~DanceとSakeを愛する者のメモ~
Dance studio R
異端の鬼才-ビアズリー
会期:2025年2月15日(土) ~ 5月11日(日)
JR有楽町駅を下車し
国際フォーラム方向へ
高架沿いをぶらぶら歩くこと数分
目的地は三菱一号館美術館
四角い箱かと思い込んでいたが
随分とモダンな建物に出くわす
恐る恐る中庭へ
夜は一段とステキ(ˊo̴̶̷̤ ᴗ o̴̶̷̤ˋ)です
いざ入館!
撮影可のお部屋や
18禁のお部屋もあります
ここの美術館は
迷路のようで楽しいです!
アイルランド出身の作家である
オスカー・ワイルドのサロメ
ビアズリーの
英語版サロメの挿絵が
ずらりと並ぶ景色は圧巻です
サロメは新約聖書をもとにした戯曲
絶世の美女サロメ、
王は自分に舞を見せてくれたら
どんな望みも叶えてやろうと約束する
サロメは
『7つのヴェールの舞』を披露し
片思いをしている預言者ヨハネが
自分のものとなるよう願う
サロメに想いを寄せていた王は
意地悪にも
ヨハネの首を刎ね
頭部だけをサロメに渡す
という世にも恐ろしいお話
なのだが
ビアズリーの挿絵は
生々しくなく
繊細さと余白のバランスが絶妙で
美しい
ついつい、色々と埋めたくなってしまうが
こんな構図で舞台表現もできたらいいなぁ…と
考えてしまう(´・ω・`)
モダンダンスの先駆者、ロイ・フラーを
モデルとしたアルフォンス・ミュシャの
版画『サロメ』も展示されていた
残念ながら撮影不可である
ロイ・フラー(1862-1928)は
衣装・照明での特許も持っている
フランスの舞う芸術家
西洋の舞姫と若干かぶるように現れた東洋の舞姫
かつては、金正日やピカソをも虜にし
川端康成も絶賛したという
半島の舞姫
崔承喜(チェ・スンヒ) 1911-69
日本語読みサイ・ショウキ
も忘れてはならない
ロイ・フラーもチェ・スンヒも
映画化されている
『ザ・ダンサー』
ヴォーグ
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2017_06_09
『半島の舞姫』
http://www.jmdb.ne.jp/1936/bl001330.htm
〆はハサミのフォトスポット
鬼才っぷりを満喫し
外に出るとすっかり真っ暗
数時間をここで過ごしました
足腰がガタガタプルプルです

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