~DanceとSakeを愛する者のメモ~      Dance studio R
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パラパラと捲れるページは
流れる雲のように
つぎつぎと消え去り

新たなる物語が始まる

記憶にあるのは
指先に残る
刺さるように冷たく
痛いほど透明なもの

大地が吐きだしたそれは
こぽこぽと
惜しみなく溢れ出てくる

いつまでも眺めていたい
子どもの時分には
それは美しい光景だった

早かれ遅かれやってくる
「死」 は
神が私たちに平等に与えたもの

その限りある時間の加害者は
人である

人が人を死に至らしめてみたい
と思う感情は一体どこから湧き出るのか

土方巽が子供の頃に染みたことば
として
『三つ児の魂、百までも』を
あげている

この言葉には科学的な根拠がある
脳の発達に関与する
ニューロンの数が 一歳の時
ピークを迎える

3歳頃までに形成した
性質・性格は100歳になっても
根底に変わりはない というのは
強ち間違いではないようであるが
更生し社会復帰をする可能性の否定に
繋がってしまう



死との相性が悪かった人
かさはらあつし氏の
内容がまったく掴めない題名の本
「サリンとおはぎ」をよんだ

題名通りの作品だった

帯の
【起きていることに〝なぜ?はない〟
ただそれは起こったんだ】が
ひどく印象的だったから

選んだのは
ただ、それだけ

被害者が “ただそれは起こった”
というのを見聞きし
加害者はどう思うのだろうか?

ただそれは起こった
しかし、理不尽すぎる事件が起こるたび
「なぜ?」を
知りたくなってしまうのは
本能なのか…


深い雪のしたには
種があり
太陽のあいを受けて
春には何かを咲かせる

花であって欲しいと思う
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