことがやりたいと思っています。ひとつのお化け屋敷みたいな、アトラクション的な舞台ができたらいいなと‥‥。

──いや、ゲゲゲイだけで既にお化け屋敷的なものが十分ありますけど(笑)。
 ですよね(笑)。できれば廃校とか使って、いろいろな部屋でショータイムがあって、お客さんが移動するツアーパフォーマンスのようなものができればと。音楽室からスタートする人もいれば、美術室からスタートする人もいて、最終的に体育館に集まってショーをみる。小学6年生の夏休みに、私がリーダーになって児童館にお化け屋敷をつくり、地域の子どもたちが遊びに来るという企画をプロデュースしたことがあります。館内のスペースを段ボールで区切って、ここで口裂け女が出るとか。子どもたちが入って来て、キャーキャー言っている時の快感たるや。それが私の原点だと思っていて、お化け屋敷プラスダンスショーを絶対やりたいと思っています。
6年ぶりの来日公演となった、カナダ・モントリオールを本拠地とするカンパニー マリー・シュイナール。
10/24終了!!映像が公開となっていた!

「春の祭典」

http://www.mariechouinard.com/le-sacre-du-printemps-111.html

コンセプト・振付・芸術監督:Marie Chouinard
音楽:Igor Stravinsky, The Rite of Spring, 1913
照明:Marie Chouinard
衣装:Vandal
プロップ:Zaven Paré
メイク:Jacques-Lee Pelletier
ウィグ:Daniel Éthier

〜ユニゾンとなった群舞はほとんどなく、暗い舞台の上でスポットライトの丸い光の中でソロを踊るダンサーたちの踊りが中心となる〜

10月19日 第31回ベッシー賞授賞

Outstanding Performance(傑出したパフォーマンス)
笹本龍史
2006年に渡米。
以降、ネーサン・トライス、山崎広太、ラリー・ケイグウィン、シェン・ウェイ等、ニューヨークを代表する数々の振付家の作品に出演。
2011年、米・ダンスマガジンが選ぶ「観に行くべき25人のダンサー」に選出。
翌年には、ニューヨーク・ダンス・パフォーマンスアワード・ベッシー賞より「傑出したパフォーマー」としてノミネートを受ける。
現在山口県下松市在住。

『OQ(王宮)』 山崎広太振付 ジャパンソサエティ 受賞!!

『オーキュー(OQ)』
振付:山崎広太
ストーリーは、平安時代に始まったとされる宮中の歌詠みの会「歌会」と、鎌倉時代から興った「連歌」に着想を得て作られた作品で、「おうきゅう(王宮)」の雅やかな空気、野中で連綿する歌詠みの宇宙観を、山崎が繊細かつダイナミックな身体表現を以て再現していく。
作品だそうです。

この後も、横浜が熱い!!!
マリー・シュイナールの春の祭典は、あまりにもビジュアル的にも有名ですが
未だ、ナマで見たことがありません。

公式より
速報!
デボラ・コルカーがリオ五輪のオープニング・セレモニーの振付と演出を手がけることになりました。昨年度は、シルク・ド・ソレイユで初のファンタジー公演「OVO」を日本で上演し、多くの観客を魅了した彼女の新作「Belle」は必見です。

http://www.ciadeborahcolker.com.br/#!home-english/cg9q

KAAT神奈川芸術劇場



COMPAGNIE MARIE CHOUINARD
カンパニー マリー・シュイナール
"Le Sacre du printemps"
『春の祭典』
"HENRI MICHAUX : MOUVEMENTS"
『アンリ・ミショーのムーヴマン』

公演期間
2015年10月24日(土)~2015年10月25日(日)

会場
ホール

公演スケジュール
10.24(土)18:00
10.25(日)15:00☆

『春の祭典』
Le Sacre du printemps

コンセプト・振付・芸術監督:Marie Chouinard
音楽:Igor Stravinsky, The Rite of Spring, 1913
照明:Marie Chouinard
衣装:Vandal
プロップ:Zaven Paré
メイク:Jacques-Lee Pelletier
ウィグ:Daniel Éthier

※今回の来日公演は、冒頭のロベール・ラシーヌ『シグナチュール・ソノール』の部分を省略した形での上演となります。

『アンリ・ミショーのムーヴマン』
HENRI MICHAUX : MOUVEMENTS

振付・芸術監督:Marie Chouinard
音楽:Louis Dufort
照明:Marie Chouinard
舞台美術:Marie Chouinard
音響:Edward Freedman
衣装: Marie Chouinard
ヘアスタイル:Marie Chouinard
声:Marcel Sabourin
テキスト・画:Henri Michaux Mouvements (Édition Gallimard, 1951)より
アンリ・ミショーの版権所持者およびガリマール社の許可のもと抜粋


Companhia de dança DEBORAH COLKER "Belle"



公演期間
2015年10月31日(土)~2015年11月01日(日)

会場
ホール

公演スケジュール
10.31(土)17:00
11.01(日)15:00 ☆

時代を映し出す舞台芸術――コンテンポラリー・ダンスの最先端を紹介するKAAT神奈川芸術劇場

欧米を中心に新たな身体表現の領域を切り拓くジャンルとして発展してきたコンテンポラリー・ダンスは、いまや欧米のみならず日本をはじめ、アジア、アフリカ、南米などでも、地域の独自性や身体性を持った新鮮な表現が発表され、世界各地のフェスティバルなどでも高い評価を得ています。KAAT神奈川芸術劇場では、2011年からコンテンポラリーダンスの先進的な作品を紹介してきました。今回は、2008年の初来日公演で絶賛された南米ブラジルの振付家デボラ・コルカーが率いるカンパニーの最新作を紹介します。

南米ブラジル気鋭の女性振付家デボラ・コルカー率いるデボラ・コルカー・カンパニーは、躍動感溢れるダンサーたちの高い身体能力を最大限に活かし、欧米のコンテンポラリー・ダンス作品にはない新鮮な発想による振付と美術的にもクオリティの高い舞台装置が見事に融合した作品で、世界中のダンス・ファンを魅了しているカンパニーです。
2001年に栄誉あるローレンス・オリヴィエ賞をブラジル人で初めて受賞。2009年には、女性振付家として初めてシルク・ド・ソレイユで “OVO”(ポルトガル語で「卵」を意味する。)を発表するなど、世界中で注目され高い評価を得ている振付家デボラ・コルカー率いるカンパニーが、日本ではここ横浜のみの公演を行います!

南米ブラジルから、超スーパーダンス集団、再来日!高い身体能力が可能にする驚異のダンス!

世界各地で観客を魅了し驚愕させてきたデボラ・コルカー・カンパニー。2014年6月16日にリオ・デ・ジャネイロのアドミラ・ロッソ劇場で世界初演を迎えた“Belle”は、フランス人作家ジョセフ・ケッセル(Joseph Kessel)が86年前に書いた小説「昼顔 (Belle de Jour)」を映像化したルイス・ブニュエル(Luis Buñuel)の『昼顔』(1967年)で、セヴィリーヌ役を演じたカトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)にインスパイヤーされ、振付師デボラ・コルカーが官能的なシーンを創り上げていきまました。

物語は、美し若妻のセヴリーヌは、医師である夫のピエールとともにパリで幸せな生活を送っていた。外見は貞淑な彼女はマゾヒスティックな空想に取り付かれてもいた。ある日セヴリーヌは友人から、上流階級の婦人たちが客を取る売春宿の話を聞き、迷った後に「昼顔」という名前で娼婦として働くようになる。そうして彼女は、昼間だけの娼婦として欲望に身をまかせるようになる…。

これまで日本で多く紹介されてきた欧米を中心とするコンテンポラリー・ダンスとは少し質の異なる、これまでに観たことのないようなテクニックとアイデアに満ちた、魅力溢れる作品です。

https://www.youtube.com/watch?v=38je7sTkZ74
今回の最大の目玉は
バットシェバ舞踊団 デカダンス 横浜公演、
めずらしく開場前に現地に到着したので、
何年かぶりの山下公園内でチョイ飲み出来るお店を探してウロウロ。
海とひとびとを眺めながら、赤ワインを頂き ふと時計を見ると!きゃっ開演10分前・・・

わたしを待たずして、開演して居りました(ーー;)
更に更に
悲しいかな、開演10分前から、舞台上でソロパフォーマンスがあったらしく、、、

今回は、代表作のハイライトシーンだけを繋げたデラックス ミラクル公演と言うことで、期待も一層高まっていた。
その中でも、名作「アナフェイズ」は、観客巻き込み型作品、どんなことになるのか興味深々でした。
前の席の方が舞台上に拉致されΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
他数名の女性達がステージ上に上げられ、ステキに共演されました。

作品が違うのに、ダイジェスト感は全くなく、気持ちの良いくらいスムーズに繋がっていた。

やはり、ここから始まるか‼︎動画で見ることが出来ますが、アナフェイズ(マイナス16)は迫力がありカッコイイ、くり返しのループの中に時々現れる異分子、当たり前が当たり前じゃなかったときの面白さ。
日常にも良くあることですが、同じことをしていても、いつも通りとは限らない様々な事象。

小気味よく進行して行きます。

◎組み込まれていたであろう作品群◎
Z/na (1995),
Anaphase (1993)
Mabul (1992)
Naharin's Virus (2001),
Zachacha (1998),
Sadeh21 (2011),
Telophaza (2006),
Three (2005),
MAX (2007)

かなり、前目の席だったのですが、
始め、舞台中ほどまで幕が降りているものと思っていました。しかし、幕は存在せず、照明演出の賜物によりその様に見えていたことが判明。
ステージ上は、至ってシンプル。
袖幕は全て取っ払い、高さ3メートルほどの黒い板が並べられ、背後にも同じ高さの黒い板が配置。
板より上は、袖幕内が見え、空間に無限性を感じる。

アイディアが盛りだくさんで、小難しくないので誰しもが楽しめる舞台。
ある意味 テクニカルではないが、身体能力の高さが織りなす身体表現の多様性。
コントロールされた感情が、肉体表現そのものとなり表出しているのがバットシェバ舞踊団の魅力です。それ故、見ているだけで、楽しくなったり・悲しくなったり様々な感情が溢れ出てきます!

年間250公演をこなしているとのこと、桁間違ってない??一年は365日・・・凄すぎます!!自宅で過ごす日々は一体何日あるのでしょうか?と心配してしまいます。

次回、公演を楽しみに♪
稽古に励みたいとおもいますー

アナフェイズは色々なカンパニーに
提供されてます。見比べてみるのも、たのしいです。

アメリカンダンスシアター版



バットシェバ版

公式にはまだUPされていないようでしたので☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

◎映像タイムテーブル◎

10:15〜10:30
七代目松本幸四郎、ルース・セント・デニス、テッド・ショーン、デニショーン舞踊団交流記録

10:30〜11:00
田中泯-詩の力 書の力 そして カラダ

11:00〜11:30
田中泯-Field

11:30〜12:45
ポリス・シャルマッツ-子供

12:14〜13:45
室伏鴻-Quick Silver

14:00〜15:30
さいたまゴールドシアター-KOMA’

15:30〜16:45
ELEVENPLAYダンスインスタレーション-MOSAIC Ver1.5

17:00〜18:20(火曜・金曜)
ジェローム・ベル-ザ・ショー・マスト・ゴー・オン

上記のタイムテーブルにあわせて行くのがベストかと思われます!!

展示会場の方は
会場内は案の定、撮影禁止!!につきメモを取る人 ちらほら

中でも。
室伏鴻さんの<墓場で熱狂的に踊るダンス>
残念ながら、動画が見つからず・・・

タイトルのセンスの良さも去ることながら、とても魅惑的な作品でした。
室伏さんは、今年、他界されてしまいましたが、是非生で見たい作品です。
一見、テクノロジーとは対極にありながらも、テクノロジーの上に立っている感じがとても素敵です。

ELEVENPLAYの【MOSAIC Ver.1.5】
メディアアートの手法を取り入れた、ライゾマテックス。
こちらは、テクノロジーと共存。
面白い。

週末、どうしても早稲田に行ってみたくなり、急遽予定を変更し演劇博物館に足を運んでみた。
大学のキャンバス内はどこもかしこも、門をくぐってから 目的の建物までの道のりが長い、校内図を眺めること数分、演劇博物館まで約数分・・・



公式ホームページに
演劇博物館は坪内逍遙の発案で、エリザベス朝時代、16世紀イギリスの劇場「フォーチュン座」を模して今井兼次らにより設計されました。正面舞台にある張り出しは舞台になっており、入り口はその左右にあり、図書閲覧室は楽屋、舞台を囲むようにある両翼は桟敷席になり、建物前の広場は一般席となります。このように演劇博物館の建物自体が、ひとつの劇場資料となっています。
舞台正面にはTotus Mundus Agit Histrionem“全世界は劇場なり”というラテン語が掲げられています。

と記載があるように、大変趣のある建物でした。
特に階段は歩くと「ミシッミシッ」と軋む音がし、自らの重み・空間と自分との関係性を感じることの出来る素敵なスペースでした。

〜Who Dance ? 振付のアクチュアリティ〜
ダンスとテクノロジー、予想外の展示方法でした。
壁に、モニターとヘッドホンが程よい間隔で並べられており、好きな映像を一人で愉しむことができます。

1時間半くらい滞在時間をとってはいたのですが、足りない・・・
たっぷりと、時間を用意して出向くことをお勧めいたします。

「Re:Rosas!」
ローザスの代表作『Rosas danst Rosas』の一部を覚えて踊り、それを撮影してYouTube上にアップ、ローザス公式HP上に掲載するプロジェクト

とても魅力的な企画展
会期も長いことですし、足を運んでみたいと思いますー



公式 http://www.waseda.jp/enpaku/ex/3628/

会期:2015年10月1日(木)〜2016年1月31日(日)
休館日:10月21日、11月6日、11月18日、12月16日、2015年12月23日〜2016年1月5日、
1月10日~12日
会場:2階 企画展示室
入場無料

主催:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本 Amb-France_IFJ_25
協力:あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、株式会社 DHCシアター、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM)、彩の国さいたま芸術劇場、シンガポール国際芸術祭(SIFA)、公益財団法人セゾン文化財団、パリ・オペラ座、フランス国立レンヌ・ブルターニュ振付センター

企画概要
「コレオグラフィ/振付」という概念は、17世紀末にフランスで誕生して以来、変化し続けています。その変化は、同時代の美学やテクノロジーなど私たちの考え方や感性を左右する社会的条件と無縁ではありません。
本展では、ダンスの歴史を振り返りつつ、「身体」「空間」「テクノロジー」という3つの観点から21世紀以降のコンテンポラリーダンスの実践に焦点を当て、私たちの生きる現代に特有の「コレオグラフィ/振付」とは何かを考えます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*無事に舞台を終えました!みなみなさま、おありがとうございました!

さてさて、次回公演まで何をして遊ぼうか・・・



第8回フェスティバル/トーキョーが開幕来月開幕する!!
(2015年10月31日~12月6日)
公式 http://www.festival-tokyo.jp


 過去7度にわたり開催され、190作品、1,522公演、42万人を超える観客・参加者を動員した日本最大規模の舞台芸術祭フェスティバル/トーキョー(F/T)が今年も東京芸術劇場をはじめとする池袋エリアで開催される。一昨年に市村作知雄がディレクターズ・コミティ代表に就任し、合議制によりプログラムを決定。主催プログラムでは、欧州圏、アジア圏から同時代演劇を招聘するほか、国境を越えた共同制作や日本の舞台芸術を牽引するアーティストの作品をラインナップしている。
 今年は、主催プログラム12演目・3企画に加え、F/Tと同時期に開催される東京近郊で上演される18演目を連携プログラムとして紹介する。主催プログラムには、スペインの演出家アンジェリカ・リデルによる『地上に広がる大空(ウェンディ・シンドロム)』、パリ市立劇場ディレクターであるエマニュエル・ドゥマルシー=モタによるイヨネスコの『犀』、静岡舞台芸術センター(SPAC)の宮城聰が演出を手がける野田秀樹潤色の『真夏の夜の夢』、地点の三浦基演出によるマヤコフスキーの『ミステリヤ・ブッフ』、韓国の光州に開館したアジア文化の殿堂(プレゼンター・トピックス参照)で初演される岡田利規演出による『God Bless Baseball』、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみの芸術監督も務める多田淳之介が韓国の劇作家ソン・ギウンの作品を演出する『颱風(たいふう)奇譚 태풍기담』などが並ぶ。また、東日本大震災の経験を経て生まれ、2013年に福島県立いわき総合高等学校の生徒たちと共に飴屋法水が創作した『ブルーシート』(岸田國士戯曲賞受賞作)が初演に参加した高校生と新たな出演者と共に再演される。
 なお会期中に「アジア舞台芸術祭」(11月13日~15日)を併催。アジアシリーズVol.2として今年はミャンマーの演劇を特集する。

[概要]
 NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)が2002年から開催してきた東京国際芸術祭を、行政機関等との連携の下、「フェスティバル/トーキョー」と名称を変え、2009年に新たなフェスティバルとしてスタート。第1回は春、2回目以降は秋に開催されている。ディレクターは、2009年~2013年相馬千秋が担当し、国内外のオリジナルな作品創作と上演、公共空間でのパフォーマンス、観客参加型演劇などを積極的にラインナップ。2014年から市村作知雄がディレクターズ・コミティ代表就任。



パリ市立劇場『犀(サイ)』
作:ウジェーヌ・イヨネスコ 演出:エマニュエル・ドゥマルシー=モタ
11月21日(土)~ 11月23日(月・祝)

生き生きと鋭く、鮮やかに――。パリ発のエンターテインメント不条理演劇
 ピナ・バウシュやロバート・ウィルソンからさいたまゴールド・シアターまで、世界の最前線で活躍するアーティスト、カンパニーを集めた意欲的なプログラムでも知られるパリ市立劇場が、不条理劇の傑作『犀(サイ)』(イヨネスコ作)を携え、初来日を果たす。
 演出を務めるのは同劇場の芸術監督で、パリを代表する舞台芸術の祭典「フェスティバル・ドートンヌ」のディレクターも兼任するエマニュエル・ドゥマルシー=モタ。ダイナミックな舞台装置と身体性に富んだ演技で魅せるその演出は、不条理演劇につきまとう難解で深刻なイメージを軽々と乗り越えていく。全体主義の滑稽と恐怖を、次々と犀に姿を変える人間たち、犀に占拠される街の様子に仮託したイヨネスコの精神は、現代のグローバル社会の矛盾をも突くものとなるだろう。より生き生きと軽やかに、親しみやすく――しかしその切っ先は鋭いままだ。



ギンタースドルファー/クラーセン 『LOGOBI 06』
11月26日(木)~ 11月29日(日)

コートジボワール~日本。 リアルタイムで進行する“ダンスの対話”
 1980年代にコートジボワールの街角で生まれたダンススタイル、LOGOBI(ロゴビ)。男同士の技の対決に始まり、今や子どもや女性も楽しめる娯楽となったLOGOBIを異なる歴史や文化を持ったダンスとぶつけると――。多国籍アート集団ギンタースドルファー/クラーセンによるダンスプロジェクト『LOGOBI』シリーズ。その最新版が、ここ日本でつくられる。
 LOGOBIとコンテンポラリー、2人のダンサーが、ざっくばらんな会話も交えつつ、その場でコラボレーションを展開する本作。今回出演するのは、コートジボワール出身のダンサー、振付家のフランク・エドモンド・ヤオと、舞踏からヒップホップまで、さまざまなジャンルのダンスを表現に取り込む日本人ダンサー、イスマエラ 石井丈雄。異なる身体言語を持ち、共にヨーロッパで活躍する2人の、隔たりと交わり、そこに生まれるグルーヴを体感せよ!
いよいよ、自分たちの舞台も今週末に迫ってきた、、、
時同じく、今週末に『GERMINAL ー ジェルミナル』がある!!
(T . T)是非、この世界を、ゼロからもう一度やりなおしてみたいっ

アロリー・ゴエルジェ&アントワンヌ・ドゥフォール
HALORY GOERGER& ANTOINE DEFOORT
『GERMINAL ー ジェルミナル』
神奈川芸術劇場HPより



現代アート、思想史、情報学、メディア論を背景にした斬新な作品で、
今もっとも注目のパフォーマンスユニット、日本初上陸!


「もしもこの世界を、ゼロからもう一度やりなおすことができたら?」

この問いに全力で向き合うのが、『ジェルミナル』だ。日本初登場のアロリー・ゴエルジェとアントワンヌ・ドゥフォールは、2007年にヨーロッパのダンス界に登場するやいなや、現代アートや思想史、情報学、メディア論をバックグラウンドにした斜め上を行く斬新なスタイルで注目を集める、フランス/ベルギーを拠点にするユニット。2012年にリヨン・ダンスビエンナーレの依頼を受けて制作された『ジェルミナル』も、ダンスやアートの概念、さらには私たちがあたりまえに暮らしている現代社会のありかたを笑いと共に鋭く問い、大きな話題を巻き起こした。
何もない舞台に、ごく普通の男女が4人。あらかじめすべてが失われた世界で、彼らはコミュニケーション手段を発明し、事物を発見し、分類し、組織して、社会と文明を形成していく。ただし驚くべき素朴さと、歴史の常識と全く異なる奇想天外な進化の過程をたどって。『ジェルミナル』は、新たなユートピアを創造するための、デジタルでアナログな21世紀の寓話だ。きっとあなたも、知的なセンスとナンセンスな笑いに満ち、常識を鮮やかに覆すゴエルジェとドゥフォールの世界の虜になるにちがいない。

[コンセプト]
HALORY GOERGER & ANTOINE DEFOORT
(アロリー・ゴエルジェ&アントワンヌ・ドゥフォール)
 
[出演]
Jean-Baptiste Delannoy (ジャン - バティスト・ドラノワ)
Halory Goerger (アロリー・ゴエルジェ)
Denis Robert (ドゥニ・ロベール)
Beatriz Setién Yeregui(ベアトリッツ・セティヤン・エレギー)

[主催]
横浜アーツフェスティバル実行委員会
KAAT神奈川芸術劇場

アロリー・ゴエルジェ/ALORY GOERGER
ゴエルジェは家を建てたり動物を治したりする代わりに、舞台作品やインスタレーションを創作している。そのほうが皆のためになるから。
思想史を研究している。辿り着いたら、他のものはもうすべて取られていたから。
それらの活動それぞれにおいては、 芸術の実践との緩い関係のなかで絶対的な内容の貧しさが形式上の厳格と戯れている。そこから生きて脱出することの不安とともに。

演劇、映像、パフォーミングアーツの世界を横断し、新たな芸術作品を産み出すアーティスト集団、自らを "PROJECT COOPERATIVE(プロジェクト協同組合)" と定義する「アミカル・ド・プロダクション」(http://www.amicaledeproduction.com/en/)を2010年に共同設立した。

アントワンヌ・ドゥフォール/ANTOINE DEFOORT
ドゥフォールは、あなた以上にアーティストであるというわけでもなく、良好な雰囲気を保つこと、季節ごとの思いつきと人生とコンテンポラリーアートのあいだに高いレベルの交流を行うこと試みている。それゆえ彼はしばしば複数の明白な矛盾との戦いに身を置くが、そうした矛盾は堂々と解決されるか、あるいは論理の飛躍と乱暴な脱線によって恥ずかしながら隠蔽される。
彼の作品は形式、意味、メディア、物質のあいだに関連を打ち立てるものであり、通常はビデオ、フィルム、音響、インスタレーション、テキスト等の自律的な手段による作品を制作し、それらを領域横断的・様式混合的・反テーマ的なパフォーマンスにおいて複合させている。そこでは失敗やアクシデントは大歓迎され、それらは通が特に好む香ばしいディテールを形成している。

[助成]
文化庁(平成27年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業)
アンスティチュ・フランセ パリ本部/リール市

https://vimeo.com/56873975

作・演出を手がけるアロリー・ゴエルジェのインタビュー記事!

本作をつくろうと考えた経緯、着想のきっかけをお聞かせください。

アロリー>『GERMINAL - ジェルミナル』は、さまざまな劇場におけるレジデンスの過程で2年間のリサーチをかけてつくった作品です。その半分くらいの時間を費やし創作した2つの作品がありましたが、そちらは放棄(笑)。3作品目をつくり始めたとき、“OK、今回は全く何もないところから始めよう。今まで見たこともやったこともない、本当にゼロからね”と、改めてスタートしました。そこからが本当の始まりでした。

キャストはどのような基準で選んだのでしょう?

アロリー>最初はアントワンヌと僕のふたりだけでいいと思っていましたが、4人の方がより良い数だと気付いて。だけど、経験もなければ、プロの役者とどうやって仕事をしたらいいのかもわからない。アントワンヌと僕は時間もあり、自由でもあり、そしてある意味自分たちの限界も知っている。だから役者としてどうにかやりくりできていた部分がありました。

アルノーとは一緒に仕事をした経験もあり、またいい友達でもあったので、何がピッタリくるかこないかがすぐにわかったし、彼のパートを書くのは非常に簡単でした。オンディーヌ(初演時キャスト)とは面識はなかったけれど、アントワンヌが以前彼女の出演した公演を観たことがあって、“すごくいいよ!”と絶賛していたので、早速連絡を取ってみました。企画の説明など15分くらい話をしただけで、すぐ彼女も参加することになった。それからずっと、一緒にツアーをしています。彼らと働くことは、僕らにとって宝です。

クリエイションはどのような方法で行っていますか?

アロリー>通常、僕らはまず図面上(台本)で同意し、それぞれが台詞を数行書き、互いに見せ合い、助け合いながら仕上げていくというスタイルを取っています。話すところから始まって、アイデア、材料、情報を交換しあう。そして自分たちがつくろうとする世界のルール(原則)の確立を試みます。

その世界を記述し、文書に落とし込み、それらを言葉で埋め込んでいく。さらにそこから、各々を各々のしかるべき場所に置いてみる。僕たちが役者に示し、一緒に参加しながら、何が上手くいき、何が上手くいかないかを確認し、書きかえていくこともあります。当然そこには数多くのディスカッションが必要になります。

アロリーさんとアントワンヌさん、おふたりの作業上の棲み分けはどうされていますか?

アロリー>アントワンヌとは常に一緒という訳ではなくて、どのプロジェクトも違う組織やチームで行っています。自分たちはしょせんカンパニーではないですから。ときにはひとりで手がけたり、他の人とタッグを組むこともあります。

最近の二作品はアントワンヌとふたりで創作しましたが、それぞれ半分ずつ書き、演じました。通常僕たちは、機材のデザイン、プログラム、ビデオ、サウンド、歌など、出来る限りの作業を自分たちで手がけています。まずは物事をスタートさせ、その後各々のパートのスペシャリストたちの意見を聞き、つくり上げていく。

『GERMINAL - ジェルミナル』の場合、僕たちのおバカなアイデアの全てを実現させるために、テクニカルのスタッフたちから絶大な助けをかりて完成しました。

コンセプトを舞台化するにあたり、苦労した点、こだわった点は? また、そこから得たものとは?

アロリー>耐えがたい、ひどく悲しい、ややこしい、楽しい、長い、早い、遅いーー。さまざまな難題が立ちはだかり、自分たちが考え出した大部分のものは全く実現しませんでした。日々変化していき、1週間何もできないときもあれば、1時間で20分の作品ができたりもする。

僕たちはこのプロジェクトを経て多くを学びました。まずは、気兼ねないバーフェクトな仲間たち、そしてチーム(技術者、生産アシスタントなど……)を持てたことが一番ですね。

作品づくりにおいて重視していることは?

アロリー>終わらせることに集中する、ということでしょうか。なぜかというと、とにかく実験ばかり重ねていて永遠に終らないから。だから、終わらせることが最も重視すべきことでもあります。

初演時の反響、手応えはいかがでしたか?

アロリー>初演の当日、劇場に観に来た劇場プログラムディレクターや批評家たちから、“この作品はこれから公演ツアーの申し込みが殺到するようになるだろう”と言われました。もちろん作品のクオリティについて高い評価をもらえたことは嬉しかったけど、自分たちとしてはとにかく終わったことがハッピーだった。それに正直な気持ちを言うと、当初よりも回を重ねるごとにだんだん作品を好きになっていった感じです。お客さんの笑い声は僕たちを充実させてくれるし、より良い作品をつくることを可能にしてくれたという意味でも、ツアーが沢山実現できたのはとてもラッキーでした。
カレンダー
08 2026/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 16 17 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新コメント
プロフィール
HN:
melmo
性別:
女性
趣味:
飲み食いだおれ
バーコード
ブログ内検索
P R
フリーエリア
フリーエリア
"melmo" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.