~DanceとSakeを愛する者のメモ~
Dance studio R
デアゴスティーニ・ジャパン「週刊 マイ3Dプリンター」創刊を発表!
創刊号はもちろん特別価格の999円
毎号付いてくるパーツをちまちまと組み立て、「idbox!」を完成させる。
3Dプリンタが完成する迄には・・・全55号約10万ほど掛かる模様。
「BS01」シリーズのボンサイラボが監修
何かと、話題の3Dプリンター
神奈川工科大学はこのほど「イノベーション・ジャパン2014−大学見本市」で3Dプリンタを利用して出力された造形物に著作権情報などを埋め込む技術を展示。
造形物を破壊することなく情報の付与と読み取りが可能で、その造形物が違法なデータを基に出力されていないかどうかなどを確認できる。
さあ、3Dプリンターを手に入れて
ダンサーを増殖させてみようではないか
・・・先週の、インスタの話に舞い戻り
観客と出演者との温度差
作り手と出演者との温度差
ヤン・ファーブル『寛容のオルギア Orgy of Tolerance』は、
ダンサー、ミュージシャン、俳優で構成されていた訳ですが
インスタレーション作品,
厳密に言うとパフォーマンスアートにおいて、
ダンサーで作品を創る場合、
観客はダンスを見に来る
ダンサーは踊りたい
作り手は、必ずしもそこを求める訳でもない
となった場合
俳優さんである方が作品のコンセプトにより寄り添った表現が出来る可能性
普段踊りをやっていない人である方が、作り上げられたものではなくよりリアルな表現が出来る可能性
では、ダンサーとしてどのような表現が出来るのか?自分が作品の一部になれるのか?
作品の一部になるためには、どのようにしなければならないのか?
なりきれなければ、観客との温度差が発生してもしょうがない・・・
視覚芸術に於いてのダンサーとしての身体のありよう
空間全体を楽しんで貰える体験芸術
妥協することもなく媚びることもなく、両者が歩み寄れるよう環境整備?をしつつ、より理想的な空間表現を考察しなければならない。
絶対的なる美学がそこに存在しないのなら、観客をおいておきぼりやり逃げ作品に陥ってしまうのですから
前にも、発言したように
無難過ぎて、忘れ去られるより、悪しとしてでも記憶に刻まれる方がよいのかも…と思ってしまうのであります
それも評価
結局、いつもの問題に打ち当たってしまいます
堂々巡りのトラベラー
生身ですらない、出力物になってしまったら、
あらまあ、
今度は、本物のインスタレーションですね
創刊号はもちろん特別価格の999円
毎号付いてくるパーツをちまちまと組み立て、「idbox!」を完成させる。
3Dプリンタが完成する迄には・・・全55号約10万ほど掛かる模様。
「BS01」シリーズのボンサイラボが監修
何かと、話題の3Dプリンター
神奈川工科大学はこのほど「イノベーション・ジャパン2014−大学見本市」で3Dプリンタを利用して出力された造形物に著作権情報などを埋め込む技術を展示。
造形物を破壊することなく情報の付与と読み取りが可能で、その造形物が違法なデータを基に出力されていないかどうかなどを確認できる。
さあ、3Dプリンターを手に入れて
ダンサーを増殖させてみようではないか
・・・先週の、インスタの話に舞い戻り
観客と出演者との温度差
作り手と出演者との温度差
ヤン・ファーブル『寛容のオルギア Orgy of Tolerance』は、
ダンサー、ミュージシャン、俳優で構成されていた訳ですが
インスタレーション作品,
厳密に言うとパフォーマンスアートにおいて、
ダンサーで作品を創る場合、
観客はダンスを見に来る
ダンサーは踊りたい
作り手は、必ずしもそこを求める訳でもない
となった場合
俳優さんである方が作品のコンセプトにより寄り添った表現が出来る可能性
普段踊りをやっていない人である方が、作り上げられたものではなくよりリアルな表現が出来る可能性
では、ダンサーとしてどのような表現が出来るのか?自分が作品の一部になれるのか?
作品の一部になるためには、どのようにしなければならないのか?
なりきれなければ、観客との温度差が発生してもしょうがない・・・
視覚芸術に於いてのダンサーとしての身体のありよう
空間全体を楽しんで貰える体験芸術
妥協することもなく媚びることもなく、両者が歩み寄れるよう環境整備?をしつつ、より理想的な空間表現を考察しなければならない。
絶対的なる美学がそこに存在しないのなら、観客をおいておきぼりやり逃げ作品に陥ってしまうのですから
前にも、発言したように
無難過ぎて、忘れ去られるより、悪しとしてでも記憶に刻まれる方がよいのかも…と思ってしまうのであります
それも評価
結局、いつもの問題に打ち当たってしまいます
堂々巡りのトラベラー
生身ですらない、出力物になってしまったら、
あらまあ、
今度は、本物のインスタレーションですね
珍しく、相方がその日のうちに、帰宅した。
夕食を食べた後、会社に新しく入ってきたクリエーターさんが作ったと言う曲と(今度、曲を作ってもらおうかな〜)のSWISS のコラージュ職人Dimlite曲(カッコイイ
)を聞かせてくれた。
彼は、先週末東京Jazzに行っていたのだ。のりのりだ
これはいけるかも!と
「ねー。シーツ取り替えて~」とお願いしてみた
「い~よ~」
珍しいこと続き!!!
数分後「後ろと前が分からなくて大変だったけど、出来たー」と、
初めてのシーツ替え
その後、彼は床に有った物を手に取り
スピーカーを拭きはじめた
何と、掃除もしている!!!
ぎょぎょっ〜〜〜(┳◇┳)
よく見たら、
床から取り、手にしているボーダーの物は、
もしや( ̄∀ ̄)靴下!?
おぬしが、少し前まで履いていた、、、
きょえ~ 靴下でスピーカーを拭いていたことが判明。。。
ま~私のスピーカーじゃないし、い~や~と心を落ち着かせ、
いざ、寝室へ
きょえ~
シーツの縫い目が全て、こんにちはしているではないか…
そこで、彼が言っていた「後ろと前」発言を思い出した。
裏と表が分からなかったのね~(-o-;)残念な結果
夕食を食べた後、会社に新しく入ってきたクリエーターさんが作ったと言う曲と(今度、曲を作ってもらおうかな〜)のSWISS のコラージュ職人Dimlite曲(カッコイイ

彼は、先週末東京Jazzに行っていたのだ。のりのりだ

これはいけるかも!と
「ねー。シーツ取り替えて~」とお願いしてみた
「い~よ~」
珍しいこと続き!!!
数分後「後ろと前が分からなくて大変だったけど、出来たー」と、
初めてのシーツ替え
その後、彼は床に有った物を手に取り
スピーカーを拭きはじめた
何と、掃除もしている!!!
ぎょぎょっ〜〜〜(┳◇┳)
よく見たら、
床から取り、手にしているボーダーの物は、
もしや( ̄∀ ̄)靴下!?
おぬしが、少し前まで履いていた、、、
きょえ~ 靴下でスピーカーを拭いていたことが判明。。。
ま~私のスピーカーじゃないし、い~や~と心を落ち着かせ、
いざ、寝室へ
きょえ~
シーツの縫い目が全て、こんにちはしているではないか…
そこで、彼が言っていた「後ろと前」発言を思い出した。
裏と表が分からなかったのね~(-o-;)残念な結果
Century of Film and Dance◎「映像とダンスの世紀」
9.20 sat – 10.3 fri 各日21:00start
シアター・イメージフォーラム
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2 TEL.03-5766-0114
映像の原点にはダンスがある。人や動物の動きの研究のために撮影された連続写真がのちに映画の誕生のヒントとなった。映画というメディアの発展とともに、ダンスの様々な表現が生まれ、それもまた記録されてきた。映画というメディアがダンスの発展に及ぼした影響は大きい。また身体を記録しようとしたことで映像自身も発展していったのだった。本プログラムは「映像とダンスの世紀」としてその歴史の一部を顧みる。パリのダンス映像アーカイブ、シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンス提供の歴史的に貴重な映像作品もプログラムに加え、ヤン・ファーブルの歴史的パフォーマンスを映像のために再クリエーションした作品『ファーブル博士があなたを癒します』や、フィリップ・グランドリュー監督/エレーヌ・ロシュトー出演の『ホワイト・エピレプシー』など刺激的な作品が登場する。
ヤン・ファーブル
Realtokyo
現代を代表する芸術家ヤン・ファーブルは、生物学者ジャン・アンリ・ファーブルのひ孫です。
彩の国で、数年前に見た『寛容のオルギア Orgy of Tolerance』は、
色々な意味で、衝撃的でした!
彩の国さいたま劇場は本当にすてきデス。
的確な、批評を見つけたので
〜ワンダーランドより〜
◎「人間的な、あまりにも人間的な」ヤン・ファーブル
竹重伸一
観劇後というか観劇中から当惑した苛々とした気分が湧いてくるのを抑えることができなかった。8年のインターバルがあるとはいえこれがあの刺激的な「わたしは血」と同じヤン・ファーブルの作品なのだろうかという思いである。
この舞台が「わたしは血」のような肉体の論理ではなく、あくまでも言語の論理で創られていることは上演が始まってしばらくすると直ぐ明らかになる。純粋にダンス的と言える部分が少ないということが問題なのではない。「わたしは血」の時もそうだったはずだ。そもそもファーブルは三年前に同じ劇場で上演された女性ダンサーのソロ「主役の男が女である時」を観ればわかるように精緻な振付の技術を持っている人ではない。しかししばしば裸体にまで還元されるパフォーマー個々の肉体の個性、パフォーマー相互の肉体と肉体の関係、更にはその肉体達と舞台空間の関係を探求することから舞台が創られており、それが彼自身による独創的な舞台美術とあいまってフィジカルシアターとしての密度の濃さとして表れていたと思う。
ところがこの作品では冒頭の銃を持った人間達にせつかれながらの非快楽的なオナニー競争のシーンから始まって、ほとんどのシーンが言葉で説明できるレベルに表現内容が記号的に納まってしまっていている。例えば冒頭のシーンなら「氾濫する性情報によってもはや強迫神経症的に快楽を強制されてしまっている人達」、その他「商品化されるイエス・キリスト」や「とめどのない消費欲に支配されているスーパーマーケットで買物する女達」といった具合である。唯一「ネオナチに惹かれるロシア女性」を演じた女性の恐らく映画「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングを引用した妖しい衣装・演技の魅力が記憶に残っている位である。つまり肉体や空間に対する興味を全く感じさせないのだ。そうした印象に支配されてしまうのには「わたしは血」の時の詩的な言葉とは違って、風刺や皮肉や反語に満ちているとはいえ散文的でわかり易いパフォーマー達が発するセリフの影響も大きい。
この作品のテーマが資本主義の消費文化と極右民族主義に対する批判であることは明瞭である。観客を冷酷に突き放すことを厭わない美学的芸術至上主義者・神秘主義者というイメージが強いファーブルがあえて(だと思う)こうしたアクチュアルで啓蒙的な作品を創ったのは、アフタートークで自ら述べていたようにベルギーの極右勢力の台頭がそれほど危険な状態にあるということなのだろう。それにしてもそうした極右民族主義に対する批判という面は肯けるにしろ、この作品の資本主義批判の描き方は私には些か古めかしくステレオタイプである。
日本の状況でいえば1980年代のバブルの時代ならばこの作品にももう少しリアリティーを感じただろう。だが今現在の、資本主義がテクノロジーの進歩とあいまってその本来の過酷な弱肉強食性を剥き出しにしている時代において問われているのは「消費」ではなく「労働=生存」ではないだろうか。実際今の日本では特に若者の多くは消費以前の段階で最低限生きていくだけのお金を手にするのにさえ四苦八苦しているのが現実であり、まさに肉体そのものが淘汰されようとしているのに反抗の身振りを示すこともできずに「去勢」されたような生を余儀なくされているのだ。ヨーロッパでもそれほど状況が違うとは思えない。チェスターフィールドのソファーになど誰が座っているというのか。肉体を使った表現で今アクチュアリティーを獲得するためにはそうしたところまで観客に考えさせなければいけないはずだ。
ファーブルだけでなく最近来日したほとんどが退屈させられる欧米のダンス公演を観て考えたのは、日本に比べて段違いに恵まれている振付家やダンサーの経済的条件が逆に真にアクチュアルな表現を生み出す足枷になっているのではないかということである。日本の場合ほとんどのダンス関係者がアルバイトをしなければ食べていけないため上述したような底辺労働者の一部であり、みんな身を持って資本主義の暴力に曝されながら日々生きている。ところが欧米の場合ダンスだけで食える人も多いため、逆に生活が家と稽古場とツアーだけに限定されてしまう。こうした「ダンス公務員」のような生活が現実とはずれた、コンセプトやアイディアが先行した抽象的な作品ばかりが生み出されてくることと関係しているのではないだろうか。だからといってもちろん日本の現在のダンス環境を肯定するつもりなどはさらさらないが、アーティストと社会の関係は一筋縄ではいかないようだ。
同時にもう一つ考えさせられたのが演出家とパフォーマーの関係だ。誤解されると困るので前以って断っておくがこれは政治的な嗜好とは全く関係がなく、純粋に芸術的な問題である。この作品はテキストの署名もパフォーマー達との連名になっており、彼らとファーブルの共同創作作品といってもいいもののようだ。しかし残念ながらその民主主義的な作品創りが作品の緩さにつながっているように思われる。一方「わたしは血」の面白さは明らかにファーブルがパフォーマーをほとんどオブジェとして扱い、彼らの存在を生物学的な「血」にトランスフォーメーションさせるに至るまで作品を全体主義的に彼の美学で統制したことによって生まれている。そのようにパフォーマーから表面的な主観性を剥ぎ取っていく行為が、グループ作品の強度のある演出・振付にはまず最初に必要であるように私には思われる。パフォーマーの自由・即興性はその次に問われてくる問題で、あくまでもその順番を間違えてはいけないのだ。
私がファーブルの仕事に魅かれるのは、人間存在をヒューマニズムから遠く離れて動物や昆虫と同じレべルで探求していこうという姿勢故なのである。その点からするとこの「寛容のオルギア」は「人間的な、あまりにも人間的な」作品に止まっていた。
(初出:マガジン・ワンダーランド第151号[まぐまぐ! melma!]、2009年8月5日発行。購読は登録ページから)
【筆者略歴】
竹重伸一(たけしげ・しんいち)
1965年生まれ。舞踊批評。2006年より『テルプシコール通信』『DANCEART』『音楽舞踊新聞』『シアターアーツ』等に寄稿。現在『舞踊年鑑』概況記事の舞踏欄の執筆も担当している。また小劇場東京バビロンのダンス関連の企画にも参加。
・ワンダーランド寄稿一覧:http://www.wonderlands.jp/archives/category/ta/takeshige-shinichi/
【上演記録】
ヤン・ファーブル『寛容のオルギア Orgy of Tolerance』(2009年1月初演)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2009年6月26日-28日)
演出・振付・舞台美術: ヤン・ファーブル
出演:ダンサー、ミュージシャン、俳優
料金:S席7,000円(メンバーズ6,300円)A席5,000円(4,500円)学生A席(3,000円)
9.20 sat – 10.3 fri 各日21:00start
シアター・イメージフォーラム
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-10-2 TEL.03-5766-0114
映像の原点にはダンスがある。人や動物の動きの研究のために撮影された連続写真がのちに映画の誕生のヒントとなった。映画というメディアの発展とともに、ダンスの様々な表現が生まれ、それもまた記録されてきた。映画というメディアがダンスの発展に及ぼした影響は大きい。また身体を記録しようとしたことで映像自身も発展していったのだった。本プログラムは「映像とダンスの世紀」としてその歴史の一部を顧みる。パリのダンス映像アーカイブ、シネマテーク・ドゥ・ラ・ダンス提供の歴史的に貴重な映像作品もプログラムに加え、ヤン・ファーブルの歴史的パフォーマンスを映像のために再クリエーションした作品『ファーブル博士があなたを癒します』や、フィリップ・グランドリュー監督/エレーヌ・ロシュトー出演の『ホワイト・エピレプシー』など刺激的な作品が登場する。
ヤン・ファーブル
Realtokyo
現代を代表する芸術家ヤン・ファーブルは、生物学者ジャン・アンリ・ファーブルのひ孫です。
彩の国で、数年前に見た『寛容のオルギア Orgy of Tolerance』は、
色々な意味で、衝撃的でした!
彩の国さいたま劇場は本当にすてきデス。
的確な、批評を見つけたので
〜ワンダーランドより〜
◎「人間的な、あまりにも人間的な」ヤン・ファーブル
竹重伸一
観劇後というか観劇中から当惑した苛々とした気分が湧いてくるのを抑えることができなかった。8年のインターバルがあるとはいえこれがあの刺激的な「わたしは血」と同じヤン・ファーブルの作品なのだろうかという思いである。
この舞台が「わたしは血」のような肉体の論理ではなく、あくまでも言語の論理で創られていることは上演が始まってしばらくすると直ぐ明らかになる。純粋にダンス的と言える部分が少ないということが問題なのではない。「わたしは血」の時もそうだったはずだ。そもそもファーブルは三年前に同じ劇場で上演された女性ダンサーのソロ「主役の男が女である時」を観ればわかるように精緻な振付の技術を持っている人ではない。しかししばしば裸体にまで還元されるパフォーマー個々の肉体の個性、パフォーマー相互の肉体と肉体の関係、更にはその肉体達と舞台空間の関係を探求することから舞台が創られており、それが彼自身による独創的な舞台美術とあいまってフィジカルシアターとしての密度の濃さとして表れていたと思う。
ところがこの作品では冒頭の銃を持った人間達にせつかれながらの非快楽的なオナニー競争のシーンから始まって、ほとんどのシーンが言葉で説明できるレベルに表現内容が記号的に納まってしまっていている。例えば冒頭のシーンなら「氾濫する性情報によってもはや強迫神経症的に快楽を強制されてしまっている人達」、その他「商品化されるイエス・キリスト」や「とめどのない消費欲に支配されているスーパーマーケットで買物する女達」といった具合である。唯一「ネオナチに惹かれるロシア女性」を演じた女性の恐らく映画「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングを引用した妖しい衣装・演技の魅力が記憶に残っている位である。つまり肉体や空間に対する興味を全く感じさせないのだ。そうした印象に支配されてしまうのには「わたしは血」の時の詩的な言葉とは違って、風刺や皮肉や反語に満ちているとはいえ散文的でわかり易いパフォーマー達が発するセリフの影響も大きい。
この作品のテーマが資本主義の消費文化と極右民族主義に対する批判であることは明瞭である。観客を冷酷に突き放すことを厭わない美学的芸術至上主義者・神秘主義者というイメージが強いファーブルがあえて(だと思う)こうしたアクチュアルで啓蒙的な作品を創ったのは、アフタートークで自ら述べていたようにベルギーの極右勢力の台頭がそれほど危険な状態にあるということなのだろう。それにしてもそうした極右民族主義に対する批判という面は肯けるにしろ、この作品の資本主義批判の描き方は私には些か古めかしくステレオタイプである。
日本の状況でいえば1980年代のバブルの時代ならばこの作品にももう少しリアリティーを感じただろう。だが今現在の、資本主義がテクノロジーの進歩とあいまってその本来の過酷な弱肉強食性を剥き出しにしている時代において問われているのは「消費」ではなく「労働=生存」ではないだろうか。実際今の日本では特に若者の多くは消費以前の段階で最低限生きていくだけのお金を手にするのにさえ四苦八苦しているのが現実であり、まさに肉体そのものが淘汰されようとしているのに反抗の身振りを示すこともできずに「去勢」されたような生を余儀なくされているのだ。ヨーロッパでもそれほど状況が違うとは思えない。チェスターフィールドのソファーになど誰が座っているというのか。肉体を使った表現で今アクチュアリティーを獲得するためにはそうしたところまで観客に考えさせなければいけないはずだ。
ファーブルだけでなく最近来日したほとんどが退屈させられる欧米のダンス公演を観て考えたのは、日本に比べて段違いに恵まれている振付家やダンサーの経済的条件が逆に真にアクチュアルな表現を生み出す足枷になっているのではないかということである。日本の場合ほとんどのダンス関係者がアルバイトをしなければ食べていけないため上述したような底辺労働者の一部であり、みんな身を持って資本主義の暴力に曝されながら日々生きている。ところが欧米の場合ダンスだけで食える人も多いため、逆に生活が家と稽古場とツアーだけに限定されてしまう。こうした「ダンス公務員」のような生活が現実とはずれた、コンセプトやアイディアが先行した抽象的な作品ばかりが生み出されてくることと関係しているのではないだろうか。だからといってもちろん日本の現在のダンス環境を肯定するつもりなどはさらさらないが、アーティストと社会の関係は一筋縄ではいかないようだ。
同時にもう一つ考えさせられたのが演出家とパフォーマーの関係だ。誤解されると困るので前以って断っておくがこれは政治的な嗜好とは全く関係がなく、純粋に芸術的な問題である。この作品はテキストの署名もパフォーマー達との連名になっており、彼らとファーブルの共同創作作品といってもいいもののようだ。しかし残念ながらその民主主義的な作品創りが作品の緩さにつながっているように思われる。一方「わたしは血」の面白さは明らかにファーブルがパフォーマーをほとんどオブジェとして扱い、彼らの存在を生物学的な「血」にトランスフォーメーションさせるに至るまで作品を全体主義的に彼の美学で統制したことによって生まれている。そのようにパフォーマーから表面的な主観性を剥ぎ取っていく行為が、グループ作品の強度のある演出・振付にはまず最初に必要であるように私には思われる。パフォーマーの自由・即興性はその次に問われてくる問題で、あくまでもその順番を間違えてはいけないのだ。
私がファーブルの仕事に魅かれるのは、人間存在をヒューマニズムから遠く離れて動物や昆虫と同じレべルで探求していこうという姿勢故なのである。その点からするとこの「寛容のオルギア」は「人間的な、あまりにも人間的な」作品に止まっていた。
(初出:マガジン・ワンダーランド第151号[まぐまぐ! melma!]、2009年8月5日発行。購読は登録ページから)
【筆者略歴】
竹重伸一(たけしげ・しんいち)
1965年生まれ。舞踊批評。2006年より『テルプシコール通信』『DANCEART』『音楽舞踊新聞』『シアターアーツ』等に寄稿。現在『舞踊年鑑』概況記事の舞踏欄の執筆も担当している。また小劇場東京バビロンのダンス関連の企画にも参加。
・ワンダーランド寄稿一覧:http://www.wonderlands.jp/archives/category/ta/takeshige-shinichi/
【上演記録】
ヤン・ファーブル『寛容のオルギア Orgy of Tolerance』(2009年1月初演)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(2009年6月26日-28日)
演出・振付・舞台美術: ヤン・ファーブル
出演:ダンサー、ミュージシャン、俳優
料金:S席7,000円(メンバーズ6,300円)A席5,000円(4,500円)学生A席(3,000円)
ヌードはアート(笑)
女性の背中に描かれた壮大な光景に絶句……! ブラックライト×蛍光塗料が生み出すまばたきするのも忘れる美麗アート
出典
stupiddope.com
夕暮れ、そして漆黒の闇の中、光輝く母なる自然。
まばゆいばかりのその光景を背負うのは、一糸まとわぬ姿の女性たち。蛍光塗料を用いて彼女たちの体に直接描かれた情景は、ブラックライトの下でよりいっそう、壮大な世界を展開します。
本日みなさんにご覧いただくのは、カリフォルニアに拠点を置き活躍するアーティスト、John Poppletonさんによって手掛けられたアート作品、「Black Light Bodyscapes」。
裸の背中に描かれた空や大地、動物たちはあたかもそこで息づいているかのようにリアル。まるで女性たちが宇宙で、彼女たちがそれらをすべて、内包しているかのようにすら感じられますよねぇ。
「女性の体の美しさと、神が作り上げたこの世界。そして世界の向こう側を結合させた作品、それが “Black Light Bodyscapes” なのです」
livedoor ブログより
https://www.creativelive.com/users/john-poppleton
女性の背中に描かれた壮大な光景に絶句……! ブラックライト×蛍光塗料が生み出すまばたきするのも忘れる美麗アート
出典
stupiddope.com
夕暮れ、そして漆黒の闇の中、光輝く母なる自然。
まばゆいばかりのその光景を背負うのは、一糸まとわぬ姿の女性たち。蛍光塗料を用いて彼女たちの体に直接描かれた情景は、ブラックライトの下でよりいっそう、壮大な世界を展開します。
本日みなさんにご覧いただくのは、カリフォルニアに拠点を置き活躍するアーティスト、John Poppletonさんによって手掛けられたアート作品、「Black Light Bodyscapes」。
裸の背中に描かれた空や大地、動物たちはあたかもそこで息づいているかのようにリアル。まるで女性たちが宇宙で、彼女たちがそれらをすべて、内包しているかのようにすら感じられますよねぇ。
「女性の体の美しさと、神が作り上げたこの世界。そして世界の向こう側を結合させた作品、それが “Black Light Bodyscapes” なのです」
livedoor ブログより
https://www.creativelive.com/users/john-poppleton
色々目白押し。
グループ・アントルス
『[àut]』
あなたの目に映る世界、それはまるで、ここではないどこかのよう。
刻々と姿を変える現実が、世界の果てにあるという境界線を塗り替え、誰も気づかぬ瞬間に別の人格が姿を現す。
繰り返されるメタモルフォーズ。ねじ曲げられた時間の中で、音だけが確かな存在となって私たちをつなぐ。
心地よいめまいに包まれながら、せつなく危険な世界の果てまで、ダンスだけがノンストップで駆け抜ける!
2014年09月18日(木)~2014年09月20日(土) 劇場シアタートラム
Photo by Virginie Meigne
グラフィックデザイナー、ビデオアーティスト、舞台美術家、ミュージシャンなど、さまざまな顔を持つマルチアーティストのラファエル・ラティーニ。クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを学び、ピーピング・トム作品などにも参加している振付家・ダンサーのサミュエル・ルフーヴル。この二人によって2007年に設立された、 フランスのパフォーマンス・ユニットが、グループ・アントルスです。ダンサー、俳優、照明デザイナーなど、さまざまなアーティストとコラボレートしながら、ジャンルを超越した魅力的なスペクタクルを発信している彼らですが、今回、待望の初来日が実現しました。
作品は、絶えず変化し続ける環境、その異なる概念とイメージに向き合いながら、互いに心を通わせようとする私たちの姿を描いた、12年初演作『[àut]』です。
グループ名にあるアントルス(entorse)とは、ねん挫のこと。ふとした瞬間に加わるひねりは、身体も、ものごとも、空間をもねじ曲げていく。そして、歪みの中に生まれた虚像が、真実へと変わっていくそんなパラドックスを孕んだステージは、観る者を大いに刺激し、魅了することでしょう。
美術、照明、音と、研ぎすまされた身体から繰り出される動きとが、一体となって舞台に立ち上がる。ダンスという固定概念を覆す体験が、あなたを待っています。
=======
★グループ・アントルス パフォーマンスワークショップ開催決定 詳細はこちらから★
[aut] 公演に伴って、グループ・アントルスメンバーによる、パフォーマンスワークショップを開催します。
フランスを中心に活躍し、新しいスタイルのパフォーマンスで注目を集めているグループ・アントルス。さまざまな分野で活躍するアーティストがジャンルを越えて集結し、未知なる舞台作品の創造に取り組む、ニュースタイルのカンパニーです。
今回は中心メンバーとして活躍する、サミュエル・ルフーヴルが講師を務めます。
アーティストの新たな側面に触れられる貴重な機会に、みなさまのご参加をお待ちしております。
2014年
9月19日(金)14時~16時
9月20日(土)11時~13時 【2日間連続】
講師:サミュエル・ルフーヴル
対象:パフォーマー、ダンサーとしての活動経験(プロ・アマ問わず)があり、さらなるダンスボキャブラリー探求に興味がある方。
※2日連続受講が望ましいですが、1日のみの受講も可
講師
サミュエル・ルフーヴル(振付家・ダンサー)
フランス出身。クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを学び、フランス国立アンジェ振付センターを経てベルギーに渡る。アラン・プラテル、ミッシェル・アンヌ・ドゥ・メイ、リッシー・エスタラス、シディ・ラルビ・シェルカウイらの作品に参加する一方、ピーピング・トムのメンバーとして活躍。ピーピング・トム『le sou s sol /土の下』公演で来日。カンパニー活動の他、近年ではジェローム・ベル演出『Cour d’Honneur』(アビニョン演劇祭2013)にも出演している。
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★『[aut]』動画★
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●グループ・アントルス groupe ENTORSE
2007年、ラファエル・ラティーニとサミュエル・ルフーヴルによって設立。ダンサー、俳優、デザイナーなど
さまざまなアーティストとコラボレートしながら、新たな可能性を切り開くスペクタクルを発信している。アントルス(ENTORSE)とは、ねん挫のこと。ふとした瞬間に加わるひねりは、身体ばかりか空間をもねじ曲げて行く。歪みの中に生まれた虚像が現実へと変わり、パラドクサルなステージが観る者を魅了する。
●ラファエル・ラティーニ Raphaëlle LATINI
グラフィックデザイナー、ヴィデオアーティスト、舞台。美術家など、さまざまな顔を持つマルチクリエイター
。03年より、DJ マダム・トゥウィルとしても活動を開始。革新的なアプローチでターンテーブルを自在に操るとともに、ミュージシャンとして数々のアーティストや、アートプロジェクトに楽曲を提供している。
●サミュエル・ルフーヴル Samuel LEFEUVRE
クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを学び、フランス国立アンジェ振付センターを経てベルギーに渡る。アラン・プラテル、ミッシェル・アンヌ・ドゥ・メイ、シディ・ラルビ・シェルカウイらの作品に参加する一方、ピーピング・トムのメンバーとして活躍。カンパニー活動の他、近年ではジェローム・ベル演出『Cour dʼ Honneur』(アビニョン演劇祭2013)にも出演している。
[振付・出演] サミュエル・ルフーヴル/メイタル・ブラナル
[音楽・ターンテーブリズム] ラファエル・ラティーニ
世田谷パブリックシアターより
グループ・アントルス
「モルソー」
第6回「美食の祭典」関連企画
9月27日(土)・28日(日) アンスティチュ・フランセ東京 ラ・ブラスリー
パフォーマンス「モルソー」料金:500円
問い合わせ:アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
10月3日(金) 金沢21世紀美術館
問い合わせ:金沢21世紀美術館(076-220-2811)
チョコレートでできたLPレコードが様々な音を奏でる
これまでにない“美味しい”パフォーマンス作品!
チョコレートでできたLPレコードを聴いて、そして味わう。フランスの若手パフォーマンスユニットとして注目株のグループ・アントルスが、味覚と聴覚で体験する、これまでにない“美味しい”パフォーマンスをお届けします。
この作品は、ラファエル・ラティーニとジュリー・ロトハンがデザインするサウンド(音)とテイスト(味)がベースとなる、「聴覚」、「視覚」、「味覚」で体験するパフォーマンス。LPレコードで音楽をかけるようにパティスリーを“ミキシング”して音楽を奏で、観客はそのパティスリーを試食することができます。
グループ・アントルス
2007年、DJ・美術家として活躍するラファエル・ラティーニと、ピーピング・トム、Les Ballets C. de la B.で活躍するサミュエル・ルフーヴルによって結成。ダンサー、俳優、照明デザイナーなど、さまざまなアーティストとコラボレートしながら、ジャンルを超 越した新しい可能性を切り開くスペクタクルを発信している。観客がダンサーの動きだけを追っていたこれまでの舞台から一線を画し、美術や照明、サウンドス ケープが、研ぎ澄まされた身体よって際立つ振付とともに一体となって立ち上がる。
アントルス(entorse)とは、ねん挫のこと。ふとし た瞬間に加わるひねりは、身体も、物質も、空間をもねじ曲げて行く。まるでアクシデントのように不意をつく、心地よいめまいとせつなさに包まれ、歪みの中 に生まれた虚像が真実へと変わり、パラドクサルなステージが観る者を魅了する。
グループ・アントルスはシアタートラム、および金沢21世紀美術館にて[àut](アウト)の公演を行います。合わせてお楽しみください。
●東京:9月18日(木)~20日(土) シアタートラム
予約・問い合わせ:世田谷パブリックシアター チケットセンター(03-5432-1515)
●石川:10月4日(土)~5日(日) 金沢21世紀美術館 シアター21
金沢公演・問い合わせ:金沢21世紀美術館(076-220-2811)
コンセプト・サウンドデザイン:ラファエル・ラティーニ
コンセプト・フードデザイン:ジュリー・ロトハン
製作:グループ・アントルス
主催:アンスティチュ・フランセ日本、金沢21世紀美術館【(公財)金沢芸術創造財団】
協力:世田谷パブリックシアター
助成:アンスティチュ・フランセ/バス=ノルマンディー地域圏
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
アンスティチュ・フランセ東京より
グループ・アントルス
『[àut]』
あなたの目に映る世界、それはまるで、ここではないどこかのよう。
刻々と姿を変える現実が、世界の果てにあるという境界線を塗り替え、誰も気づかぬ瞬間に別の人格が姿を現す。
繰り返されるメタモルフォーズ。ねじ曲げられた時間の中で、音だけが確かな存在となって私たちをつなぐ。
心地よいめまいに包まれながら、せつなく危険な世界の果てまで、ダンスだけがノンストップで駆け抜ける!
2014年09月18日(木)~2014年09月20日(土) 劇場シアタートラム
Photo by Virginie Meigne
グラフィックデザイナー、ビデオアーティスト、舞台美術家、ミュージシャンなど、さまざまな顔を持つマルチアーティストのラファエル・ラティーニ。クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを学び、ピーピング・トム作品などにも参加している振付家・ダンサーのサミュエル・ルフーヴル。この二人によって2007年に設立された、 フランスのパフォーマンス・ユニットが、グループ・アントルスです。ダンサー、俳優、照明デザイナーなど、さまざまなアーティストとコラボレートしながら、ジャンルを超越した魅力的なスペクタクルを発信している彼らですが、今回、待望の初来日が実現しました。
作品は、絶えず変化し続ける環境、その異なる概念とイメージに向き合いながら、互いに心を通わせようとする私たちの姿を描いた、12年初演作『[àut]』です。
グループ名にあるアントルス(entorse)とは、ねん挫のこと。ふとした瞬間に加わるひねりは、身体も、ものごとも、空間をもねじ曲げていく。そして、歪みの中に生まれた虚像が、真実へと変わっていくそんなパラドックスを孕んだステージは、観る者を大いに刺激し、魅了することでしょう。
美術、照明、音と、研ぎすまされた身体から繰り出される動きとが、一体となって舞台に立ち上がる。ダンスという固定概念を覆す体験が、あなたを待っています。
=======
★グループ・アントルス パフォーマンスワークショップ開催決定 詳細はこちらから★
[aut] 公演に伴って、グループ・アントルスメンバーによる、パフォーマンスワークショップを開催します。
フランスを中心に活躍し、新しいスタイルのパフォーマンスで注目を集めているグループ・アントルス。さまざまな分野で活躍するアーティストがジャンルを越えて集結し、未知なる舞台作品の創造に取り組む、ニュースタイルのカンパニーです。
今回は中心メンバーとして活躍する、サミュエル・ルフーヴルが講師を務めます。
アーティストの新たな側面に触れられる貴重な機会に、みなさまのご参加をお待ちしております。
2014年
9月19日(金)14時~16時
9月20日(土)11時~13時 【2日間連続】
講師:サミュエル・ルフーヴル
対象:パフォーマー、ダンサーとしての活動経験(プロ・アマ問わず)があり、さらなるダンスボキャブラリー探求に興味がある方。
※2日連続受講が望ましいですが、1日のみの受講も可
講師
サミュエル・ルフーヴル(振付家・ダンサー)
フランス出身。クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを学び、フランス国立アンジェ振付センターを経てベルギーに渡る。アラン・プラテル、ミッシェル・アンヌ・ドゥ・メイ、リッシー・エスタラス、シディ・ラルビ・シェルカウイらの作品に参加する一方、ピーピング・トムのメンバーとして活躍。ピーピング・トム『le sou s sol /土の下』公演で来日。カンパニー活動の他、近年ではジェローム・ベル演出『Cour d’Honneur』(アビニョン演劇祭2013)にも出演している。
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★『[aut]』動画★
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●グループ・アントルス groupe ENTORSE
2007年、ラファエル・ラティーニとサミュエル・ルフーヴルによって設立。ダンサー、俳優、デザイナーなど
さまざまなアーティストとコラボレートしながら、新たな可能性を切り開くスペクタクルを発信している。アントルス(ENTORSE)とは、ねん挫のこと。ふとした瞬間に加わるひねりは、身体ばかりか空間をもねじ曲げて行く。歪みの中に生まれた虚像が現実へと変わり、パラドクサルなステージが観る者を魅了する。
●ラファエル・ラティーニ Raphaëlle LATINI
グラフィックデザイナー、ヴィデオアーティスト、舞台。美術家など、さまざまな顔を持つマルチクリエイター
。03年より、DJ マダム・トゥウィルとしても活動を開始。革新的なアプローチでターンテーブルを自在に操るとともに、ミュージシャンとして数々のアーティストや、アートプロジェクトに楽曲を提供している。
●サミュエル・ルフーヴル Samuel LEFEUVRE
クラシックバレエとコンテンポラリーダンスを学び、フランス国立アンジェ振付センターを経てベルギーに渡る。アラン・プラテル、ミッシェル・アンヌ・ドゥ・メイ、シディ・ラルビ・シェルカウイらの作品に参加する一方、ピーピング・トムのメンバーとして活躍。カンパニー活動の他、近年ではジェローム・ベル演出『Cour dʼ Honneur』(アビニョン演劇祭2013)にも出演している。
[振付・出演] サミュエル・ルフーヴル/メイタル・ブラナル
[音楽・ターンテーブリズム] ラファエル・ラティーニ
世田谷パブリックシアターより
グループ・アントルス
「モルソー」
第6回「美食の祭典」関連企画
9月27日(土)・28日(日) アンスティチュ・フランセ東京 ラ・ブラスリー
パフォーマンス「モルソー」料金:500円
問い合わせ:アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
10月3日(金) 金沢21世紀美術館
問い合わせ:金沢21世紀美術館(076-220-2811)
チョコレートでできたLPレコードが様々な音を奏でる
これまでにない“美味しい”パフォーマンス作品!
チョコレートでできたLPレコードを聴いて、そして味わう。フランスの若手パフォーマンスユニットとして注目株のグループ・アントルスが、味覚と聴覚で体験する、これまでにない“美味しい”パフォーマンスをお届けします。
この作品は、ラファエル・ラティーニとジュリー・ロトハンがデザインするサウンド(音)とテイスト(味)がベースとなる、「聴覚」、「視覚」、「味覚」で体験するパフォーマンス。LPレコードで音楽をかけるようにパティスリーを“ミキシング”して音楽を奏で、観客はそのパティスリーを試食することができます。
グループ・アントルス
2007年、DJ・美術家として活躍するラファエル・ラティーニと、ピーピング・トム、Les Ballets C. de la B.で活躍するサミュエル・ルフーヴルによって結成。ダンサー、俳優、照明デザイナーなど、さまざまなアーティストとコラボレートしながら、ジャンルを超 越した新しい可能性を切り開くスペクタクルを発信している。観客がダンサーの動きだけを追っていたこれまでの舞台から一線を画し、美術や照明、サウンドス ケープが、研ぎ澄まされた身体よって際立つ振付とともに一体となって立ち上がる。
アントルス(entorse)とは、ねん挫のこと。ふとし た瞬間に加わるひねりは、身体も、物質も、空間をもねじ曲げて行く。まるでアクシデントのように不意をつく、心地よいめまいとせつなさに包まれ、歪みの中 に生まれた虚像が真実へと変わり、パラドクサルなステージが観る者を魅了する。
グループ・アントルスはシアタートラム、および金沢21世紀美術館にて[àut](アウト)の公演を行います。合わせてお楽しみください。
●東京:9月18日(木)~20日(土) シアタートラム
予約・問い合わせ:世田谷パブリックシアター チケットセンター(03-5432-1515)
●石川:10月4日(土)~5日(日) 金沢21世紀美術館 シアター21
金沢公演・問い合わせ:金沢21世紀美術館(076-220-2811)
コンセプト・サウンドデザイン:ラファエル・ラティーニ
コンセプト・フードデザイン:ジュリー・ロトハン
製作:グループ・アントルス
主催:アンスティチュ・フランセ日本、金沢21世紀美術館【(公財)金沢芸術創造財団】
協力:世田谷パブリックシアター
助成:アンスティチュ・フランセ/バス=ノルマンディー地域圏
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
アンスティチュ・フランセ東京より
アメリカのiTunesStoreがスタートしたのは2003年
日本でのスタートが翌々年2005年8月
タワーレコードの実店舗営業の廃業開始が2006年
いまや、音楽はデータが買いし、データで持ち歩くのがマスト
着実に、デジタル配信にシフトする環境が整った
一曲買い出来ることで、アルバム単位のCDの価値が危うく
しかし、Intro試聴時には思いもしなかった展開Σ(゚∀゚ノ)ノキャーがその後、待っている曲も多々ある
Joachim Kuhn\Quatuor lXI Phrasen
突然、ミラクルな展開になり、また何事もなかったかのように元にっっっもどる
great!!
(゜o゜;いつか、この曲を使いこなしてみたい!!
やっぱ、紙ジャケ買いは
やっぱ、やめられません!!
ついでいうと、レーベル買いもやめられません!!
音楽産業というモデルはもう終了したんだ。終わりだよ。新しいモデルを模索しなくていけないんだ。もし続けたいのなら、再び築かなければならない。
オウテカ/ショーン・ブース
若い人たちにとってはすべてがグレートで、観客も批評性が欠けて、それはひどい状況。今はハイアラーキーがだめ。いろいろハイアラーキーがあって、クリティカル・ハイアラーキーとポリティカル・ハイアラーキーは別のもの。記者とアマゾンのユーザーレビューは同じじゃないはずだけど、彼らは同じようになりたがる。
ジム・オルーク
音楽がメロディと歌詞との組みたてではなく、抽象的な音の質感のタペストリーとして作曲され得るという考え方に対処できる確かな法体系はない。
ブライアン・イーノ
新譜は次から次へとリリースされるが、総体的に新しさを表出しているように受け止められることともなく、音楽に新しさを希求することもなくなった。
と言われている今
改めて、、、飲みながら考える(´ヘ`;)、、、
日本でのスタートが翌々年2005年8月
タワーレコードの実店舗営業の廃業開始が2006年
いまや、音楽はデータが買いし、データで持ち歩くのがマスト
着実に、デジタル配信にシフトする環境が整った
一曲買い出来ることで、アルバム単位のCDの価値が危うく
しかし、Intro試聴時には思いもしなかった展開Σ(゚∀゚ノ)ノキャーがその後、待っている曲も多々ある
Joachim Kuhn\Quatuor lXI Phrasen
突然、ミラクルな展開になり、また何事もなかったかのように元にっっっもどる
great!!
(゜o゜;いつか、この曲を使いこなしてみたい!!
やっぱ、紙ジャケ買いは
やっぱ、やめられません!!
ついでいうと、レーベル買いもやめられません!!
音楽産業というモデルはもう終了したんだ。終わりだよ。新しいモデルを模索しなくていけないんだ。もし続けたいのなら、再び築かなければならない。
オウテカ/ショーン・ブース
若い人たちにとってはすべてがグレートで、観客も批評性が欠けて、それはひどい状況。今はハイアラーキーがだめ。いろいろハイアラーキーがあって、クリティカル・ハイアラーキーとポリティカル・ハイアラーキーは別のもの。記者とアマゾンのユーザーレビューは同じじゃないはずだけど、彼らは同じようになりたがる。
ジム・オルーク
音楽がメロディと歌詞との組みたてではなく、抽象的な音の質感のタペストリーとして作曲され得るという考え方に対処できる確かな法体系はない。
ブライアン・イーノ
新譜は次から次へとリリースされるが、総体的に新しさを表出しているように受け止められることともなく、音楽に新しさを希求することもなくなった。
と言われている今
改めて、、、飲みながら考える(´ヘ`;)、、、
Kakyoku : Fumio Yasuda
ga
届きました!!!
早っ
なぜ故、アラーキーかと言うと
荒木経惟の作品が付いているのです。
Photo@荒木経惟
誘惑する芳香、妖艶な香気。咲き誇る栄華の瞬間から終焉まで、エロスを放散する優美で獰猛な花、花、花…。精霊が輪舞し生命の限り続く美の祝祭。光と闇のなかで息づく、その微かな音さえもとらえた、かつてないほど華麗で饒舌な花花の艶姿。
写真家荒木経惟の花をモチーフにした写真展で、作曲家/ピアニストの安田芙充央が写真に音楽をつけるコラボレーションを行って生まれた楽曲を基にして、ヨーロッパで録音されたアルバムがこの『花曲』です。現在はドイツを中心に活躍する安田芙充央の初ソロ作でもあります。
自身のピアノに加えヨーロピアン・アート・オーケストラ、エルンスト・レイスグル(チェロ)をゲストに迎え、アコーディオンやハープも印象的な、イマジネーションを静かに刺激する1枚です。
写真から生まれた音楽がそれだけで成立する時、そこにとても映像的なイメージが広がるのは面白いことです。アラーキーの花の写真がブックレットに添えられ、さながらアートブックのような趣ですが、ここでの花の写真は、音楽のイメージを広げるひとつのきっかけとしてだけ控えめに存在しています。花の写真と共に楽しむのも良し、新しいイメージを描くのも良しです。
調子に乗って、CDもう一枚お買い上げ
はるばるアメリカからやってくる♪
ga
届きました!!!
早っ
なぜ故、アラーキーかと言うと
荒木経惟の作品が付いているのです。
Photo@荒木経惟
誘惑する芳香、妖艶な香気。咲き誇る栄華の瞬間から終焉まで、エロスを放散する優美で獰猛な花、花、花…。精霊が輪舞し生命の限り続く美の祝祭。光と闇のなかで息づく、その微かな音さえもとらえた、かつてないほど華麗で饒舌な花花の艶姿。
写真家荒木経惟の花をモチーフにした写真展で、作曲家/ピアニストの安田芙充央が写真に音楽をつけるコラボレーションを行って生まれた楽曲を基にして、ヨーロッパで録音されたアルバムがこの『花曲』です。現在はドイツを中心に活躍する安田芙充央の初ソロ作でもあります。
自身のピアノに加えヨーロピアン・アート・オーケストラ、エルンスト・レイスグル(チェロ)をゲストに迎え、アコーディオンやハープも印象的な、イマジネーションを静かに刺激する1枚です。
写真から生まれた音楽がそれだけで成立する時、そこにとても映像的なイメージが広がるのは面白いことです。アラーキーの花の写真がブックレットに添えられ、さながらアートブックのような趣ですが、ここでの花の写真は、音楽のイメージを広げるひとつのきっかけとしてだけ控えめに存在しています。花の写真と共に楽しむのも良し、新しいイメージを描くのも良しです。
調子に乗って、CDもう一枚お買い上げ
はるばるアメリカからやってくる♪
◎おすすめの一冊◎
北欧の舞台芸術
[編著者]毛利三彌+立木燁子
デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド────。相互に深く関係しながらも風土に根ざした独自性を保持する北欧4国の演劇・バレエ・ダンス。ヨーロッパの周縁であり、かつ今や先進的実験国家でもある彼らの本質を映し出す舞台芸術の歴史と現在。
[書評] 《日本経済新聞》2011年9月4日
定価=本体 4,300円+税 2011年8月25日/A5判上製/448頁/ISBN978-4-88303-294-5
[目次]
第1部 総論 5 現代北欧演劇背景──序論/毛利三彌 7
北欧の舞踊史概観──伝統を未来へ/立木燁子 39
第2部 北欧4国の演劇・バレエ・ダンス 69
★デンマーク
デンマークの風土と社会 72
《演劇》
第二次大戦後のデンマーク演劇/アネリース・クルマン(岡本健志 訳) 74
〈INTERVIEW〉 クリスフトファ・ベアデール(演出家)/
アネ・ミデルボーエ・クリスチャンセン(岡本健志 訳) 97
《バレエ》
デンマークのバレエ──ブルノンヴィルの遺産と革新への意志/立木燁子 106 〈INTERVIEW〉
ニコライ・ヒュッベ(デンマーク・ロイヤル・バレエ団芸術監督)/立木燁子 116
《ダンス》
デンマークのコンテンポラリーダンス──同時代の感性を求めて/ ヴィベケ・ヴェルン(毛利三彌 訳) 129
〈INTERVIEW〉
ティム・ラシュトン(デンマーク・ダンスシアター芸術監督)/立木燁子 148
★ノルウェー
ノルウェーの風土と社会 164
《演劇》
ノルウェー演劇とイプセン/ケル・ヒュルディ(毛利三彌 訳) 166
ノルウェーのアヴァンギャルド演劇/エリーサベット・ラインスリー(嶋野冷子 訳) 179 〈INTERVIEW〉
ヨン・フォッセ(劇作家・詩人)/河合純枝 196
《バレエ》
ノルウェーのバレエ──伸び盛りの清新なエネルギー/立木燁子 207
〈INTERVIEW〉
エスペン・ギリヤネ(ノルウェー国立バレエ団芸術監督)/立木燁子 211
《ダンス》
ノルウェーのダンスの歴史的概要
──ポストモダンの振付とコンテンポラリーダンスについての一考察/
クヌート・オヴェ・アルンツェン(立木燁子 訳) 224
〈INTERVIEW〉
イナ・クリステル・ヨハネッセン(振付家・ダンサー)/立木燁子 239
★スウェーデン
スウェーデンの風土と社会 252
《演劇》
スウェーデン演劇/ リース・ヘレストレム・スヴェーニングソン(岡本健志 訳) 254 〈INTERVIEW〉
ラーシュ・ノレーン(劇作家・演出家)/ヨーハン・ヒルトン(岡本健志 訳) 268
《バレエ》
スウェーデンのバレエ──ロマンティックバレエからモダンバレエへの軌跡/立木燁子 282 バレエ・スエドワ──スウェーデンが生んだ伝説のバレエ団/芳賀直子 290
《ダンス》
スウェーデンのダンス
──舞踊大国の精彩/マルガレータ・セーレンソン(石井登志子 訳) 296
〈INTERVIEW〉
マッツ・エーク(振付家)/マルガレータ・セーレンソン(石井登志子 訳) 315
★フィンランド
フィンランドの風土と社会 327
《演劇》
フィンランド演劇/ソイラ・レートネン(根岸理子 訳) 330
〈INTERVIEW〉
クリスチャン・スメッズ(演出家・劇作家)/アンヌカ・ルースカネン(小河原あや 訳) 348 《バレエ》
フィンランドのバレエ──ロシア・バレエの系譜を継ぐ―北欧の異端/立木燁子 357 〈INTERVIEW〉
ケネス・グレーヴェ(フィンランド国立バレエ団芸術監督)/立木燁子 361
《ダンス》
フィンランドにおけるダンスの現在とその展望/アウリ・ラサネン(越智雄磨 訳) 373 〈INTERVIEW〉
テロ・サーリネン(振付家・ダンサー/テロ・サーリネン・カンパニー主宰)/立木燁子 386
第3部 資料 399
北欧の主要劇場 55/堀切克洋 401
舞台芸術関連フェスティヴァル 25/越智雄磨+立木燁子 411
年表/堀切克洋 415
索引 445
あとがき 446
数ヶ月掛けてやっと、2/3まで読み進めました!
マッツ・エークがビルギット・クルベリの息子であることを
初めて知りました〜
お家が、クルベリ・バレエ団だったとは!!
特徴として、掲載写真がどれも奇麗であること。
何でも、フィンランドは照明の国、スウェーデンも負けず劣らず。
振付家は、映像作家・照明デザイナーと密な関係にあるようです。
写真が奇麗な訳です。
北欧と言えば
そう!!
忘れてはならないのが
音楽 ♪♪♪
北欧JAZZは、日本人の感性にとても合致すると思います。
http://music.o-moro.jp
1960年代にアメリカやヨーロッパから入ってきたと言われている北欧ジャズ。
そのサウンドやセッションは、ジャズの聖地アメリカのニューオーリンズの それとは少し異なったサウンドを奏でる。
雄大な大自然、美しい森と湖を持つ国土から生まれた瑞々しいサウンド、 ヨーロッパならではのクラシカルなエッセンスを含む洗練されたセンスは、 ジャズの母国アメリカとは違う、独自のオリジナリティを北欧ジャズにもたらしています。
現代のジャズ・シーンを支えているといっても過言ではない。
北欧の舞台芸術
[編著者]毛利三彌+立木燁子
デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド────。相互に深く関係しながらも風土に根ざした独自性を保持する北欧4国の演劇・バレエ・ダンス。ヨーロッパの周縁であり、かつ今や先進的実験国家でもある彼らの本質を映し出す舞台芸術の歴史と現在。
[書評] 《日本経済新聞》2011年9月4日
定価=本体 4,300円+税 2011年8月25日/A5判上製/448頁/ISBN978-4-88303-294-5
[目次]
第1部 総論 5 現代北欧演劇背景──序論/毛利三彌 7
北欧の舞踊史概観──伝統を未来へ/立木燁子 39
第2部 北欧4国の演劇・バレエ・ダンス 69
★デンマーク
デンマークの風土と社会 72
《演劇》
第二次大戦後のデンマーク演劇/アネリース・クルマン(岡本健志 訳) 74
〈INTERVIEW〉 クリスフトファ・ベアデール(演出家)/
アネ・ミデルボーエ・クリスチャンセン(岡本健志 訳) 97
《バレエ》
デンマークのバレエ──ブルノンヴィルの遺産と革新への意志/立木燁子 106 〈INTERVIEW〉
ニコライ・ヒュッベ(デンマーク・ロイヤル・バレエ団芸術監督)/立木燁子 116
《ダンス》
デンマークのコンテンポラリーダンス──同時代の感性を求めて/ ヴィベケ・ヴェルン(毛利三彌 訳) 129
〈INTERVIEW〉
ティム・ラシュトン(デンマーク・ダンスシアター芸術監督)/立木燁子 148
★ノルウェー
ノルウェーの風土と社会 164
《演劇》
ノルウェー演劇とイプセン/ケル・ヒュルディ(毛利三彌 訳) 166
ノルウェーのアヴァンギャルド演劇/エリーサベット・ラインスリー(嶋野冷子 訳) 179 〈INTERVIEW〉
ヨン・フォッセ(劇作家・詩人)/河合純枝 196
《バレエ》
ノルウェーのバレエ──伸び盛りの清新なエネルギー/立木燁子 207
〈INTERVIEW〉
エスペン・ギリヤネ(ノルウェー国立バレエ団芸術監督)/立木燁子 211
《ダンス》
ノルウェーのダンスの歴史的概要
──ポストモダンの振付とコンテンポラリーダンスについての一考察/
クヌート・オヴェ・アルンツェン(立木燁子 訳) 224
〈INTERVIEW〉
イナ・クリステル・ヨハネッセン(振付家・ダンサー)/立木燁子 239
★スウェーデン
スウェーデンの風土と社会 252
《演劇》
スウェーデン演劇/ リース・ヘレストレム・スヴェーニングソン(岡本健志 訳) 254 〈INTERVIEW〉
ラーシュ・ノレーン(劇作家・演出家)/ヨーハン・ヒルトン(岡本健志 訳) 268
《バレエ》
スウェーデンのバレエ──ロマンティックバレエからモダンバレエへの軌跡/立木燁子 282 バレエ・スエドワ──スウェーデンが生んだ伝説のバレエ団/芳賀直子 290
《ダンス》
スウェーデンのダンス
──舞踊大国の精彩/マルガレータ・セーレンソン(石井登志子 訳) 296
〈INTERVIEW〉
マッツ・エーク(振付家)/マルガレータ・セーレンソン(石井登志子 訳) 315
★フィンランド
フィンランドの風土と社会 327
《演劇》
フィンランド演劇/ソイラ・レートネン(根岸理子 訳) 330
〈INTERVIEW〉
クリスチャン・スメッズ(演出家・劇作家)/アンヌカ・ルースカネン(小河原あや 訳) 348 《バレエ》
フィンランドのバレエ──ロシア・バレエの系譜を継ぐ―北欧の異端/立木燁子 357 〈INTERVIEW〉
ケネス・グレーヴェ(フィンランド国立バレエ団芸術監督)/立木燁子 361
《ダンス》
フィンランドにおけるダンスの現在とその展望/アウリ・ラサネン(越智雄磨 訳) 373 〈INTERVIEW〉
テロ・サーリネン(振付家・ダンサー/テロ・サーリネン・カンパニー主宰)/立木燁子 386
第3部 資料 399
北欧の主要劇場 55/堀切克洋 401
舞台芸術関連フェスティヴァル 25/越智雄磨+立木燁子 411
年表/堀切克洋 415
索引 445
あとがき 446
数ヶ月掛けてやっと、2/3まで読み進めました!
マッツ・エークがビルギット・クルベリの息子であることを
初めて知りました〜
お家が、クルベリ・バレエ団だったとは!!
特徴として、掲載写真がどれも奇麗であること。
何でも、フィンランドは照明の国、スウェーデンも負けず劣らず。
振付家は、映像作家・照明デザイナーと密な関係にあるようです。
写真が奇麗な訳です。
北欧と言えば
そう!!
忘れてはならないのが
音楽 ♪♪♪
北欧JAZZは、日本人の感性にとても合致すると思います。
http://music.o-moro.jp
1960年代にアメリカやヨーロッパから入ってきたと言われている北欧ジャズ。
そのサウンドやセッションは、ジャズの聖地アメリカのニューオーリンズの それとは少し異なったサウンドを奏でる。
雄大な大自然、美しい森と湖を持つ国土から生まれた瑞々しいサウンド、 ヨーロッパならではのクラシカルなエッセンスを含む洗練されたセンスは、 ジャズの母国アメリカとは違う、独自のオリジナリティを北欧ジャズにもたらしています。
現代のジャズ・シーンを支えているといっても過言ではない。
世界的バレエダンサーのシルヴィ・ギエムさんが14日、来年末に引退することを発表しました。
世界的なバレエダンサーとして活躍し、東日本大震災の被災者をバレエで勇気づけるための公演を開いたことでも知られるフランスのシルヴィ・ギエムさんが、来年12月に引退することを発表しました。
これは、シルヴィ・ギエムさんの日本での公演を主催している公益財団法人日本舞台芸術振興会が14日に発表しました。
それによりますと、ギエムさんは、来年12月に東京やヨーロッパ各地で予定されている公演を
最後にダンサーを引退するということです。 シルヴィ・ギエムさんは49歳。
史上最速の19歳でパリ・オペラ座バレエ団の最高位「エトワール」を務め、クラシックバレエからモダンバレエまで、優れた表現力で幅広く活躍を続けていて、「100年に1人の天才バレエダンサー」として世界に知られてきました。
初来日は16歳のときで、以来、日本で40回以上にわたって公演を行い、東日本大震災が発生した3年前は、被災地の人々をバレエで勇気づけたいと被災地の盛岡市と福島県いわき市で代表作「ボレロ」を披露しました。
ギエムさんは「2015年の終わりに踊ることを止めます。そして、日本でのさよなら公演を行う予定でおります」
という短いコメントを出しました。
(NHKニュースより)
シルヴィ・ギエム、来年12月引退。月末〈祝祭ガラ〉で特別に「ボレロ」上演!
「私は来る2015年の終わりに踊ることを止めます。そして日本でさよなら公演を行う予定でおります。現在のところ申し上げられるのはこれだけですが...」
シルヴィ・ギエム
デビュー当初より100年に一度の天才と騒がれ、その完璧な踊りと輝かしいオーラで世界中を魅了しつづけたシルヴィ・ギエムが、来年2015年に現役ダンサーとして引退する旨を上記のように表明いたしました。
ギエムは東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉のために来日し、この8月29日、30日、31日に東京で、9月初旬に大阪・三重・富山で、彼女の代表作のひとつであるモーリス・ベジャール振付「ボレロ」を踊ります。そののちは、来年12月に東京ほかで予定されている公演をもって、日本の観客に別れを告げることになります。
「ボレロ」はギエムが東京バレエ団とともに日本全国でたびたび上演し、またテレビ放映もされて一般には彼女の代名詞のようになった作品です。その強烈な印象ゆえに一度は彼女も本作を踊ることを自ら封印しましたが、振付家ベジャールの追悼や東日本大震災復興支援など特別な機会にかぎって復活させてきました。今回、東京バレエ団の創立50周年を機に東京バレエ団と168回と最多共演している「ボレロ」を踊ることになりました。ギエムの「ボレロ」はこれが最後の機会となるかもしれません。
シルヴィ・ギエムは体操選手として12歳でオリンピック予選を通過し、パリ・オペラ座バレエ学校で研修を受けたのを契機に、バレエに転向。史上最速でパリ・オペラ座バレエ団のエトワールの座に登りつめ、後に英国ロイヤル・バレエ団に移籍して「国家的損失」と言わしめたほどの天才ぶりを示しました。以後、古典を極め、演劇的作品に進境を示し、コンテンポラリーで独自の境地を拓くなど幅広く活躍し、バレエ界の女王、スーパースターとして世界に君臨してきました。2011年、日本が大震災に見舞われた際には〈HOPE JAPAN〉と銘打ってパリ、東京で被災者支援のチャリティ・ガラを開催。続けて全国ツアーを行い、被災地の福島、岩手公演で「ボレロ」を踊って人々を勇気づけたことは記憶に新しいところです。
バレエ上演の歴史を塗り替えたとさえ言われる世紀のスター、シルヴィ・ギエムの舞台もいよいよカウントダウンに入りました。残り少ないこの機会に多くの皆様にご来場いただければ幸いです。
東京バレエ団創立50周年記念祝祭ガラ 公演概要
■演目・おもな出演者
「ペトルーシュカ」
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
出演:ウラジーミル・マラーホフ(ゲスト)、川島麻実子、森川茉央、東京バレエ団
「ラ・バヤデール」より "影の王国"
振付・演出:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパの原振付による)
音楽:レオン・ミンクス 編曲:ジョン・ランチベリー(マリオ・ボワ出版)
出演:上野水香、柄本 弾、東京バレエ団
「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク「セレナーデ ホ長調 Op.22」
美術・照明・衣裳:ジョン・ノイマイヤー
出演:沖香菜子、梅澤紘貴、東京バレエ団
「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:マニュエル・ルグリ(ゲスト)、吉岡美佳
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル
出演:シルヴィ・ギエム(ゲスト)、東京バレエ団
(NBS日本舞台芸術振興会より)
私の中で、シルヴィ・ギエムと聞いて思い浮かべるのは
In the Middleです!!
Sylvie Guillem in an extract from William Forsythe's "In the Middle Somewhat Elevated.
世界的なバレエダンサーとして活躍し、東日本大震災の被災者をバレエで勇気づけるための公演を開いたことでも知られるフランスのシルヴィ・ギエムさんが、来年12月に引退することを発表しました。
これは、シルヴィ・ギエムさんの日本での公演を主催している公益財団法人日本舞台芸術振興会が14日に発表しました。
それによりますと、ギエムさんは、来年12月に東京やヨーロッパ各地で予定されている公演を
最後にダンサーを引退するということです。 シルヴィ・ギエムさんは49歳。
史上最速の19歳でパリ・オペラ座バレエ団の最高位「エトワール」を務め、クラシックバレエからモダンバレエまで、優れた表現力で幅広く活躍を続けていて、「100年に1人の天才バレエダンサー」として世界に知られてきました。
初来日は16歳のときで、以来、日本で40回以上にわたって公演を行い、東日本大震災が発生した3年前は、被災地の人々をバレエで勇気づけたいと被災地の盛岡市と福島県いわき市で代表作「ボレロ」を披露しました。
ギエムさんは「2015年の終わりに踊ることを止めます。そして、日本でのさよなら公演を行う予定でおります」
という短いコメントを出しました。
(NHKニュースより)
シルヴィ・ギエム、来年12月引退。月末〈祝祭ガラ〉で特別に「ボレロ」上演!
「私は来る2015年の終わりに踊ることを止めます。そして日本でさよなら公演を行う予定でおります。現在のところ申し上げられるのはこれだけですが...」
シルヴィ・ギエム
デビュー当初より100年に一度の天才と騒がれ、その完璧な踊りと輝かしいオーラで世界中を魅了しつづけたシルヴィ・ギエムが、来年2015年に現役ダンサーとして引退する旨を上記のように表明いたしました。
ギエムは東京バレエ団創立50周年〈祝祭ガラ〉のために来日し、この8月29日、30日、31日に東京で、9月初旬に大阪・三重・富山で、彼女の代表作のひとつであるモーリス・ベジャール振付「ボレロ」を踊ります。そののちは、来年12月に東京ほかで予定されている公演をもって、日本の観客に別れを告げることになります。
「ボレロ」はギエムが東京バレエ団とともに日本全国でたびたび上演し、またテレビ放映もされて一般には彼女の代名詞のようになった作品です。その強烈な印象ゆえに一度は彼女も本作を踊ることを自ら封印しましたが、振付家ベジャールの追悼や東日本大震災復興支援など特別な機会にかぎって復活させてきました。今回、東京バレエ団の創立50周年を機に東京バレエ団と168回と最多共演している「ボレロ」を踊ることになりました。ギエムの「ボレロ」はこれが最後の機会となるかもしれません。
シルヴィ・ギエムは体操選手として12歳でオリンピック予選を通過し、パリ・オペラ座バレエ学校で研修を受けたのを契機に、バレエに転向。史上最速でパリ・オペラ座バレエ団のエトワールの座に登りつめ、後に英国ロイヤル・バレエ団に移籍して「国家的損失」と言わしめたほどの天才ぶりを示しました。以後、古典を極め、演劇的作品に進境を示し、コンテンポラリーで独自の境地を拓くなど幅広く活躍し、バレエ界の女王、スーパースターとして世界に君臨してきました。2011年、日本が大震災に見舞われた際には〈HOPE JAPAN〉と銘打ってパリ、東京で被災者支援のチャリティ・ガラを開催。続けて全国ツアーを行い、被災地の福島、岩手公演で「ボレロ」を踊って人々を勇気づけたことは記憶に新しいところです。
バレエ上演の歴史を塗り替えたとさえ言われる世紀のスター、シルヴィ・ギエムの舞台もいよいよカウントダウンに入りました。残り少ないこの機会に多くの皆様にご来場いただければ幸いです。
東京バレエ団創立50周年記念祝祭ガラ 公演概要
■演目・おもな出演者
「ペトルーシュカ」
振付:ミハイル・フォーキン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
出演:ウラジーミル・マラーホフ(ゲスト)、川島麻実子、森川茉央、東京バレエ団
「ラ・バヤデール」より "影の王国"
振付・演出:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパの原振付による)
音楽:レオン・ミンクス 編曲:ジョン・ランチベリー(マリオ・ボワ出版)
出演:上野水香、柄本 弾、東京バレエ団
「スプリング・アンド・フォール」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アントニン・ドヴォルザーク「セレナーデ ホ長調 Op.22」
美術・照明・衣裳:ジョン・ノイマイヤー
出演:沖香菜子、梅澤紘貴、東京バレエ団
「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:マニュエル・ルグリ(ゲスト)、吉岡美佳
「ボレロ」
振付:モーリス・ベジャール 音楽:モーリス・ラヴェル
出演:シルヴィ・ギエム(ゲスト)、東京バレエ団
(NBS日本舞台芸術振興会より)
私の中で、シルヴィ・ギエムと聞いて思い浮かべるのは
In the Middleです!!
Sylvie Guillem in an extract from William Forsythe's "In the Middle Somewhat Elevated.
〜SUPPADAKA公演も無事に終了致しました〜
皆様、ありがとうございました。
残念ながら、スッパダカになれる機会は訪れず・・・
生憎、スッパダカになれるバディも持ち合わせておらず・・・
ヌードは芸術か?
芸術新潮2014年8月号
http://www.gruri.jp/topics/14/07301730/
小特集 アラーキーの往生写真!!
アラーキーと言えば、数年間、行方不明につき家内捜索中の
お気に入りだったCDを買わねば。
これがまた良いのです。Winter & Winter サイコーです♪♪♪
WINTER & WINTER 花曲
Fumio Yasuda [piano, melodica, sampler];
Ernst Reijseger [violon cello]
and the European Art Orchestra: Bernd Ruf [conductor];
Ben Hudson [1st violin, leader]; Wolfgang Kussmaul,
Midori Tanaka, Dan Abitbol Tov-El, Peter Schulmeister [1st violin];
Henning Trübsbach, Uta Terjung, Pal Korbey, Natascha Murina [2nd violin];
Tetsuya Hayashi, Axel Porath, Stefanie Lauer-Schmalz [viola]; Ulrike Eikenbusch, Sebastian Foron [violon cello];
Veit Hübner [double bass]; Laima Svarlyte [harp];
Ulrich Schlumberger [accordion]; Kirsten Drope [soprano]
よーし。
また、明日からレッスンに励みたいと思います!
最近、物忘れの激しくなって来た我が頭に、再度データ送信!
初心にかえって、
改めて、バレエ用語いっときましょう〜〜
公益社団法人日本バレエ協会
バレエ用語辞典より
◎コンテンポラリーダンスの解説は以下のように
クラシック・バレエ<参照>に対し、クラシック・バレエの技法上、構成上の拘束を受けず、 自由に身体を使って表現する舞踊全般を指し、明確な定義がある訳ではない。主に19世紀後半から20世紀,,、文字通り近代に発達した舞踊。
http://www.j-b-a.or.jp/balletterm.html
みるみるバレエ用語
珍しく、写真付きで分かりやすい
が、若干、過激な色味が目にしみます
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/mii21/framepage_abc.htm




皆様、ありがとうございました。
残念ながら、スッパダカになれる機会は訪れず・・・
生憎、スッパダカになれるバディも持ち合わせておらず・・・
ヌードは芸術か?
芸術新潮2014年8月号
http://www.gruri.jp/topics/14/07301730/
小特集 アラーキーの往生写真!!
アラーキーと言えば、数年間、行方不明につき家内捜索中の
お気に入りだったCDを買わねば。
これがまた良いのです。Winter & Winter サイコーです♪♪♪
WINTER & WINTER 花曲
Fumio Yasuda [piano, melodica, sampler];
Ernst Reijseger [violon cello]
and the European Art Orchestra: Bernd Ruf [conductor];
Ben Hudson [1st violin, leader]; Wolfgang Kussmaul,
Midori Tanaka, Dan Abitbol Tov-El, Peter Schulmeister [1st violin];
Henning Trübsbach, Uta Terjung, Pal Korbey, Natascha Murina [2nd violin];
Tetsuya Hayashi, Axel Porath, Stefanie Lauer-Schmalz [viola]; Ulrike Eikenbusch, Sebastian Foron [violon cello];
Veit Hübner [double bass]; Laima Svarlyte [harp];
Ulrich Schlumberger [accordion]; Kirsten Drope [soprano]
よーし。
また、明日からレッスンに励みたいと思います!
最近、物忘れの激しくなって来た我が頭に、再度データ送信!
初心にかえって、
改めて、バレエ用語いっときましょう〜〜
公益社団法人日本バレエ協会
バレエ用語辞典より
◎コンテンポラリーダンスの解説は以下のように
クラシック・バレエ<参照>に対し、クラシック・バレエの技法上、構成上の拘束を受けず、 自由に身体を使って表現する舞踊全般を指し、明確な定義がある訳ではない。主に19世紀後半から20世紀,,、文字通り近代に発達した舞踊。
http://www.j-b-a.or.jp/balletterm.html
みるみるバレエ用語
珍しく、写真付きで分かりやすい
が、若干、過激な色味が目にしみます
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